かかづのばかもやすみやすみ

[マンガ／アニメ] カテゴリの記事

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• 化物語Blu-ray

  　化物語のBlu-rayを拝見させていただきました。　メチャクチャ絵が奇麗で「なるほどBlu-rayが売れるわけだ」と感心することしきり。　ただしおまけのオーディオコメンタリー。　台無しだ色々と！！　登場人物が持ち回りでコメンタリーを担当するんですけど、黒い、黒いよバサ姉。　なんかリアルにエヴァ破の話とかTV版零号機はオレンジのほうが良かったとか視聴者置いてきぼりだよ！　シャフトというか新房監督ピーキーすぎだよ！　新房監督がシャフトでものを作るとかなりの高確率でとんでもないことになるのですが、本当のところよく発売できたものです。つばさキャットのネット公開もメチャクチャギリギリだったし。　絶望先生もいいかげんすごかったのですが、コンスタントにヒットを飛ばせるのはこういうギリギリデッドボール（デッドボールなのでアウトではない）というところを攻めているからだと思います。　自分も見習いたいですね、ギリギリデッドボールなところは特に。

  2010年08月23日

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• 学園黙示録は

  　アニメ版『学園黙示録』の5話をさきほどAT-Xで拝見しました。　1クールや2クールじゃ終わらないなぁ。　まあ原作のほうもまったくもって途中なので今更ではあるのですが、ただ黒田洋介さんが絡んでいるので神がかったエンディングを用意してくれる可能性はあります。クリフハンガー方式はかなり覚悟しなければならないですが。　5話も無駄にパンツでした。H.S.O.D.の世界ではスカートに万有引力は適用されないのだと思われます。そして次回は風呂。　民放ではすさまじい湯気と閃光になる予感がします。でも観るけどね！！

  2010年08月02日

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• 角川爆死

  　角川がなんか24億円の赤字だそうです。　「オタクの財布は無限にある」と勘違いしていたのが原因じゃないかと。『エンドレスエイト』でハルヒというがっぽり稼げるコンテンツを自社で潰しましたし。　他の角川コンテンツもかなり奮わずの状態の模様。同人作家を脅迫したような話が流れていますが、何より「儲け話を生み出す」というのが出来なくなっているようです。　消費者もバカじゃないので、あこぎなことをやれば人も離れてゆきます。自分の足下きっちり見られないと、今後角川はグループ『傘下』と思われている電撃とかの『角川の名前が無いところ』に主流を持ってゆかれるかもしれませんね。　ただ角川の人ってとにかく態度Lですけど。

  2010年07月30日

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• 学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD

  　『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』。原作：佐藤大輔センセのゾンビものマンガ。エロと乳とパンツ多め。アニメ化され放送中。　ニコニコ動画でならまだ1話から見られるので、ぜひ見てほしいです。自分はAT-Xで観てます。　エロとおっぱいとパンツとかでオタク心をわしづかみな構造をしているのですが、ゾンビ（劇中では＜奴ら＞）からの脱出やPMCで射撃訓練を受けたという設定の平野コータというキャラの射撃描写が的確さとか、いろいろとリアルです。　ちなみに自分は『射的』なら38口径と45口径ともに20フィートで15センチのグルーピング出来ましたが、『射撃』はまったく別物。サバゲーは弱かったので同じ状況になったら充分な銃器があっても生存は難しいでしょう。　世界が＜奴ら＞で満たされるときは、ぜひ無限ロケランが欲しいところです。これでタイラントも一撃です。　しかし今年の夏アニメはエロいのばっかだなー。

  2010年07月21日

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• ヤマトとダイ・ハードの

  　自分は宇宙戦艦ヤマトのファンです。　同時に映画ファンでもあります。　煮詰まったりヒマになると映画を観るのは自分の習いですが、ヤマトシリーズとダイ・ハードシリーズを見比べて妙なシンクロニシティを感じました。１．ヤマト１とダイ・ハード１　ガミラス＝壊滅したが後にデスラー総統以下数名生存。　ナカトミビル襲撃一味＝ほぼ殲滅されたがジョン・マクレーンの手にかからなかった数名が生存。２．さらばとダイ・ハード２　白色彗星帝国＝殲滅　テロリスト＝殲滅３．ヤマト３とダイ・ハード３　ボラー連邦＝大ダメージなるも連邦そのものは生存　テロリスト＝傭兵部隊のほとんどが逮捕生存４．永遠にとダイ・ハード４　暗黒星団帝国＝暗黒銀河ごと殲滅　テロリスト＝殲滅ついでに合衆国首都警防用のF-35も撃墜　うろ覚えの部分もありますが、ジョン・マクレーン刑事の殲滅力はすごいです。ヤマトも惑星国家ごとぶっ潰してますが……。　ちなみにダイ・ハード２でロバート・パトリック（T2のT-1000役の人）をマクレーン刑事は射殺しています。さすがマクレーン刑事、やることにそつがない。　次は完結編でディンギル帝国が相手になるのですが、デスラーがおいしいトコ取っていったのでダイ・ハード５では、３に出てきたサミュエル・L・ジャクソンがニック・フューリー長官に就任して帰ってくると思います。アベンジャーズネタが分かるひとしか分からない話ですいません。

  2010年07月18日

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• マイリス100

  ■【MAD】エヴァで“ぶっ生き返す!!”（ニコニコ動画）　結構がんばって作ったムービーがマイリス100を超えました。　パトリック・コーラサワーを無理矢理追悼した時以来です。ネタものでもうすぐマイリス100行きそうなものがあるのですが、それより先に三桁に行けて幸いです。　また何か作ろうかな。

  2010年07月13日

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• 今日は角川の株主総会だったそうな

  ■角川GDH株主総会でエンドレスエイトにツッコミ　ハルヒBDの話も出たらしいけど、EEについてツッコミが入ったそうな。　そのレスポンスも辛辣なものが多い状況。　そしてEEは「消失映画化」のために召し上げたことも判明したらしい。　信者がいつまでも買い支えてくれると思ったら大間違いなんだけどねぇ……。

  2010年06月26日

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• 深刻な

  　お久しぶりです。またちょこちょこ書いてゆこうと思います。　今期始まったアニメは結構ありますが、現状では『けいおん!!』が23馬身ほど先行してぶっちぎりに見えます。話題の『Angel Beats!』は製作スタッフに付帯している信者パワーでなんとか売っていますが、どうしてこうKeyが絡むとアンチと擁護のたたき合いになるのか小一時間ほど問い詰めたい感じです。　仲良く見ればいいじゃん。　前期や前々期は、『ガンダム00』や、まあ現在も放映中の『鋼の錬金術師』とか結構盛り上がっていたのですが、今期はその勢いがありません。理由は――シンプルに言えば深刻なコンテンツ不足だと思います。　例えば漫画雑誌。まあ大量にコンテンツのあるジャンプとかは置いておいて、月刊ペースの萌え系（電撃大王とか）をちょっと検証してみてください。果たして、アニメ化されていないマンガがどれだけあるか。すでに数えるほどしか無いと思います。動画にしてペイ出来そうなものは、すでにアニメ化されているか権利関係が複雑そうなものしかありません。　電撃は特に今が旬の『とある魔術の禁書目録』をガンガンに身売りしており、自社コンテンツにしにくい状況。　そのガンガンもほとんどコンテンツをメディアミックスしてしまい、ハガレンの再アニメ化以外はもっと深刻にコンテンツを使い潰しています。　以前は『監督の独自解釈』のような、例えば『ゲッターロボ』シリーズとかあるいは『ジャイアントロボ』のような、大胆な切り口でリメイクしていた作品もありました。しかし深夜枠の東京単独のようなものの場合、予算が少なすぎてあまり大胆なことは難しいです。今のアニメ業界の多くは、『原作』→『（原作が小説なら）コミック化』→『（原作に近しいか勘違いした）アニメ化』→『終息』という悪いスパイラルで回っているように見受けられます。　まあ、現場のほうからすると悲鳴が上がりっぱなしなのは分かるのですが。手塚治虫大先生がものすごい低価格でアニメの制作を請け負った時から、アニメに掛けるお金の相場はものすごい低調なので（同じ事はマンガにも言える。手塚先生は「安くていいよ」とおっしゃったそうだが、手塚先生は恐ろしいほどの生産力があった）。　でも、アニメというのは情報量が多いのであっという間にエピソードを消費します。先ほど例に出した『とある魔術の禁書目録』は、3年分ぐらいかけて書いたエピソードを2クールですから半年で消費しました。やっとこ動き始めた『涼宮ハルヒの憂鬱』も、何年もかけたエピソードを、無理矢理伸張しても半年＋劇場版で消費しています。こんなサイクルでコンテンツを消費していったら、あっという間に絞り尽くしてしまいます。　そして多くの場合、「じゃあやりなおしで」と再びアニメ化されることはありません。ハガレンは本当に希有な例でしょう（ゴゴゴ（午後5時枠）をスクエニがスポンサーとしてキープしているという理由はあるでしょうが）。　悪いスパイラルは業界に不健康をもたらし、その埋め合わせのために次々とコンテンツを消費し続けています。本来予算と時間とスタッフをかけて育てる前に、焦って収穫する。結果として現状のぱっとしないオタク業界になっており、悪循環をどこかで断ち切らないと、どこのコンテンツでもドラゴンボールの『悪癖（延長とか無理矢理なオリジナルエピソードとか）』が出てくる状況になっています。まともに見えるのは、『なのは』や『ヱヴァ』のような『再生産』ばかりです。　せっかく大御所サンライズが、クリフハンガー方式（ｘクール放映してｙクール休んでからｚクール放映する。ガンダム00とコードギアスが相当する）という荒技で方向を示してくれたのですから、腰の座った制作をしていただけたら、と思います。いいものを作ればファンはきっちりついてきますしDVDやグッズも売れて作品の寿命が延びることは証明されているわけですから。　ただし完全版商法はかんべんな。

