かかづのばかもやすみやすみ

　MMOに限らず、という風に世間ではなってしまいましたが、ソーシャルゲームも含めて多人数型オンラインゲームはRMTこと『リアルマネートレード』という問題を抱え込んでいます。
　ちなみにRMTとは、文字通り入手が厳しいレアアイテムなんかを現実の現金で取引する行為で、非マナー行為であるし詐欺も横行し、ゲームの寿命を著しく縮める案件でもあります。
　ちなみに、ずっこけたFF14で中国のサーバーを切り離したのは、文字通りの人海戦術で大量のRMT行為を行う集団が現れたためで（サーバーを移動してのアイテム譲渡は大半のゲームでは不可能）、隔離したら隔離したで観光ビザか何かで日本に入国し、どこかの安アパートに何十人（十何人ではない）も詰め込んでゲームをやらせ、自国に外貨を持ち帰らせるという商売が――実は成立しています。ゲームをやるのに就労ビザは必要ないですからね。

　なお、誠に遺憾ながら生活保護を受給している大陸系外国人の中にそのような商売の拠点を提供している人はやはり少なからず存在し、書類上無収入のまま我が国の福祉を貪っているのが現状です。見返りは現金じゃなくて電子マネーらしいですよ。さすがに電子マネーは役所も把握出来ないですからね。

　で、この動画をごらんください。

動画はこちら

　専門用語は分からないものばかりだと思いますが、今回のセガの対応は、『規制を主軸としたユーザ権限の縮小』で、実はアニメやマンガなんかの規制とまったく同じ考え方なんですよね。つまり管理する気が無い。
　まあ、運営が何かしくじってバランスがおかしくなっているのも含め、例えばRMTをやっている連中って言うのは市場原理や相場とかの『経済行為』に立脚しているんで、運営側が管理者権限というすさまじいまでのアドバンテージを積極的に利用して、ゲーム内マネーの経済戦争を仕掛けて叩きつぶすぐらいやらないとダメ。規制してユーザーの権限を縮小するっていうのは結局過去に利益を上げた人が勝ち逃げするんで、善良なユーザーだけが損をすることになります。

　アニメやゲームの『管理』って、結局そういう労力をかけてくれないと、業界しぼんじゃうんですよね。

　ゲームバランスを取ると言う意味では、MMOはかなり高いハードルがあります。しかしMMOを長く楽しく、かつ利益が上がるように運営するなら、その辺は避けて通らず場慣れするぐらい実践して戦闘経験値を徹底的に貯めるしかありません。せめてデイトレーダー並みの力量が無いとアカンとは思います。