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かかづのばかもやすみやすみ

2012年01月15日
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 ライトノベル、というより小説での鉄則というものはやはりあって、その中に『同じ表現は最低でも一冊中では二度と使わない』というのがあります。
 これを教えてくれたのは『ハイスピード・ジェシー』などの斉藤英一朗先生や『エリアル』などの笹本祐一先生、あるいは『あそびにいくヨ!』の神野オキナ先生の編集をしていた大喜戸千文編集さんなどの直言です。

 例えば、多数読まれていると思われるものの中で悪い例をあえて出しますが、鎌池和馬先生がそう。『とある魔術の禁書目録』の15巻辺りからと『ヘヴィーオブジェクト』、つまりこの最近の鎌池先生の本では、『起爆』と『拘泥』という単語がやたらと使われています。

 日本語は世界でも類を見ないほど表現の幅が広い言語だそうで、英語のように『慣用句』を用いて『意訳』に頼らずとも、文章で大抵のことが表現出来る『仕様』だそうです。まあ文字にしてもアルファベット26文字に比べ『ひらがなだけで』50音というのは多いもので、厳格な文章を必要とするルールブックやカードゲームの表記文章は逆に苦手。政治屋連中が意味不明の答弁を延々続けられるのは、このような表現の幅の多さにおおむね依存しています。

 ゆえに、小説では一冊中に同じ表現を使用するのは御法度。『拘泥』だって『こだわる』『固執』『しつこく』とかわりといくらでも表現のしようはあるので、ぶっちゃけ作家志望の奴はまず広辞苑を読め。手垢で真っ黒になるぐらい読め。

 デビューしてからならこの辺のことは校正さんがチェックしてくれますが、それもあくまで『省力化』であって、やはり基本が無いとどうにもなりません。基礎工事より大きな建物は建てられないわけです。

 文芸を目指すなら、『愛読書:広辞苑』と書けるぐらい読み込んでも損はないはずです。いいよ、広辞苑。面白いよ。



2012/01/16 19:00
 人名誤植を指摘されたので修正しました。





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最終更新日  2012年01月16日 19時00分56秒
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