  2010年06月01日

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• おどろいた

  　というわけで、『涼宮ハルヒの消失』を観劇してまいりました。　オレ、今日から『長門×キョン』派になるワ。　細かいことを言わなければ、まれに見る良作。演出とか隅々まで行き渡っていて、これっぽちの期間で作ったとは思えないほどのクオリティです。　特にサウンド。劇場のサラウンドシステムで表現された音の演出はかなりのものですし、台詞やナレーションで表現せずに作画（つまりキャラクターの表情）で心理描写を行ったりと、予想外の出来でした。　ただし以下の2点に注意。・TV（orDVD）ハルヒを全て観ていること。・『消失』以降の原作も読んでいること。　あきらかにこの2点は押さえていないと、内包した全てのネタが分かりません。またかなり重要な伏線を残したままなので、今後の展開が気になるところです。　劇場クオリティなので映像はほぼ完璧でした。私がアニメをこれほど手放しでほめるのは、しばらくぶりかもしれません。　ぜひ劇場で観て下さい。

  2010年02月06日

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• 劇場版ハルヒ

  　さっき『涼宮ハルヒの消失』を観に札幌ユナイテッドシネマに来ましたが、なんか今現在席余りまくりです。　混雑を予想して1時間前に来たんですけど。　とりあえず観劇したらまた記事を書きます。

  2010年02月06日

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• 今週末はハルヒの映画か

  　アニメの『涼宮ハルヒの憂鬱』は、山本さんが居た頃は好きでした。　その後『エンドレスエイト事件』とかで私の評価を大幅に下げ、現実にDVDの売り上げが担当者の首が飛ぶレベルで落ち込んだのはご存じかと思います。　劇場映画になって喜んだファンは多いのですが、その結果を見通していない人が多いのもわりとびっくりしています。TVでの3期が絶望的なことに。　サブストーリーを劇場映画にするならともかく、『消失』は原作でもかなり重要な本編です。この物語を知らず続きを読むのが苦しいほど重要なエピソードです。それをTV放映しなかったということは、つまるところTV商材のルートを外れたということになります。　アニメから入った人たちは、分かっているのでしょうか。角川の下手な商法が、自分の好きな作品の未来を潰していることに。　タダ券をもらったので一応観劇しますが、今後TVでハルヒを楽しむことはないでしょう。だって重要な中間エピソードが抜けているわけですから、オリジナルストーリーでも組まなきゃ続きが出来ません。そしてそんなものは、ファンは望んでいません。　目先の利益のために、角川は大きなミスをしたと思います。こういうのは後から悔やんでもしょうがないんですけどね。熱心なファンの方と話をするときは、いつも「TV3期がなくなってご愁傷様でした」と言うのですが、怒るより先に「その発想は無かった！」と反応する人が多いです。　まあ、『消失』はちゃんと劇場放映されるので、ちゃんと最後を看取ろうかと思います。　『けいおん！』顔はあまり好きじゃないんですけどね（苦笑

  2010年02月01日

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• ヱヴァ：破の発売日を考える

  　この記事は妄想夢想完全フィクションである。　『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破』のDVDリリース情報が数週間前流れましたが、その後予定らしいものは何も情報が入ってきません。一説には劇場公開版から直す部分が多くて予定が立っていないともありますが、ヱヴァのDVDについてはすでに『序』で『1.01』と『1.11』というリリース形態を取ったので、『手直し1稿と2稿』というようにリリースすることも、まあオタクには不評でしょうが出来ないこともないと思います。　もっとも、買う方からするとたまったものではありませんが。　さて、ここで角川の台所事情を想像してみましょう。　角川は2009年、エヴァとハルヒでDVD市場はかなり稼げました。ハルヒのエンドレスエイト事件で初動60％減という大失態はありましたが、それでも十分オタクからかっぱいでいると思います。　2010年には『ヱヴァ破』と『涼宮ハルヒの消失（劇場版）』という大きなガジェットがあるのですが、その前にダークホースとも言うべき『サマーウォーズ』のDVD＆Blu-rayが3月末にあります。　サマーウォーズは劇場公開で好評を博し、初動でDVDとBlu-rayで3万本以上見込まれているらしいです。なんといってもレンタルDVDのオーダーがすごいとか。ちなみにこの数はガンダム並みです。　ところが、ヱヴァ破を観劇に行った方はよくご存じだと思いますが、サマーウォーズはヱヴァ破の後に公開されました。つまりリリース順番では、時期からすれば本来ヱヴァのほうが先のはずです。　ところがサマーウォーズは手直しの必要が無いほど映像の完成度があり、文句なく即応可能な状態です。そして角川は、決算の都合を考えると2010年4月以降に『サマーウォーズ』『ヱヴァ破』『消失』という大型ガジェット3連発（ヱヴァ破がさらに2.01→2.11という売り方をすれば4連発）という過剰売り上げを出すのは、税務的にリスクが高すぎます。　サマーウォーズを急いだのは、ハルヒのDVD売り上げが激減した2009年期の穴埋めという邪推もできます。幸いにして完成度に問題が無かったので。　じゃあヱヴァ破はいつ出るのか？　消失の後というのは、消失の上映期間のこともあるので現実的ではありません。となると、後からヱヴァ2.11という売り方も視野に入れて、なるべく早いほうがいいです。また2010年度初っぱなに、部所としては2010年度の売り上げノルマのマージンを稼ぎたいところなので、消費者のお財布が期待できる4月の給料日後の週末（4/23or4/26）か、GW直前あたりが濃厚だと思います。　ちなみに『ヱヴァQ』の上映スケジュールも鑑みれば、その辺に出しておかないとQへの影響も出ます。だって続き物の中間が分からないと、観に行きにくいですし、前売り券は売りたいですし。　『消失』はその後、消費者のお財布が回復したあたりで、なおかつヱヴァQの前売り券販売に影響の出ない時期にリリース（推定、夏）ではないかと。　ちなみに『消失』ですが、先行販売はTV本編のBlu-rayBOXと抱き合わせ販売じゃないかと思います。そうでもしないとあちこち回収できないので。単品はその後かな。　角川の商売に関して、個人的にすっかり信用がなくなっているのを、上記文面に感じます。2009年がひどかったので。　4月なりGW前なりに発売するにも、結局は庵野秀明率いるスタジオカラー次第という部分が大きいです。角川としいては新入社員が入った時にがばっと稼ぎたいところでしょうが、果たしてそのもくろみは成功するのか？　個人的には失敗して、いきなり話題にも無かったハルヒ本編のDVD-BOXかBlu-rayBOXの販売が持ち上がってきそうな気がします。いずれにせよヱヴァ破を待っている人には訃報ですけどね。　この予想が当たったら、それはそれでヤだなぁ……。

  2010年01月20日

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• 現在最新の1stガンダム

  　アンチも多いので記事にするのがちょっと不安ですが、これ。■安室奈美恵 Defend Love（PV）　『1stガンダム』としてはまさに最新の映像です。　以前、噂レベルで「ガンダム35周年記念は安彦版ORIGINのアニメ化」なんて話をしましたが、今現在の技術でRX-78-2とエルメスを動かすとこんな感じなんですねぇ。線が少なくて（決して楽ではないででしょうが）作画しやすそうです。それにずばずば動くし。　それにアムロも一言二言しか台詞ありませんでしたが、昔のアムロっぽい声になってます。こういう人を本当の『声優』というんでしょうねぇ。　Ｚも今現在の技術で作り直されているわけですし、かなり観てみたいです。ただ安室奈美恵さんは抜きでいいです。　さて、製作開始するとしても、どれだけ声優さん集まれるだろう。

  2010年01月04日

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• 海外でのガンダム

  　今年お台場のガンダムを拝見してきました。　そこで宗教や人種を越えたオタクに囲まれ「うわ世界やべぇ！」とか思ったものですが、最近気になって調べてみたら、少なくともアメリカでは1stガンダムって最後まで放送されていないとか。　放送された最初のガンダムは、『Ｗ』だそうです。もちろん女性ファンをがっちり握ってしまったわけですが、その次は『Ｇ』なので、メリケン人にとってガンダムはリアルロボットじゃないみたいです。　つまり富野ガンダムをほとんど知らないという現状。　一年戦争時代の映像はずいぶん輸出されているみたいですが、1stは映像的にＷより古いので、映像的に見劣りするというのもあるのでしょう。　安彦版ORIGINが海外頒布の含みがあったそうですが、海外でのガンダムブランドの確立という意味では、先日ソースレスですが再映像化の情報というのは今後海外でも30年以上戦うという意味であり得る話でしょう。海外でのANIMEブランドは、東洋の錬金術でもあるわけですし。　まあ現在なら、トランスフォーマーのマイケル・ベイ監督に映像化をお願いしたいですかねー。キャスティングを想像するとちょっと面白いですが。　ところで実写版エヴァはどうなったんでしょう。

  2009年12月04日

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• Blu-rayにしてほしいタイトル～宇宙戦艦ヤマトシリーズ～

  　先日『劇場版銀河鉄道999』がデジタルリマスターの上でBlu-ray化されました。　私はたいして画質にこだわるほうではないと思っていたのですが、40インチ以上のプラズマTVで観たときはちょっと胸にくるものがありました。　しかしまことに残念ながら、売り上げとしてはかなりダメだったみたいです。　いや、ほんとうにすごい作画でしたよ？　多分Wikiあたりに書いていると思いますが、シネスコサイズにするため特注セルに手でトレスしたとかの密度。ハイビジョンモニターに耐えられる画質が旧世紀に存在します。　これを観てヤマトシリーズもBlu-rayにしてほしいと思ったのですが（後半の劇場版はアナログ作画でもすごい密度でしたし）、やはり音声とSEに問題が少々残ります。　それ以前に、売り上げ的に忌避されそう。999がさんざんだったという理由で。999のアルカディア号とかめっちゃかっこよかったのですが。CG艦隊に比べると迫力が違います。　999の密度でアップコンバートしてくれるなら、きっと買う。　でも、もうあんなアナログ作画を大量に出来る人いないんだろうなぁ。

