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2021/08/22
テーマ：マビノギ日記(753)
カテゴリ：マビノギ日記
前回の続き
レウス川  【かか鴉】 （さぁて、タヌキとシロクマとライオンのフィニージェムを集めるんだったよな。 タヌキはさっきトゥガルドアイルで集めたし、次はこの辺りでシロクマか。 どこらへんに降りるか・・・・・・って、ん？）  【かか鴉】 （なんだありゃ、子供が雪原のモンスターに襲われてんじゃねえか！！）  【かか鴉】 カァーッ！！！ おいそこのちびっ子！下手に動くんじゃねえぞ！！！ 【名も知らぬ子供】 ﾋﾞｸｯ  【かか鴉】 しかし多いな！！ なんでこんなたくさんの熊に襲われてんだ？！ 【名も知らぬ子供】 （・・・・・・）  【かか鴉】 ってかいくらなんでも襲われすぎだろ！！！！！  【かか鴉】 カァーッ！！ あとはイエティだけだ！！！ オラァッッ！！！！ 【名も知らぬ子供】 （つ・・・つよい・・・）  【かか鴉】 おい、お前大丈夫か？ 子供がこんなところに１人でいるんじゃねえよ。 なにしてたんだ？  【名も知らぬ子供】 あ・・・ありがとう・・・。 その・・・クマの革とイエティの毛が・・・  キャン！キャン！ ようやく追いついた！ ご主人様！置いていかないで！ 一緒に連れてって！  やだよ。 テメェ乗せようとするとめちゃくちゃ耳とか尻の匂い嗅ごうとしてくるじゃねえか。気持ち悪い。 自分で走ってこい。 あれ・・・？ ちょっと・・・君・・・・・・？ 子供だ、子供。人間！ キャン！キャン！大丈夫？ クンクン・・・いい匂い・・・フィンキーのような匂い・・・。 痛い？立てない？キャン！じゃあもっと匂い嗅いでいいよね？ フィニーフィンが助けたの！ ありがたいでしょう？ありがたいでしょ！ だからお礼に嗅いでいいよね？！ 耳も！お尻も！脇！おヘソ！！  やめろ変態！！！ テメェは何もしてねぇだろ！！ 人間、いい匂い！ フィンキーと同じ匂い！ スーハー！スーハー！スーハー！ 気持ちいい～～～～～～～～～～。  フィンキー・・・？ 君・・・その子どうやって・・・ ま、まさか・・・？ あ、ありえない・・・！ どうして・・・！！ 嘘だ・・・ そんなはずない！嘘だ！ 【どこかへ走っていく名も知らぬ子供】  どこ行くんだ！オイ！危ねぇぞ！ ・・・ ・・・ まぁ、マナトンネルのほうに行ったから大丈夫か・・・ え？どこ行くの？ ご主人様！行ってしまったよ！なんでだろう・・・？ フィニーフィンのこと可愛がってくれたのに・・・。 可愛がってくれてたんじゃなくて、テメェが一方的に変なとこ嗅ぎまくってただけだろうが。 いきなりあんだけ匂い嗅がれりゃそりゃ逃げるわ。 （まぁ・・・理由はそれだけじゃ無さそうだが・・・） 逃げられたの？なんで？ もしかして、ご主人様・・・フィニーフィン、可愛くないの・・・？  ・・・・・・ うん？ご主人様、なんで何も言わないの？ 当然すぎて？ うんうん～フィニーフィンは可愛いよね～ 寒くて行っちゃったんだきっと～ おめぇのその自信はどっから来んだよ。 どっかの自称プリティアイドルみてぇだな・・・ ケナイサバンナ  【かか鴉】 カァーッ！今度はライオン狩りか。 こんな猛獣にもフィニーってのは宿ってんだな。  キャン！キャン！ ご主人様強い強い！ ガルル～ライオン～ ご主人様こっちに大きいライオンいるよ～ フィニーフィン連れてくる！  ん？デカいライオン？ 千年物か？  【巨大ライオン】 グァグルウゥォオオオオオオオオン！！！！！ 【かか鴉】 カッッハァーーーーー！！ って巨大ライオンじゃねぇか！！！ ヤベえやつ連れてきてんじゃねえ！！！！  【かか鴉】 邪魔っっ！！  【かか鴉】 すんなッッッ！！！！！ 【巨大ライオン ＆ 巨大雌ライオン】 ニャッハーーーーーン♥ ご主人様すごい！すごい！ 巨大ライオンも一撃！ 「すごい！すごい！」じゃねえよ！ 今のは弱めの巨大ライオンだったからよかったが、普通の巨大ライオンが相手だったらテメェも突進で死んでたぞ！！  【名も知らぬ子供】 ・・・・・・チッ！  ん？ おい今あそこに、この前レウス川にいた子供がいなかったか？ えっ？ クンクンクン。 本当だ！ フィニーフィンが助けて、フィニーフィンを可愛がってくれた子供の匂いがする！ また記憶を改竄してんじゃねえよ。  【かか鴉】 この辺りか。 ん？なんか落ちてんぞ。  【かか鴉】 これはなんだ・・？ ライオンの毛で作ったアクセサリーかなんかか？ アイツが落としてったのか、一応拾っとくか。 キャンキャン！ それなに？ 誰かの脇とか股に挟んでもらえば、その人の匂いとライオンの匂いを一緒に楽しめそう！ これ見てそんな変態的な発想が出てくるのは、 テメェとうちの旦那くらいだろうな。 後日 フィリア近郊   あっ、帰って来た！かか鴉！ どう？楽しかった？ ご飯はちゃんと食べた？  お前毎回ご飯食べたか聞くよな・・・ 楽しかったかはまぁともかく、頼まれたフィニージェムは集め終わったぞ。 ほらよ。  全部集めたの？ １，２，３・・・５個！合ってる！すごい！ 早かったね！ フィンキーだったらきっと２週間かかってたよ！ ５個なんてすぐだろ。 ２週間も狩り続けるって何匹殺る気だよ・・・ というか俺が手伝わなきゃお前１人でライオン狩る気だったのか？ 危ねえな。  あ、それは大丈夫！ フィンキーはフィンズクラフトってスキルで毒エサを作って食べさせるから！ やり方えげつねえな・・・ キャン、キャンキャン！フィンキー！！ フィニーフィン、かか鴉ご主人様と行ってきたんだ！ タヌキ！タヌキ見た！！ モコモコ！ フィニーフィンと似てる！ （タヌキ・・・確かに似てるが、 どっちかっていうとこいつは太りすぎたウサギだよな。 ってか背中に花生えてるし、こいつは何の生き物なんだ・・・？） クマはガオーする！ いや、グアオオ？ガオガオ・・・？ すっごくおっきかった！絶対フィニーもたくましいはずだよ！！ そして、そして。変な巨人も見た！ 白いところで、人間も助けたんだよ！ フィニーフィンがそうしたの！フィニーフィンは勇ましい！！ （まだ記憶を捏造してやがる・・・） わぁ、すごい！ 楽しかったよね？フィニーフィンすごいね！ ご飯もちゃんと食べた？アハハ！ くすぐったいよ～可愛いフィニーフィン～。 そう！フィニーフィン可愛い！ ライオンも見た～とても大きなライオン～。 フィニーフィンみたいに強くて～勇猛な動物～。 キャン、小さい人間も見た！ フィンキーくらい小さな人間～。 その人間はおかしかった。 フィンキーの匂いがするのに、フィンキーじゃなかった！フィンキーは他にもいるの？ アハハ、フィニーフィンが変なこと言ってる！ それはおかしいよ～フィンキーは１人だよ。 フィンキーは一人なのに！またいたの、キャンキャン！ フィンキーみたいな・・・フィンキーの匂い！ フィニーが好きな！フィニーフィンも好きだった！ 黒いフィンキー！フィンキーみたいな？ 黒くて・・・青くて・・・ でしょ、ご主人様？ご主人さまも見た！  黒くて青い？あたしみたい？ なんだろう・・・気になる・・・。 かか鴉も見たの？ あぁ、レウス川で黒い髪で青い防寒具を着た人間の子供に会ったぞ。 ケサイサバンナにもいた気がするが。  黒い髪・・・雪が多いところの人間の子供で、フィニーフィンが好きだったなら・・・。 ・・・・・・。 なんだ？ 思い当たる奴でもいたのか？ うーん・・・・・・ それよりも、かか鴉。 フィンキーを手伝ってくれたし、フィニーフィンも楽しそうだから・・・。 一緒に帰ろう！ 伝えたいこともあるし・・・。 あれ？ 何て言うんだっけな・・・あ、招待！招待するよ！ 一緒に行こう、ね？ （こいつの住んでるとこか。 どこかは知らねえが、 断る理由もねえし、もし親とか師匠とかいるなら言いてえこともあるし・・・） わかった。一緒に行くぜ。 続く… ※2022/01/04追記 だいーぶ今更ですが、久しぶりに読み返したら後編の話があまりに長すぎたので、今まで１記事だったものを今回中編と後編に分けました。 2022/01/03より前の「ペットスコウルディング 後編」と、 今現在の「ペットスコウルディング 中編」「ペットスコウルディング 後編」はあわせて同じ内容となりますのでご了承くださいm(_ _)m ブログランキングに参加しています。 ↓お気に入りの↓ハゲ↓をクリック↓  
最終更新日
2022/01/04 02:09:29 PM
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