かかかノの家 こおしんのブログ

2024/05/18(土)17:12

マビノギ 神の騎士団 3章4話 覚めて見る悪夢

マビノギ日記(460)

今までのお話 神の騎士団 1章1話 新たなる光 神の騎士団 1章2話 謎の女騎士 神の騎士団 1章3話 奴は 神の騎士団 1章4話 先覚者 神の騎士団 1章5話 入団 神の騎士団 1章6話 噂を辿って 神の騎士団 1章7話 真実と嘘 神の騎士団 1章8話 繰り返される戦闘 神の騎士団 1章9話 狙われたクイーン 神の騎士団 2章1話 墓場 神の騎士団 2章2話 黒い使徒 神の騎士団 2章3話 アヴァロンゲート 神の騎士団 2章4話 ピーネとカーズウィン 神の騎士団 2章5話 白き乙女達の共鳴 神の騎士団 2章6話 裏切り者 神の騎士団 2章7話 使徒化 神の騎士団 2章8話 告白 神の騎士団 2章9話 疑惑と真実 神の騎士団 2章10話 ただ、前に進むだけ 神の騎士団 3章1話 道を知っている者 神の騎士団 3章2話 未知への接近 神の騎士団 3章3話 侵された守護者 前回(3章3話)のあらすじ モルクァンの髪型をツインテールにするという提案も却下されてしまうコオシン。 そんな彼らの元に、異質な神聖力に侵されたアヴァロンの守護者が次々と立ちはだかる。 元々神聖力を持った生物である守護者たちを、コオシンはウスーゲとヌケーゲの能力を使い正気に戻していくが、2つの能力を使うたびにコオシンは激しく疲弊していく。 同じ秘密を共有するカーズウィンに対し もう自分が限界であることをどうにか伝えようとするコオシンだが、その機会はことごとく頼りになる味方に潰されてしまうのであった・・・ 【ジュニア】 みんなー このさきにエッチなかっこうしたおんなのひとのはんのうがあるよー あ!そのまえに、 オーガのひとがふういんされてたのとおなじワナのはんのうがあるからかいじょしておくね~ 【コオシン】 マジで? 危ねえ! ジュニアありがとー♪ この先に罠があるのですか? 私にはわかりませんが・・・。 探知だけでなく罠の解除までできるとは。 便利・・・と言ってよいのか・・・信じがたいというか・・・、本当に色々なことができるのですね。 【トルヴィッシュ】 ここは・・・祭壇でしょうか。 【ピーネ】 見て! あそこに先覚者が! ・・・ ・・・ どういうことだ? 奴ら罠を素通りしてきたぞ。 なによ。ブラックウィザードのやつ。 あれだけ時間をかけて罠を設置してたのに、全然役に立たないじゃない。 やっほーお2人さん。 2人だけでどうしたの?デート? モルクァンとブラックウィザードは? またそんなこと言って、しらばっくれないでよ。 どうせモルクァンがどうなってるかも途中で見てきたんでしょ。 それに・・・ ・・・ ブラックウィザードがなにをしているかも貴様らは察しが付いているのだろう? (え?何の話? 全然察しなんてついてないけど。) 知らなかったぞ。 まさかお前たちの仲間に使徒を元に戻す能力を持つ者がいたとはな。 お陰で何体もの使徒を元に戻されたようだが、ブラックウィザードに捕らえられた以上もうその力も使えまい。 お前達をそいつの元へ合流させるわけにはいかない。 !!!!! (使徒を元に戻す能力!? まさか・・・) 使徒を元に戻す・・・ですって・・・? (は!!!?!?!?!!? 使徒を元に戻す能力を持つ者!!? 僕以外に?!! 誰!!? 捕らえられてる!?!?) ど(どういうことだ?! コオシン。) お(お前以外にも同じ能力を持つ者がいるのか?) ま(まさかピーネが連れてきたお前の弟子のジャイアントか?) 【首を高速で横に降るコオシン】 (いやいやいやいやいや違うって! 僕はユウに神聖スキルの使い方なんて教えたことないし、第一この力はハゲじゃないと使えない!!! 有り得るとしたら僕の知らない同じ神との契約者か、もしくは全く別の力で) わー! もしかしてあのおねえさんがさがしてたひと? すごくキレイなおねえさんだね! ・・・! 【ピーネ】 (え? ジュニアくんはああいうタイプが好みなの?) 【アヴェリン】 (ブリルエンにセクハラしていたコオシンさんといい・・・ やっぱり親子なのね・・・。) ちょっ!!!? 駄目だよ!ジュニア!! (エッチな格好したお姉さんに惹かれる気持ちはよくわかるけど)あのお姉さんは性根が腐ってるから好きになっちゃ駄目!!! えええっ!!? おねえさんしょうねがくさってるの!!? ・・・・・・ホント失礼しちゃう。 その子 いい趣味してるみたいだけど、 もしかしてあんたたちが迷わずここまで来れたのはその子のせい? こっちがあんたたちの居場所を追えなくなったのに、そっちにはこっちの居場所がわかるなんて不公平よね。 !!! おいブリルエン、目的はもう果たした。 あまり余計なことを喋るな。 私たちの居場所を追えなくなった・・・? それはいったいどういうことですか? え? うっそー! なんでアヴェリンさんが知らないの? 弟さんのプレゼントのその髪飾りはまだつけてるみたいだけど。 !!!!! なぜそのことを!!? アヴェリン駄目! そんなやつの話を聞いちゃ! だ(黙らせるぞ、コオシン) おう!!! (これ以上喋らせて・・) やだ。 ガールズトークの邪魔しないでよ。 あんたたちはこいつと遊んでてくれない? 【ハシディム】 ワガナハツヨイゾハシディムー 【ジュニア】 またあしがスリムすぎるひとだ!!! 