  2009年11月25日

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• ガンダム35周年企画の噂

  　この話はソースレスです。間違っても創通などに電凸しないでください。　『自称創通関係者』が『リーク』したところによると、ガンダム35周年企画で、１ｓｔガンダムのリメイクが発案ではなく『検討』されているそうです。　ちなみに内容は安彦版ORIGINに準拠とのこと。ガンダムエース誌ではア・バオア・クー編に突入するので、時期的には完結してからということですが、何より重要視されているのは『可能な限りオリジナルの声優を起用すること』とか。　アムロ役の古谷さんを始め、１ｓｔガンダムのメンバーはもうかなりのご高齢です。特に演説上手のギレン総帥あたりは別の声優さんは厳しいでしょう。　富野監督はもちろん筆頭監督候補なのですが、かなり嫌がっているそうです。ゼータのリメイクの時も難色を示していたのはかなり知られた話らしいですが。　30周年でお台場原寸ガンダムをやったことを考えれば、TVメディアに回帰するのも悪くない気がします。というより、やるならオリジナル声優さんができるだけ現役のうちにお願いしたいです。SEも旧版で。

  2009年11月23日

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• 宇宙戦艦ヤマト復活編

  　もうほとんど秒読みになった『宇宙戦艦ヤマト～復活編～』。　私の青春そのものなので超観に行く前提なのですが、プロモーション映像がCR宇宙戦艦ヤマト２よりショボイのでどうもという感じです。　ヤマトシリーズは大人の都合でかなりイロイロあったのですが、新世紀になってまとぞろいまさら再三ｘ度目の出撃で、オリジナル声優さんもかなりお亡くなりになられているので、正直別物と考えたほうがいいでしょう。また古式ゆかしい松本メカでもないので、ヴィジュアル面ではヤマトらしくなくなり、効果音も過去のものとはまったく別物。　何よりヤマトがCGという、あのダイナミックな嘘パースの無い仕様なので諸々不安要素満載です。　最近のアニメ業界はダイナミックにメカを描ける人が少なくなってしまったため、やむを得ないとは思うのですが、懐古主義と言われても味のある手書きを期待してしまいます。まあ思いっきり懐古主義ですが。　ちなみに今回の敵は直径三キロメートルだそうですが、かつて惑星アクエリアスを阻止したヤマトにとってはカスみたいなものでしょう。完結編のウルク要塞で二〇キロメートルありましたし。　まあ観に行くんだけどね。　ちなみにCR版もSEが違うのですが、オリジナルSEに差し替えたかたがいらっしゃいました。比較してみてください。■CR宇宙戦艦ヤマト２■CR宇宙戦艦ヤマト２（オリジナルSE版）　こんだけ違います。

  2009年11月22日

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• 販売数4割減

  ■角川書店「エンドレスエイトDVD　売れてほしいなあ…」（今日もやられゆく）　そろそろ話題にしてもいいと思って記事投稿。　『DVD』『エンドレスエイト』あたりで検索すると他の記事ソースも見つかると思いますが、ハルヒのDVD『エンドレスエイト』収録分が『笹の葉ラプソティ』から販売本数が4割減少したという話です。　それでも15000本ぐらい初動で出ているので、ガンダムの半分は売れていると見れば数的にはたいしたものですが、4割も減少したら販売としてはかなりヤバイです。　俗に言う角川商法は、ユーザーに対してかなり不誠実な状況だと思います。信者と呼ばれる人からすると私はアンチという種族のようなのですが、殿様商売のツケは数字にすれば明らかですし、ユーザーはそんなにバカじゃないと私は思っています。　角川はその辺しっかり把握しておかないと、今後『消失』が映画化しても大コケするかもしれません。それでなくても今失った評判は諸々にめいっぱい自分に跳ね返ってくるんですけどね。　ユーザーの財布をスッカラカンにしたあと、残るのは不評だけになったらいろいろと最悪です。

  2009年11月21日

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• アニメ・クイーンズブレイド

  　『クイーンズブレイド～王家を継ぐ者～』が、一応セカンドシーズンでいいのかな？　スカパーで9話まで放送中です。　これの一気見は無理だ！　AT-Xなのであちこちモロ見えなのはいいですが（そもそもアニメの主旨がそこにあるとも言う）、内容があまりにアレでナニな状態。OPもEDもかなり壊れていて、これは一気見大好きな私でもかなり困ります。　スタッフロールを見ると結構見た名前の人が居るのですが……これは確信犯ですねぇ。　少なくともこのアニメをモニターに出しているところは親類縁者に見られたくないというものです。そこがいいという意見も分かりますが。というかどういうプレイなんでしょう、それ。　原作ゲームの絵がどんどんエスカレートしているからなぁ……。

  2009年11月19日

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• 心の壁

  　『心の壁』と聞くと前はＡＴフィールドが真っ先に思いついたものですが、最近は『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』を思い浮かべます。　いろいろとゴッドです。　谷口の扱いがすごい良いので微妙です。

  2009年10月25日

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• はっはっはっは、会いたかったよヤマトの諸君

  ■デスラーグラス　記事を見てすんなり分かるひとはもうオッサンです。　ちなみにこのデザインはガミラス星ですので本来はガミラスグラスというべきかもしれませんが、デスラー総統の元ではなんでも頭に「デスラー」と付けるのが習いなので、この命名は正しいです。たとえば「デスラー機雷」「デスラー戦法」とか。　ちなみに1デスラー紙幣は多分日本円にして110円ぐらいでしょう。　めちゃくちゃ欲しいです。オーダーしようかな。

  2009年10月23日

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• ハルヒシリーズのいびつな展開理由

  　この話はソースレスです。私の妄想妄言のたぐいといってもいいでしょう。　『涼宮ハルヒの憂鬱』は、角川スニーカー文庫から販売されています。帯には『シリーズ累計500万部』の文字がでかでかとあり、たしかに滅茶苦茶なヒット商品と言えます。　しかし、他の角川スニーカー文庫はどうでしょうか？　角川スニーカーのラインナップには『ガンダム』というビッグタイトルがあります。そのほか数多くのアニメがノベライズされています。　しかし、ノベルからアニメになったタイトルが、今現在見あたりません。ハルヒ以外。　もちろん、『ノベライズ』というのは受動的なものであり、そこから再アニメ化されるようなものではありません。そこは一種のデッドエンドです。　例えば富士見ファンタジア文庫や電撃文庫では、半年ごとに数タイトル堅実にアニメ化されています。これは原作者にとって末広がりの状況であり、もちろん収入にも影響します。それは契約作家を増やすことにもなりますし、新しい才能も増えやすいでしょう。　ちなみに富士見も電撃も今となっては角川グループですが、だからといって角川書房にお金が入るわけではありません。つまり、角川書房は『ハルヒを手放すと今は戦えるガジェットが無い』んですよね。　例えば大型書店に行くと、角川スニーカー文庫の取り扱いの少なさを実感出来ると思います。とらのあなとかのオタクショップでもいいでしょう。コンプティークやNEWTYPEなどの雑誌展開は角川が圧勝していますが、三年五年のスパンで考えると、『ハルヒ』『エヴァ』『ガンダム』の広告媒体として機能していた角川系雑誌類が、ネタがなくなって自社コンテンツでまかなえない状況にもなりえます。アニメ誌は今回の『劇場版涼宮ハルヒの消失』のお陰で半年ぐらいネタが持ちますが、エヴァもしばらく制作が続き、次のガンダム『ユニコーン』もある意味単発。ガンダムＡにメインコンテンツを構える必要もあり、NEWTYPEにばかり振るわけにもいけません。　『消失』は、角川書房が新しいガジェットを入手するまでの引き延ばし、という考え方も出来ます。業績に思いっきり跳ね返ってくるので。　『ハルヒ』は『角川書房』が抱える、唯一の小説コンテンツと言えます。ゲーム、画集、そのほか様々な商品が出ていますが、売り尽くすと次がありません。そして次のメガヒットが出る様子もない。となれば盛り上げるだけ盛り上げて引き延ばすだけ引き延ばしにかかってくるでしょう。なりふり構わず。　商売ですから消費者にお金を吐き出させるようにビジネスを組み上げるのは当然とは思いますが、ちゃんと後進育成をしないとソニーのPS3みたいにあと10年は任天堂の天下だろうという状況にもなりかねません。　こういう時こそ、ファンに対して誠実じゃないといけないと思うのですが、角川の『完全版商法』はまだまだ続いて行きそうな気配が満々です。オタクは無限に財布をゆるめ続けると思っていたら大間違いなのですが。

  2009年10月19日

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• 若い人に

  ■板野サーカス（ニコニコ動画）　アニメ業界には板野一郎という偉大な作画キ○ガイがおりまして。　この動画はすべてその板野さんが手がけたわけではありませんが、その魂を受け継いでいる偉大な人（主に同種の作画キ○ガイ）さんたちの集大成みたいなものです。　最近はCGでさくっと大量生産できますが、そんな時代のものは少ないです。つまり手書きなのですが、今見返しても恐ろしい作画量です。　私がメカものアニメにはまったのは、やはりこの「ミサイル」の影響が強いでしょう。見ていて快感だったので。

