カテゴリ:パソコン
『生兵法は怪我の元』という言葉があります。
私の知人が、オンライン上でカードと預金をやられました。Amazonでブランド品の貴金属を利用限界まで勝手に購入され、それとキャッシングを満額銀行口座に突っ込んだところをさらに貯金と合わせて不明口座へ振り込み。もちろん計画的に品物の送付先や他人名義の口座を使用していて、足が付かないようにしています。 総額、約300万円逝ったそうです。回収は絶望的。 さて何故そのようなことになったか? 正体はワーム。トロイ系。 感染源は、違法ダウンロードしたソフトです。 元々違法ダウンロードで放流されているソフト類には、悪意のあるプログラムが頻繁に仕込まれています。しかし知人はネットで、違法ダウンロードでゲームやその他のソフトが無料で手に入れられると中途半端に知り、手を出したようです。 その中にはエロゲやDSなどのソフトも含まれていました。そして――もはや特定不能な状況でしたが、どれかを不用意に実行して、Cookieやキャッシュ情報や、また不用意にPCに記録していた銀行口座情報や通販のID類やパスワードを抜かれたようです。 この辺は情報量少ないから、数秒で転送終了しちゃうんですよね。 因果応報とか自業自得としか言いようが無いのですが(私は違法ダウンロード反対派、特にゲーム)、リアルな被害を見るとその恐ろしさを再確認させられます。被害届でどこまで支払いを減らせるか分かりませんが、それでも貯金はまず戻らないので、たかだか数千円けちっただけでかなり色々なものが水の泡。 違法ダウンロードには、例えば日本では入手できないモザイク無しのポルノや、新発売のゲームや、場合によっては同人誌・同人ゲームなども入手できます。しかし安全に歩くのは難しいです。前提として何かあると考えたほうがいいでしょう。 知人はすごいへこみようでした。しかし自滅同然なので枕を殴って発散するしか無いでしょう。 もしこの記事を見ている方にファイル交換ソフトを使用している方がいらっしゃるなら、悪いことは言わないので是非おやめになってくださいな。
[パソコン] カテゴリの最新記事
|
|