  2009年10月13日

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• 涼宮ハルヒの税金

  　オカタイ話じゃないです。　『涼宮ハルヒの憂鬱』は、まあラノベ史上抜群の売り上げを上げて、角川にもそうですが作者の谷川流さんにも相当数の印税やロイヤリティが入っています。　ところで個人の税金なのですが、印税収入というのは会社員のように源泉徴収という過程を経るわけではないので、確定申告で儲けた分の半分ほど『翌年』の税金になります。例えば元野球選手の新庄さんは、年俸が500万円から3千万円に上がったときにいきなり1500万円の外車を購入し、翌年その税金1500万円の支払いに四苦八苦したということがありました。　ハルヒの作者である谷川さんにも同じ事が言えて、ブレイクした時の収入が文字通り『ごっそり』という金額になると、翌年まとまった収入が無いと破産しかねない状況になります。　本当なら翌年も売れた勢いで続編――タイミングとしては『驚愕』を出版すべきところですが、誰の意図かわかりませんが引き延ばしに近い活動休止をしました。ただしアニメのブレイクとそのロイヤリティで十分な収入があったので生活には困らなかったと思います。逆に言うなら『税金が問題になるぐらい売れすぎた』という状態であったと個人的には思います。アニメの再放送＋追加エピソードというスタイルも、収入のコントロールがしやすい状況であったでしょう　お金の仕組みをちょっとかじった個人としては、収入のコントロールという意味でなら谷川さんが執筆を休止したのは理解できます。しかし『角川の引き延ばし商法』につきあうつもりは毛頭ありません。収入コントロールは販社である角川のほうがコントロールが効くので、読者やファンにストレスを与えないコントロール方法もあったはずです。　谷川さんに非がないということは、無いとは思います。しかし現状、ファンの最大の敵は角川だと思います。そりゃあドル箱であるハルヒシリーズの寿命は、角川にとって長い方がいいでしょう。しかしジャンプ並みの作家飼い殺しをすることは――その作家のファンにとって苦痛です。楽しんでいる人間にとってはなおさら。資本主義に理解を示すことと、ファンまでも飼い殺すようなマネはやめて欲しいところです。　先だって『驚愕』の執筆情報などが入り、2009年の税金に対する対応は2010年の『驚愕』で行うと思われます。そこに劇場『消失』が瞬間的に入り、『驚愕』をおおむね売ったところで2011年に三期ＴＶシリーズがあるかどうか、というところではないでしょうか。その後は右肩下がりでトーンダウンしてゆくまで引っ張ると思います。角川としては次のメガヒットを待つという意味で。　ただ、上に書いたことは『谷川さんがハルヒで使い潰される流れ』なので、作家もファンも摩滅してゆく角川以外にはきっつい展開なんですけどね。

  2009年10月10日

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• 涼宮ハルヒの消失は劇場版

  ■消失を劇場アニメ化 10年公開　ｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!!!　予想通り過ぎて笑えない。角川はどこまでオタクからボるつもりなのでしょうか。私はそこまで付き合い良くないので、きっとDVD100円レンタルだと思います。　エンドレスエイトでバカやったと思えばこのていたらく。消失の後は、大きくは『陰謀』と『分裂』『驚愕』のエピソードしか無いのですが……それにしてもひどいモンです。ゲームもひどい出来でしたし。　個人的にはどん引きです。

  2009年10月09日

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• あるぇ～？

  　同人誌の執筆資料に、スカパーアニメ版『うみねこのなく頃に』を観ているのですが、こんなんだったっけ？　と思うことしきり。　『うみねこ』原作はたぶんやっと折り返し地点で、完結すんのは２～３年先。なのでアニメスタッフはうみねこの結末を『正確には』知らないと思います。結局原作の情報が出そろわないと伏線などもきっちり張れないので。　んで、企画自体はうみねこ２か３ぐらいのとき。となると先行き不明状態でどのようなものを作るのか、という話になります。　いや、ファンタジーならけっこうどうでもいいけど。しかしたぶん違うでしょう。　いろいろとシビアでタイトな作品なので、取り扱いには注意してほしいです。アニメスタッフの方々には。まあ面白いは面白いですが。

  2009年09月19日

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• 涼宮ハルヒの安いパロディ

  　えーと、『溜息』の最終話見ました。　「よっこいしょういち」が今回のパロディでしょうか。京アニは『らき☆すた』でも同じネタやっていましたが、そういう天丼は個人的にアレでナニです。　ところで三毛猫シャミセンの声、ゲームとかでカメオ的にすごいベテランさんを使っていたのですが、『溜息』でも同じ声優さんでした。名前を挙げるより個人的には『一休さんの桔梗屋さん』と言った方が分かりやすいです。　実はすごい配役です。目眩がするほど。　今後もシャミセンは何度か登場予定なのですが、小説では「ほとんど鳴かない猫」になったので、もう桔梗屋さんではないかもしれません。だとするとちょっと残念。平野綾嬢よりよっぽど好きな声優さんなので。　今ハルヒファンにケンカ売ったな、少し（苦笑）。　これで一応新作パートは全部終わり、ですかね。この後サムディインザレインまで、コミックをのぞけばエピソード無いので。　数は合うかな？　『消失』は３年後かなー。

  2009年09月16日

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• 目標をセンターに入れてスイッチ

  　新作『涼宮ハルヒの憂鬱』には90年代アニメや2ちゃんねるなどのネタが挿入されています。　先週はエヴァの「目標をセンターに入れてスイッチ」という台詞。エンドレスエイトでも毎回やっていました。　レベル下がってるように思えます。京アニどうかしたのでしょうか。

  2009年09月13日

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• 仮面ライダーディケイド一気見

  　過去の平成ライダーが全部でるお祭り企画である仮面ライダーディケイドですが、中身は期待していませんでした。　今イケメンライダーファンを2万人ほど敵に回した気がします（苦笑）。　実のところ平成仮面ライダーになってからあまり視聴が進まず、結局ぴちょん君（ブレイドね）の辺りから完全にノータッチ。なので「平成ライダー？　なにそれ？　おいしい？」状態だったのですが、友人が強く視聴を勧めるので自動車に乗せたＤＶＤで運転しながらの「ながら」視聴。　ハマりました。視聴中うっかり事故りかけてやばかったのは秘密。　何がツボだったのかというと、ほとんど毎回ダブルライダーで、脚本がまた秀逸。最近の若いモンに足りない熱血分満載ですし、また人間（ライダー）同士の関わり合いなどがおもしろく、かつ非常に重厚に描かれています。　ちなみに毎回ダブルライダーなのは、主人公であるディケイドが「別の世界の仮面ライダーと出会う物語」が基本なわけで、クウガはちゃっかり付いてきたりするので時にはトリプルライダーにもなります。　YouTubeにまだアップロードされているので、ヒマなら見てみると良いでしょう。すぐに中毒を起こします。　ファイナルカメンライドの生ライダー変形はびっくりですが（詳しくは本編見てください。つっこみどころ満載です）。

  2009年08月20日

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• あっという間に

  　あっという間にコミケ寸前です。　夏コミは伝統的に避けていたのですが、今年は一般参加します。　東京がどんだけ温暖化しているか楽しみです。

  2009年08月10日

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• 今日も8月は終わらないらしい

  　当方はホカイドー組みなので、あと1時間ほどでハルヒの放送が始まります。　しかしもうあちこちでネタバレっているのでいまさらですが、エンドレスエイトが8ループ目に突入するらしいです。　根や葉がある噂や根も葉も無い噂でも、『どうやら8回で終わるらしい』ことと『今回の件は角川のゴリ押しが原因』という流れになっています。　しかし京アニは制作現場であっても、プロデューサーや経営陣といった『運営サイド』の部分を持つ制作会社です。いくらファンが付き合いいいからといって、バッシングの矢面に立つようなマネは避けるべきです。　例えば角川がゴリ押ししたとしても、「アニメのプロのお前らがやったんだろ？　じゃあ２期でファンの不評を買ったのはお前らの責任ジャン！」と言って、別のスタジオに外注先を変えたりするかもしれません。角川がゴリ押ししたとしても、角川の中では責任追及が行われるので、その担当者が『部下に詰め腹を切らせるように京アニを切る』ということだって十分あり得ます。替わりが利く場合は特に。　何のことかというと、ヤマカンこと山本寛さんが、京アニを離脱したあとに創ったアニメスタジオ『Ordet』。ここは『かんなぎ』や『隣の801ちゃんR』など、原作を絶妙に優良アニメ作品に仕上げる実績を挙げ続けています。そう、短期作品でいいならもう替わりが居るのです。　となれば、角川の責任者だって我が身かわいさに外注を切る、という判断だって可能になります。　京アニはそういう意味で、下手を打つことが出来ない状況のはずでした。しかし実験アニメを制作し履行し放送したことによって、ファンからもバッシングを少なからず受けています。また角川がアニメ誌や様々なメディアでこれみよがしに『消失』を匂わせていたのに、それを放送しなかったらファンはそれなりに怒るでしょう。そしてその怒りの矛先は、必ず角川に向かうわけではありません。やはりおおむね半分は京アニに向かいます。　この『エンドレスエイト8回放送』は、よっぽどの逆転策が無ければ、京アニにとってリスクだらけでメリットの無い話のはずなのですが……どこでどういう判断をしたのか、私にはよくわかりません。しかし今回『溜息』をやらなくてもバッシング入るでしょうし『消失』をやらなければさらにバッシングを受けるでしょう。残りの放送回でどのエピソードをやるつもりかわかりませんが、すさまじく勝率の薄い状態には違いありません。　ヤマカンさんが制作スタッフじゃないのに謝罪をカマしたりしたようですが、案外次期の『内定』をもらってうっかり口を滑らしたのかもしれません。今見比べてみると、やはりヤマカンさんがスタッフに居たハルヒのほうが、数段面白いと思うので。　『消失』は『３期』に『Ordetで制作』になるとかすると――京アニは赤っ恥ですなぁ、という話。　「オトナは汚い」とか言わないようにね。『清廉潔白』は、大きな会社になるほどおおむね悲劇的な結末しか無いものだからさ。

  2009年08月03日

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• そういや新劇：破の公開前に作ったMADがありまして

  　MADムービー作りは自分の趣味のひとつなのですが、わりと最近にうｐしたもので先日記事にした『ヱヴァ』のMADがあります。【ニコニコ動画】【MAD】エヴァで“ぶっ生き返す!!”（2009年06月14日 20:09:19 投稿 権利者削除済み）【ニコニコ動画】【MAD】エヴァで“ぶっ生き返す!!”（2009年07月04日 22:09:09 投稿）　両方とも内容はほぼ同じで、素材は『序』までしか使用されていません。最初にうｐしたほうはデイリーとはいえランキング入りしてました。　劇場公開後に機会があったので被削除動画を知人の何人かに見せたところ「破の公開前に作られたと思えない」とか「嘘だ！（竜宮レナ風）」とか言われたので、そんなに「破っぽいのか？」と思って公開後＆ＴＶ放映後（確か）に再うｐしたのですが、そこでもコメントに「破入ってる？」とかのコメが目立ってきています。　ここで「やったぁ！　俺SUGEEEEEEE!」とか単純に喜べるなら、私はもっとラテンに人生送っていると思うのですが、実をいうとこのムービーを劇場公開前に作っていて、観劇後に自分なりの『エヴァ像』が実は『破』に近いかもしれないと思ったとき、新劇場版に「もっとすごい『ヱヴァ』を！」と、スタッフの方々に渇望したくなったというのが――なんか心の底にあります。　もちろんムービーをごらんになった皆様が「全然読み込めてねーよ」と思われることもあるでしょう。その辺は甘んじて評価を受ける部分です。　エヴァのMADには私など遠く及ばない神MADが多数在るので、こんな10kも再生数いかないヘタレMAD屋がどうのこうのと言うのは色々とおこがましいのですが、でももしこのムービーを見て「破じゃん！」と思われる方がいたら、私のようなアマチュアがトレースできる程度のものではなく『これぞプロ仕事』という『ヱヴァ』を観られるよう、スタッフにエールを送ってほしいです。　口では批判していますが、結局私は『エヴァ』も『ヱヴァ』も好きなんだと思います。

  2009年07月30日

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• コメントへのレス（増量版）

  ＞ささかつ2800さん＞かかづさん、こんばんは。　こんばんは、お久しぶりです。＞それではかかづさんはエヴァ劇場版にどんなのを求めていたか、あるいはどうあってほしかったか聞きたいです。　一言で言えば『仕切り直し』という言葉が、一番適当だと思います。　私が観たいのは、エヴァンゲリオンという素材を改めて検証し検討し再構築したもの。それは今回の新劇場版のみで完結している宇宙であり、過去のエヴァを引きずらず、本作品で一番の創作者である庵野監督がオタクに対する露悪的なネガティヴキャンペーンを打つこともない、エンターテイメントとしての新劇場版です。　過去のエヴァというものは、ＴＶ版では物語として完結せず、劇場版は最初完成が間に合わなくて完結せず、EOEでやっと完結するというものでした。しかしEOEも綾波レイをグロくヴィジュアル的に破壊しラストも後味悪く終わるような演出がされていました。　「アレが最高にいい！」という人は、多分嗜好的に私と相容れにくい部分があると思います。　全てが分かりやすいハッピーエンドである必要があるとは、私も思いません。しかし悪意むき出しの作品作りに不快を覚えないほど私は人間が丸いということはありません。特に庵野監督のように、計算尽くでそういうことをする人には嫌悪を感じます。　私にとって庵野監督という人物は、現状において「不快な話題ばかり振る近所の人」とあまり変わらんのですワ。　富野監督世代で宮崎監督の下にいた庵野監督は、これらの監督から『努力することはすばらしい』『何かを成すためにがんばることは重要である』というスタイルを学んでいるはずです。が、10年前世に出した新世紀エヴァンゲリオンは『努力することなんか馬鹿らしい』『がんばっても世の中を変えることなど出来ない』『努力したって報われることは無い』ということを前面に押し出しました。　これが、私はえらく嫌いです。　物語のギミックや演出やヴィジュアルは面白いものがありましたが、庵野監督がここまで登り詰められたのは、『新しいこと』としてネガティヴなヒーロー＝碇シンジというキャラと物語を組み上げたことがあると思います。　しかし、ＴＶと旧劇場版では、彼はほとんど人間的成長をしませんでした。旧劇場版最後まで観て私が思ったことは、「俺はお前さん（庵野監督）のセラピーにつきあっていたワケじゃねぇ」というようなことでした。　長々と引っ張りましたが、新劇場版：破で、主要キャラクターの人間的成長は非常に肯定的かつ好意的に見ています。特にゲンドウがシンジとの会食に応じるところとか。あれはちょっと萌えました。綾波じゃなくてゲンドウに（苦笑）。　しかし斜陽の電車のシーンやわざわざトラウマを増やすようなＢＧＭ挿入の部分には、悪意どころか監督の害意を感じます。実を言うと同じ演出を短時間に連続でやられたので、あっという間に食傷してしまったというのもあります。　また私はポリゴンのロボットに魂を感じられない人間なので、ポリゴンエヴァのアクションに何の価値も見いだしていません。人間が描くような躍動感もまったく感じませんし。　予算や制作時間の都合でCGIを多用せざるをえないというのは理解できなくはないですが、こんだけ公開順延して期待して観に行き、一ヶ月冷却して再観劇しても最初に観て思ったことがあまり変わらなかったので、今回の記事執筆となった次第です。　ついでに言うと、過去『機動戦士ガンダムSEED』という作品で、当時ガンダムＡで連載されていたタイアップ作品を読まなければアニメの話がつながらないという悪例を見ており、それがまた自分にとって、非常にイケてないどころか憤慨するほど怒り心頭だったことがあり、ループネタ――つまり10年前のエヴァを観ていないと『ヱヴァ』は楽しめないという作りになっていたら、やはり同じく憤慨することになるだろう――と自分は想像しています。　これらのことを『一方的な批判』と言われれば、実は２ミリも言い返す言葉はありません。なぜなら批判している部分がほぼ１００％『私が個人的に嫌いな作品作り』という部分を占めているからです。　しかし評価している部分も読み取っていただけると幸いかな、とも思っています。

  2009年07月28日

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• ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破について

  　『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破』が、ご当地では公開から一ヶ月過ぎました。　あちこちで絶賛されているのを前提ではっきり言います。　私の評価は100点満点で3点です。　「低っ！」という声が聞こえてきそうですが、そんなことは気にしない。だって本当に私個人の評価低いから。　たとえばシンジに熱血分が充填されていたり、レイに人間味がさらに付加されていたり、アスカがよりツンデレ化していたりとか、オタクの喜びそうなことをやっているのはいいと思います。新キャラのエキセントリックで――人間に使う言葉じゃないですが、サイケデリックなキャラクター性も面白いでしょう。　しかし、映画を観て庵野秀明総監督が10年前からまったく成長していないことに、わたしは失望を感じました。　たとえば作画を絶賛する人がいます。しかし使徒や使徒迎撃のために走るエヴァなど多数のシーンが、３Ｄモデルを使用したアニメーションで行われていたため、エヴァの作画のスッカラカンぶりに私は落胆しました。私は３Ｄでロボットを表現されても面白くない人間なので、あれが進化した作画とはとうてい思えません。はっきり言えば手抜きです。　たとえば演出を絶賛する人がいます。しかし視聴者に悪意をむき出しにした演出（たとえば『きょうのひはさようなら』のシーンとか、よくある斜陽の電車のシーンとか）が、エンターテイメントとして必要だったのか？　と問われれば、私はあまり肯定的になれません。映画を観てトラウマを増やすのは、『火垂るの墓』のような作品だけで十分です。　たとえば設定を絶賛する人がいます。　じゃあ聞きたい。あんたは完結までの全容を把握して批評しているのか？　と。　時間のループネタとかなんとか色々言われていますが、それはひぐらしや有名どころのエヴァ同人誌『RE:TAKE（きみまる）』などでさんざんやられてます。原作者がその程度の――有り体に言えば新キャラを公式投入出来るレベルの人間が、同人レベルのネタ程度しかできないのか？とすれば、このままそういう方向で完結したら私はBlu-rayを割るでしょう。　デジタル技術の大幅導入で、確かに見てくれはよくなりました。ですが総監督庵野秀明が、オタクに対する悪意をきっちりエンターテイメントとして成立できていないよう思え、非常に不快感を感じる映画でした。　いや、面白いよ？　超展開とかいろいろあったし、２１世紀の現在の技術じゃなきゃできないこともやっているし、原作者の特権である公式新設定も導入して、いろいろやりまくってはいるからさ。　でも１ｓｔガンダムを、たとえば安彦版オリジン（漫画）を元に劇場リメイクして、それが実はループ世界とかだったら、腹にダイナマイト巻いてサンライズを爆破しにいいくね、私は。　今のエヴァ――正確には『ヱヴァ』は、そういう「原作（元アニメ）を観ていないと成立しない物語り構成」に見えて、そんなのは個人的にとても評価できない、という話。だってＴＶ版と劇場版２本のＤＶＤを観てからでないと理解できない話とかだったら、そりゃハードル高すぎるというかおかしいと思う。それは機動戦士ガンダムＦ９１を観るのに１ｓｔガンダム全部みとけというのと同じだから。　そんなわけで、現在の評価は3点というところです。　完結までに、切にこの評価をひっくり返してほしいものです。　ただ、庵野総監督の憎悪というか悪意を、現場監督の方々がコントロールしてくれる可能性は――相変わらず公開スケジュールぐだぐだなので、低いかもしれません。　こっから先はほとんど新展開なんだからさ。

  2009年07月27日

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• ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破　を観ました。

  　速報で見に行ったという報告を。　感想は整理して後日に。

  2009年06月28日

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• 新機動戦記ガンダムX

  　新機動戦記ガンダムＸを再視聴。　初代ガンダムＸは背中のマイクロウェーブ受信機がＸ字型なのでガンダムＸ。　しかし二代目『ガンダムダブルＸ』は「どこがダブルなのん？」と結構長いこと思っていたんですが、なんのことはない。フィンとサテライトキャノン二対でＸ、んで、さらに顔がＸでダブルＸ。　顔かよ！　後半のダブルＸがあまりかっこよくなかったので気になっていたんですが……そうか、あごひげが問題だったのか。　気になる人は画像をぐぐってくださいな。特に顔。

  2009年05月26日

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• 涼宮ハルヒの憂鬱２期の謎

  　ハルヒの二期がとうとう始まりました。　といっても我が家では来週放送ですが。　みくるちゃんが可愛いとかロリハルヒ萌えとかなんかうわさは聞きますが、実物を見て決めたいと思います。　しかし次にＤＶＤリリースするときどうするんでしょうねぇ。１期丸ごととかやるのでしょうか。　謎だ。

  2009年05月24日

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• ケロロ軍曹一気見

  　ＧＷも終わりです。皆様いかがお過ごしでしたか？　実に久しぶりの更新ですが、このＧＷはほとんどインドアでした。漫画喫茶やＤＶＤやゲームの消化とかもろもろ。ＧＷに予定が無いのはちょっと寂しいかもしれません。　んで、この有り余る余暇を思わぬ伏兵が費やしてくれました。アニメ版ケロロ軍曹です。　ケロロ軍曹はすでに五期に渡る息の長いアニメになっています。なかなかに比類なき長期シリーズで、いまでも250話ぐらいあって正直つきあいきれない『はず』でした。　見ましたよ、全部。劇場版含めて。　スカパーで録画していたのもあったのですが、とにかくＤＶＤやら借りやすくて思わず手元に置いてしまったのが運の尽き。ヒマだというのもあったので、軽作業しながらＰＣで流し見しました。250話あまりを。　ところが飽きないし退屈しない。理由は……端的に私がオッサンのためそのパロディのほとんどがわかるからというのと、単純に作画がものすごい良い。　ケロロ軍曹劇中には、結構たくさんの戦闘シーンが出ます。で、メカ戦もきっちりあって敵戦力（たいていはザコメカなのですがアフロなムサイとかグワダンとかある）が、よく動くし爆発するするし壊れる。言い過ぎかもしれませんがガンダム0083ぐらいの作画クオリティは維持しているんですよね、児童向けアニメなのに。　また夏美のパワードスーツ戦闘がこれまたよく動くしかっこいい。最近ここまで動くアニメは珍しいのではないでしょうか。ただ児童を確実にオタクへ養成する恐ろしいアニメだと思いますが。　Ｚガンダムネタとかやられても子供わかんねーよ、ふつー。　そんなこんなでおとなしく過ごしたＧＷも終了です。皆様は良い思い出などありましたでしょうか。　また次回。

  2009年05月06日

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• すごい今川

  　真マジンガーが今月始まって、録りだめしていたのを一気に見ました。　今川監督、相変わらず変わってません。　マジンガーＺはもうロボットアニメの金字塔とかそういうレベルを超えているとは思うのですが、掘り尽くしたと思ったらまだ実は上げ底で、さらに掘り下げてくださいました＞監督　今川カントクで今回のマジンガーの参考になるのは、たぶん今川版ジャイアントロボと真ゲッターロボ。ＧＲは全話分の予算を一話目に使い切って追加の予算を全話分付けたという恐ろしい作品でしたが、真マジンガーもなんかこう、そんな感じです。プロデューサーからすると『まずもって外さないけど予算の恐ろしいカントク』で、ハイリスクで超ハイリターンという私にとって非常に好ましいカントクです。おもしろいから。　商売人にとっては毎秒胃に1000ダメージぐらいくるひとですが。　機動武闘伝Ｇガンダムやガン×ソードのカントクでもあるのですが、真マジンガーにはＧＲや真ゲッターと同じくありとあらゆる破綻をしておきながら全く気にならないという雰囲気があります。　視聴継続確定です。17時18分追記　ガンソは谷口カントクでした。　いや、谷口カントクもかなりキレキレなヒトっすけど（苦笑）。

  2009年04月21日

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• 鋼殻のレギオスのアニメ

  　アニメ版『鋼殻のレギオス』を１～６まで拝見させていただきました。　さーてどう評価しましょうか。　世の中には『原作厨』と呼ばれる人種が居て、原作小説やコミックと何か違うとものすごい攻撃をかける人が居ます。自分は「原作は原作でアニメはアニメ」という人種で、これはマジンガーＺやデビルマンの時代から『原作とアニメがものすごく乖離した状態で進行するのが当たり前』に育っていた世代だからというのが大きいでしょう。いや、原作デビルマンなんざそのまま画像にしたらスクールデイズ並に放送中断間違いなしです。　いや、マジンガーＺも敵に一度強奪されて、人間をカプセルに入れてマジンガーの機体に貼り付けたりして、グレートとの戦闘でぶっ潰されたりしていたりしているので。よく少年誌に載ったものです。　知らないアニメスタジオなのでスタッフの名前を調べたほうがよいのかもしれませんが、ちょっと面倒なので割愛。ともあれ音楽が浅倉大輔さんと聞き「おや？」と思ったのですが、ＯＰ曲聞いて「浅倉さん手を抜きすぎです！」とか突っ込みいれるところから始まりました。いや、『ACSESS』時代の曲にまったく同じフレーズのがあって「うひゃー」って感じでしたんで。　んで中身。　原作がファンタジーの皮をかぶったタイトな設定のＳＦだということに、スタッフの方々が実は気づいていないエピソードや描写が多数あって、感想としては「やっちまったー」ってところです。　例えば『廃貴族』に関するエピソード（原作読んでいる人しかわからない単語ですいません）などは、原作では物語の核心に当たるはずなので、二期三期かけてやるのでなければ手を出すべきではなかったと考えます。というより「構成」が非常に悪くていけてないという感じ。　『かんなぎ』『とある魔術の禁書目録』などは、原作の時系列を乱さず可能な限り忠実に再現しています（『かんなぎ』は山本寛さん監督で、恐ろしいほど原作どおり）。『禁書』については、原作の増長で不要な部分を上手に削減するなど、私にしてみれば『英断』と思える構成です。　がー、レギオスはその辺が近年まれに見る下手さ。あと脚本も単語や原作専門用語を使いきれていない感じ満々。このあたりは『どれだけ原作を読み込んでいるか』という理解努力（理解力じゃないよ）の問題に思えます。　実は原作のアニメ化って、メディアが変わると二次創作となんも変わらないんですよね。私はよく二次元を活字にしていますが、表現方法も表現手段も違えば何もかも変わります。それでいて原作ファンが納得できるものを作るわけですから、かなり大変。なによりファンである自分が納得できるかどうかという問題があります。　つまり、愛が足りん！　というか。　原作、けっこういいと思ったんで、ちょっと残念クオリティです。　まあ、私はこんなこと書けるほどの作家とかというわけじゃないんすが……。　『禁書』で緊縛ロリがカットされたのは残念かなー。

  2009年02月28日

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• オタク的科学考証

  　アニメ『宇宙をかける少女』に出てくる人工知能コロニー『レオパルド』。声だけ聞くならアホなルルーシュ以外なにものでもないＡＩの必殺技が『反物質砲』というコロニーサイズのビーム（？）兵器です。　さて私が『反物質』という単語を初めて聞いたのは、劇場版宇宙戦艦ヤマトの２作目（愛の戦士たち）だったのですが、当時小学生だった自分にはよくわからないモノでした。ただその後様々なＳＦ作品で反物質が取り扱われ、その巨大なエネルギー量からブラックホールを生成したりとアイデアが膨らんだりしていました。　んで、レオパルドの主砲が『反物質砲』。まあぶっちゃけ外見はガンダムの『コロニーレーザー』みたいなものなのですが、そのワット数とか実は半端ではなさそうです。　例えばWiki調べによると、反物質１グラムの理論的エネルギー量は90兆ジュール。科学に弱いひとのためにわかりやすく言うなら、『90兆ワット／秒』という数字です。これは質量で水でも鉄でもウランでも変わりません（１グラムなので）。100ワット電球なら9000億個を1秒間点灯させられる分量で、日本の全人口（老人・乳幼児を含む）全員に電球を与えて2日間点けっぱなしに出来るエネルギー量になります。核物質なら効率をどんなによくしても最低20キログラムほど臨界反応させなければならない量です（ちなみに広島型原爆のウラン量は60キログラム。実際は80％の濃縮ウランなので75キログラムらしい）。　ゴジラでも死ねますな。　サンライズ寸法のオニール型コロニーの寸法は全長20キロメートル直径6キロメートルぐらいだそうですが、広島型原爆でその3割ほどは消滅し大半は爆散します。じゃあ単純に1グラムでコロニーの1割、10グラムで完全消滅（ないし熱蒸発）ということになるでしょう。分量としては一粒300メートルのキャラメルぐらいでしょうか。チョコバー一つ分の反物質があればラグランジュポイントまるごと一つぐらいは吹っ飛ばせそうです。さらばジオン公国。　んなもん軽々しくぶっ放すなバカ。　ちなみに新世紀エヴァンゲリオンに出てくる陽電子砲（ポジトロンライフル）で射出しているらしい陽電子も反物質です。使徒が対消滅しないので使徒は常物質で出来ていると思われますので、反物質である陽電子をぶつけ対消滅的に質量を削るというのは、ある意味防ぎようがありません。エネルギー体である光子力研究所のバリアーだって常物質ですし（なぜか割れるエネルギーですが、ツッコミ入れるのは無粋です）。　反物質ってのは1933年からすでに存在理論があったのですが、エネルギー保存の法則すらキャンセルしちゃうのでなかなかネタに困らないガジェットです。ちなみに人工反物質は2002年に生成に成功しているのですが、陽電子20個とかなので反物質兵器はまだまだ先の話になりそうです。　なんか2キログラムほどあったら地球のエネルギー事情を次世代に進めるぐらいの時間稼ぎが出来るらしいのですが、隕石とかで落ちて来なきゃいいですねぇ……空気2キロと対消滅して天山山脈ぐらいは楽勝で消滅しちゃうみたいですけど。

  2009年02月26日

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• ヱヴァンゲリヲン新劇場版

  　ヱヴァンゲリヲン新劇場版の公開日が決まりました。　■ヱヴァンゲリヲン映画第２作は６月２７日公開　新ヒロインも登場（MSN産経）　正直待ちわびてたというか待つのに慣れてしまったというか。ここまで製作予定のおかしいアニメはなかなか無いです。　『序：』もやっとこBlu-rayになるようですし、諸々楽しみって言えば楽しみなのですが、日付を出しても伸びることがあるのがガイナックスなので油断できません。　エヴァ弐号機がムシキングみたいになっているとかなんか微妙ですが、物語の『完全新作』ぶりを楽しみたいと思います。

  2009年02月21日

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• オタクは世界を変える……かも

  世界的オタク　昨日日本のオタクメディアの世界的ポジションについてちょいと書きましたが、ハリウッド版トランスフォーマーの監督やっているマイケル・ベイ監督ですが、彼は典型的なオタクです。　見た目も割とそうですが、オーディオコメンタリーの英語を聞くとよくわかる。ステレオタイプなオタク像っていうと太って外見にあまり気を遣わず、言葉も不明瞭でどもりがちというような――表現になると思いますが、全部当てはまる。　オーディオコメンタリーはもちろん『スタッフの肉声』がデフォで、わざわざ声を当てるようなことはありません。声優さんの経費かかるし、仮にやったとしたらエンドロールまでほぼ一発収録ですよ？　ハリウッド版トランスフォーマーだったら２時間超。　無理だ！　しかしベイ監督は、声はどもるし発音は不明瞭だし、ネィティヴの英語人とは思えないぐらい発音が下手（オーストリア訛りがあってもシュワちゃんのほうが滑舌いいです。だって俳優だし）。そりゃ名監督が名演説出来るとは限らないですし、言葉を話すというのは訓練が必要で、例えば『司会』が商売になるぐらい『スキル』を必要とされます。ゆえにベイ監督の英語が下手でも別に問題ないのですが、オタクな会話を英語に直しただけというオーディオコメンタリーぶりにちょいとドン引き。　いや、俺もオタクだからひとのことは言えないけどさ（苦笑）。　でもマイケル・ベイ監督も根っこは俺らとあまり変わらないことに安心できたり。　結局『マトリックス』という形で『攻殻機動隊』や『ドラゴンボール』を輸出したり、『新世紀エヴァンゲリオン』がハリウッドで制作されたり（中止されていないそうな）、冗談だと思っていた実写版『ドラゴンボール』がマジだったり、実にオタクはハリウッドに貢献しています。　ハリウッド版『バイオハザード』の全作主役がミラ・ジョボビッチだったとか、メッチャすごいんだけど……気づいているオタクが果たしてどれだけいるのか。　日本のオタクは嘗められませんというか、そろそろ世界情勢にも影響を及ぼしそうな気がします。中国や北朝鮮が攻めてきたら、私は真っ先に秋葉原に逃げますね。在日米軍のオタクの皆さんも優先的に守ってくれそうですし。　大丈夫か米軍。

  2009年02月20日

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• ハルヒ異常事態

  ハルヒ関係の異常　あー。　すでにあちこちでもう取り上げられまくっているので今更な感じですが、ハルヒのアニメに関する話です。１．アニメ二期本編（メインは原作の『消失』）２．涼宮ハルヒちゃんの憂鬱（スピンオフ作品アニメ版）　仕事柄アニメ誌やまあいろいろなオタクメディアやネットはチェックしているのですが、ちょっと視線を引いてみると『ハルヒ関係』がメディア露出に比して進捗が異常というのが見えます。つーか角川さんどしたんですか、というか。　ちょっと古い話ですが、ハリーポッターの新作が延期になったとき、日本の劇場は深刻にヤバイ状態になりました。ハリポタは現在のところ劇場収入を支えるドル箱映画で、それが延期になると興行収入がごっそり入らないからです。　角川もハルヒというドル箱で下手は打てません。内容を精査し吟味し放映権のみならずDVDの売り上げやグッズ商売しないとアカンはずなのですが、本編は一期の再放送、ハルヒちゃんはスクールデイズの放送中止をパロっているのだと思うのですが公知より１日遅れの放映（19時37分YouTubeにて確認。アクセスすごいみたいですが）。　後者は冗談や釣りでしょうが（正直笑えなかったけど）、前者はさんざん露出しておいて何故一期再放送なのか、というところを感じます。というより制作がまずい状況なんじゃねーのとかマジで思ったり。　確かに、一期を知らん人に『消失』は厳しいモンはあるとは思います。そもそも『消失』に至るまでの『過程』に相当する短編などはかなり重要なポイントを占めているところがあって、一期→二期という放送計画ならまあ納得できなくもないとは思いますが……。　今後そんなの通用しねぇじゃん。　延期延期でそろそろ焦れきっているファンも声も大きくなってきているようですし、ちゃんと着地できてばいいんですが。

  2009年02月14日

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• スミルノフ大佐追悼

  　私が最初期にガンダム00視聴を決めたのは、主役やヒロイン面々ではなくセルゲイ・スミルノフ大佐（当時中佐）でした。　おっさんキャラのくせに旧型のＭＳでνガンダムの真似をするなど、かっこいい軍人として私の第1印象は最高でした。　そして脚本が黒田さんなら、今回の『全勢力が一丸となって何か（今回は災害----人災だけど）と戦う』というシーンは絶対来ると信じ、そして17話で実現。アフリカ大陸で人々の思いがひとつになった超熱い瞬間でした。　しかし、なぜスミルノフ大佐が死なねばならんのだ！！　自分的最高の瞬間にこの仕打ち。まさに水島どＳ監督。そんなあなたに痺れるあこがれる。　沙慈の件もあるし、最高のハッピーエンドじゃないと許さんという気分です。こうね、今なら腹マイトで創通に突撃できるね。季節外れで航空券も安いし。　グラ……じゃなくてミスターブシドーとか奇天烈なキャラが多い中で、押さえる部分をきっちり押さえたキャラだったのに。　私は架空の人間の冥福は祈ったことは無かったのですが、今回は祈ります。　敬礼！　∠（-人-）

  2009年02月02日

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• 京都アニメーションの失墜

  　京都アニメーション。　現状で日本有数のアニメーションスタジオであり、ガンダムやマクロスといったスーパーガジェット無しで彼らのＤＶＤ売り上げに迫る恐るべき実力者集団……のはずだったんですがぁ、最近目立って不調です。　京都アニメーションを語る上で必要なネタは二つ、Key作品と涼宮ハルヒの憂鬱で絞っていいでしょう。らき☆すたももちろん京アニなのですが、今回の話題の性格からいったん脇に置いておきます。　京都アニメーションが（普遍的な意味での）高い評価を受けたのは、Keyの『AIR』からだと思います。AIRはBlu-rayにアップストリームされるほどの恐ろしい出来映えで、オタクにBlu-rayの優位性を確立するほど完成度でした。ものすごく平たく言えばHD画質に変換しても遜色ない画面作りが出来ていた、ということです。これは、目の肥えた（フルHDの1ピクセルを見分けられる）オタクを納得させたのですから並大抵ではありません。　その後、『涼宮ハルヒの憂鬱』で爆発的に名を成し、その完成度からアニメ業界における地位を作り上げました。新進のスタジオということで（当時は）わりと予算も抑えられるということで、結構引きも切らずという状況だったようです。　ところが『らき☆すた』以降ちょっとおかしい。　私が京アニを指して言う言葉は、実は『手抜きの超天才集団』です。ハルヒがものすごい顕著なのですが、無機物・建築物を3D画像の背景で使用することが多い。それ自体は『名探偵コナン』でもさんざんやっているので非難の対象にはならないのですが、気にしながら見るとあちこちでものすごく手を抜いている。　例えばキョンが廊下を歩くシーンは、多くの場合背景はポリゴンです。また顔の下半分（口パク）をカットしたアングルにするとか、あるいは朝比奈みくる嬢がハルヒに剥かれるシーンで、長門が本を取り替えるシーンにしている。　この蓄積によっておそろしくセル画枚数を減らしています。　なら、オタク諸賢は「何この手抜きアニメ」と、原作ファンから特に攻撃されるはずなのですが、そこが『手抜きの天才』たるところ。画面自体はほぼ常時動いているんですワ。セル画を投入するタイミングも含めて、『動いているか緩急がはっきりついている』というのがその『手抜きマジック』の正体。　例えば廊下を歩くシーンは、セル４枚ぐらいに3Dの背景を動かすとか、実はループアニメと変わらないのにそれで数秒から十数秒稼ぐ。アニメが秒間８枚のセル画で作られているなら、１０秒間でセル画は５％にまで比率が減ります。　別にディズニーみたいに１秒１コマのフルアニメーションしろとは言わないけどさ。　ハルヒの『射手座の日』なんかは、セル画そのものが宇宙船の３Ｄ戦闘シーンで激減しています。銀河英雄伝説のように大量に宇宙船が出ているから一見気づきませんが、３Ｄモデルである以上『コピペ』でいくらでも簡単に増やせます。　銀河英雄伝説をリメイクするならぜひそういう方向でお願いしたいですが、銀英伝でビームを受けて装甲が溶融する様子などは『カオス理論を処理できる人力』で描かないと難しいので、その辺悩ましいですが。　話が逸れましたが、つまりハルヒの成功の裏側には、『予算枠』と『手抜きのアイデア』が満載だったワケです。それが深夜アニメにもかかわらずガンダムに迫るＤＶＤ売り上げをたたき出すというミラクルと起こした――と私は分析します。　が。　京アニはハルヒの次に『らき☆すた』をアニメ化したのですが、ここからが京アニの向いている方向がおかしくなってきます。ヤマカンこと山本寛さんの監督降板です。　山本寛さんは最初のフルメタルパニックシリーズを除いて演出や結構重要なポストを経験しています。というより京アニの超メインスタッフと言っていいでしょう。　それがらき☆すたの４話で監督降板になり、京アニを去りました。詳しい話はwikiあたりで山本寛さんの項目を参照されると良いでしょう。　それでもらき☆すたは山本寛さんがベースを作っていたので、その後決定的な崩壊はしませんでした。しかしその次のクラナドは低調で、その数字はＤＶＤの売り上げに顕著に表れています。オタクの評価も辛く、そして（なぜか年１本というペースで作っていた）Key作品を続けざまに出しますが（AFTER STORY）、これもまた低調。　そして今度は、ハルヒ二期の延期と自社企画の凍結という、締め切り仕事主体の会社としては非常にイケてない状況になっています。　ひるがえって山本寛さん。あちこちゲスト的に仕事をしていましたが、『かんなぎ』でまたもダンスOPを出して視聴者をわしづかみにし（これが７０～８０年代のアイドルのテイストで私はにやけっぱなしでしたが）、そして中身もきっちり作り込んでいる。ただし『手抜き出来る部分はきっちり手抜きして』。　ハルヒの演出をやっていたのが山本寛さんなので画面が似るのは当然といえば当然なのですが、ここまで露骨に画面や手抜きの仕方が同じだと苦笑しか出てきません。『ナギさま中古問題』などで話題が盛り上がったのは正直誤差で、売れるべくして売れたアニメというのがかんなぎを見た私の感想です。　私は京アニ信者でもないですしアンチでもありません。しかし山本寛さんが「予算の中で趣向を凝らし視聴者が納得できるアニメ作りが出来る希有な才能を持っている」ということは疑っていません。　逆を言うと、現在の京アニは「予算」「内容」「納期」のどれも未達という状態になっています。これは予想ではなく実際にハルヒが延期になったり企画が没ったりしている状況です。もし私が角川の担当者ならハルヒを山本寛さんのスタジオに振りますね。だって山本寛さんの抜けた後で、角川が納得できる売り上げの作品を京アニは出していないんですもの。憶測無しの『データ』として、一ユーザーの私が見て思うことです。角川の営業部ではもっと具体的な数字を持っているでしょう。またクラナドが凡作に終わりアフターがファンからバッシングを受けるほどの現状では、Key神話ももう賞味期限切れだと思います。　私は京アニは嫌いじゃありません。ただ有能な人材を無為に手放したという現状を再確認し、反省し今の悪い状況を更新してもらいたいと思うところです。もっとも監督降板させた相手に頭を下げるのはメンツが立たないからやりにくでしょうけど、そんなくだらないメンツはドブに捨ててしまえというのが正直なところ。そんなメンツのせいでアニメ化された作品が凡作になってしまったら、それはファンがかわいそうだと思います。　一番現実的なのはハルヒ２期だと思うのですが、これがコケると京アニも吹っ飛ぶでしょうし多くのファンが京アニを非難することになるでしょう。そうなればもう京アニブランドは完璧な崩壊をします。　そういうカタストロフは、自分はあまり好きじゃ無いので。

  2009年01月18日

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• ＣＧがアニメにもたらす紙一重

  　さて、久しぶりにオタクっぽい話題をきっちり書こうかと。　実写映画とＣＧは、最近ではもう不可分になりつつあります。実写で不可能なことをＣＧで行うのはもちろんですが、予算削減のためにＣＧを使用できるぐらいコストパフォーマンスが変わってきました。　例えばかつて、映画では『ダイレクト・マット・プロセス』という、『ガラスに描いたスーパーリアルイラストレーション越しにカメラで撮影する』という手法で、セットを作らずにシーンを撮るという手法がありました。なんというか、超アナログです。　ただイラストなので、もちろん移動できませんしアングルも変えられません。しかし（今はほとんど廃れＣＧに変わった）アナログによるスーパーリアルイラストレーションであるがゆえに、実に美しい画面が作られました。今でさえ、どんなにすごいＣＧでも『実写』や『人力』にはかなわないものが多数あります。見たときの違和感が、やはりぬぐえないんですよね。　このへんは――例えばインディ・ジョーンズの１～４を見比べるといいかな。　んで、日本アニメ。　日本のアニメは『動くこと』にとにかく重点を置いているようです。アニメだから細密なモデルも不要で、いわゆるアニメ塗りのようなトゥーンシェーダーならデータもそう多くは必要ありません（多い方が実はやたらと陰がついたりしてじゃま）。　また首都高速の渋滞（でものろのろ動いている）やビル街のナメといった『アニメーターさんが逃げるような作画』もばんばん出来ます。　最近の名探偵コナンはその再先鋒で、固定の背景以外と人物以外は、とにかくＣＧ、殴ったらＣＧ、くしゃみしたらＣＧってぐらいＣＧを使いまくりです。　いや、これはこれで問題あるんですけどね。『違和感』の話ですが、最近はＤＶＤだと30ｆｐｓ（秒間30コマ）でフルアニメーションなんですけど、ＣＧ移動物体は30ｆｐｓで動くのに人物は10ｆｐｓぐらいしか動かせないので。だって、電子とはいえセル画描かなきゃならんわけですし。　んで、こっちも予算削減でＣＧを使用する場合があって……ハルヒなどは結構その急先鋒なのですがその話は別の機会に。　つまり、きっちりと一枚絵の背景以外は、ＣＧで動かす方向に作品の作りが向いているんですよ。ただ、手抜き・予算削減でやったものと意図して行ったものは違います。　例えばアニメ版の『頭文字Ｄ』。PS2程度のポリゴンの車が走っていましたが、別に誰もそれを咎めませんでした。なぜなら頭文字Ｄの『走りの神髄』をきっちり表現していたからです。個人的にはカメラアングルがかなり評価高いです。　また人間という生物学的、というより脳医学的にも正しい。なんせ動けば動くほど情報量が増えて、脳が活発に活動するから。ネコが毛玉に反応するのにも似ています。　特に、子供には絶好でしょう。　カーアクションシーンなんか手書きの車なんざほとんど無いコナンでしたが、でも火花のようなエフェクトは手で入れていました。こういう『カオス理論』に基づくものは、やはりまだ機械には重いみたいです。　ちなみに人間の能は、カオス理論を演算できる能力があるそうです。そりゃあ、１５０億のチップが脳内でネットワークを作り並列処理しているわけですから、確かに可能そうです。　コナンは気持ちいいぐらい動きます。子供向けに何をすればいいか、よ～くわかってらっしゃるという感じです。　逆に――涼宮ハルヒの憂鬱についてはちょっと思うところあったります。　それは次の機会に。

  2009年01月04日

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• オトナが教えるべきこと

  　私の嫌いなアニメの一つに、『名探偵コナン』があります。　子供の皆さん、敵に回してごめんなさい（苦笑）。　子供の夢って結構パターンがあって、名探偵コナンもご他聞には漏れません。『子供がオトナ顔負けの活躍をする』っていうのは黄金パターンです。変身ヒーロー物も似たようなものですが、戦隊の主役が子役というわけにはいきません。子供に週一の撮影は物理的に無理です。　さて名探偵コナンですが、高校生の天才探偵が小学生の肉体になった、っていうのは、子供には確かに受けるでしょう。中身についても、推理がザルとか警察が超無能であるとか、突っ込みどころ満載なことについても別にかまいません。　が、人を安易に殺しすぎじゃないかな、と結構切実に思ったり。ただしそれが本題ではありません。　かつて、深夜アニメにもかかわらず『スクールデイズ』や『ひぐらしのなく頃』にが、放送中断に追いやられたという事件がありました。理由は「残酷描写や～」というものや、当時発生した殺人事件の余波だったりします。正直、スクールデイズはノンレートアニメは無理があると思いましたが……。　しかし、一ヶ月に２～３人は死んでいるコナンはその当時も一切放送中断にはなりませんでした。私にとって『名探偵コナン』とは、つまり「健全な青少年の育成を気にする人々」が公正に物事を判断していない番組の象徴なんですワ。　善悪や好悪というのは、オトナがきっちり判断して子供に教えるべきことです。しかしゆがんだ教え方をすれば子供も歪みます。独善ではなく、『善も悪も清も濁も全部教え込んでこそオトナ』というものでは無いでしょうか。　最近は偽善的な価値観の押しつけが横行し、子供が歪みまくっています。それも元々の理由は、結局『政治献金ほしいからドブや臭いものに蓋をします』という人々のエゴが理由。　認められるかヴァカ。　まあ、テレビ版はマンネリが進んでいて見られたものではないのですが、劇場版のコナンはネタとして結構おもしろいです。ただサザエさん時空なので、一年間の間にビルが数軒、テーマパークいくつか、城やなんかも倒壊するという恐ろしい場所ですが。　ただね、好きか嫌いかは別にして、面白いかそうでないかは見てみないと分からないものです。で、劇場版は結構面白いと思います。　ZARDのエンディングテーマが聞けなくなったことが、残念かな。

  2008年12月22日

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