【アルター】 ジュニアくん!僕の後ろに下がって! (まずい!! アヴェリンにあの話を聞かせるわけにはいかない!・・・けど、 こいつを倒そうにも みんなに見られてちゃあの力が使えないし、そもそも体力が・・・ ジュニアも早く避難させないと。) なぜ・・・なぜ髪飾りのことを知っている! この髪飾りがいったい・・・ だーかーらー、最後のプレゼントのその髪飾り、 弟さんが持っていたときにアヴェリンさんの位置が分かる魔法をかけておいたのよ~。 知らなかったの? おかげでみなさんの動きを常に把握できたわ♪ なぜかアヴァロンゲートを通る少し前から反応がなくなっちゃったけど、それまで大切に持っていてくれてアタシは嬉しいわ! 弟さんもきっと喜んでいるはずよ! ここに魔法が・・・? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 私のせいで・・・騎士団の動きが把握できていた・・・? 大切な弟の最後のプレゼントでしょ? 魔法なんかどうでもいいじゃない~。 そのお陰でアタシたちも動きやすかったし、変異した動物や使徒を使ってたくさん暴れられたもの。 あなたたちバカな姉弟のお陰で、たくさんの怪我人や死者も出たし、こうやってアヴァロンゲートも越えられたし、ホント2人の絆に感謝しないとね♪ キャハハハッ!キャハハハッ! キャーーーーーーーーーハッハッハッハッハッ!!! 今まで・・・では・・・ わ・・・私のせいで・・・ 私のせいでここまで先覚者たちが・・・? これまでの犠牲者も・・・ クッ・・・やはり攻撃が通じない。 それに、境界地にいた使徒よりもっと強力な奴のようだ。 アヴェリン、これ以上そいつの話を聞くな! 早くこっちに !!!!! 【ピーネ】 アヴェリン!!!!!!! アヴェリン!!!? (クソっ!クソっ!クソッッッ!!! こうなるのは避けられなかったのか!!? ジュニアの力でこっそり魔法を解除すればそれで解決だと思っていた!!それでアヴェリンは傷つかないと! 甘かった・・・ッッ!! 奴らが喋る可能性なんて十分あったのに!! まさかこんな可哀想なことに・・・) 今まで・・・私は・・・ 何のために・・・ 今までずっと・・・今も・・・私のせいで・・・・・・? あら~アヴェリンさん、イメチェンでもしたくなったの? なかなか似合うじゃない、ホホホ! ええええええええ!! うわーーー! さいていすぎる! じぶんのせいなのに!! ほんとうだ!しょうねがくさってる!!! いい加減にしろ!ブリルエン!! 使徒が倒される前に早く逃げるぞ! まずい・・・!奴らが! ピーネ!アルター!! ジュニアくんとアヴェリンを頼む! コオシンさんとカーズウィンはあの使徒を! 私とルウェリンは先覚者を追います! (あんなに疲れていたのに・・・ ・・・ 自分へのどうしようもない怒りのせいか力が湧いてくる!!! クソッッッ!!!!!) カーズウィン! また敵の引きつけは頼む!! すぐに片付けてやる!!! ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・・・・ アヴェリン、大丈夫? ・・・・・・。 カーズウィン、コオシンさん。 倒してきたんですね。 アヴェリンは・・・ 取り乱して申し訳ありません・・・。 もう大丈夫です。 ただ・・・ただ私のあまりの愚かさと情けなさを痛感しているだけですから・・・。 ・・・ ・・・ 違うのアヴェリン。 ごめんなさい。 髪飾りのことを言わなかったのは私が・・! いいよ。ピーネ、僕から話す。 アヴェリン、君のその髪飾りの追跡魔法は、ブリルエンの言う通り 彼らがアヴァロンゲートを通る少し前に僕達が解除しておいたんだ。 あのアホサキュバスが口を滑らせて教えてくれたからね。 みんなで話し合って、君に気付かれないように解除したんだ。 でも・・・こんなことになるんなら、君に話しておくべきだったね・・・ 先覚者が君にバラしてしまう可能性を考えておくべきだった。 そうだったのですね・・・。 ・・・ 気にしないでください。 同じ立場なら私でも同じ判断をしたかもしれません。 それに・・・それは正しい判断です・・・。 現に私はこのざまですから・・・。 1つの事実を突きつけられただけで、敵を目の前にただ立ち竦むことしかできなかった・・・。 この髪飾りを追跡して、奴らは・・・ずっと・・・。 わ・・・私は・・・ 騎士団に入るべきではなかった。 アヴェリン・・・。 ・・・ ・・・ あーもー、君までそんなことを言うのか。 私”まで”・・・? それはどういう・・・ アヴェリン、 君は君の仲間が同じように家族の形見に追跡魔法をつけられていたら、 その形見を持ち歩いていたことを愚かだと思う? 騎士団の資格が無いと思うの? ・・・・・・。 ・・・ ・・・ ・・・いえ。 そんなことは思いません。決して。 ・・・ ごめんなさい・・・。そうですね。 そうだよね。 だから君も騎士団の資格がないなんて思わないの。 この件については、こっちが間抜けだったんじゃなくて、 それだけあっちの作戦が巧みだったというか、 性根が腐ってただけだから!!!! それにそんなことで騎士団をやめたら、それこそ君の弟が悲しむんじゃない? アヴェリンの弟は、自分のプレゼントのせいでお姉ちゃんが苦しみ続けることを望むと思う? いえ・・・、 弟は・・・メイロンは・・・優しい子でしたから・・・。 いつも・・・私の心配を・・・・・・っ じゃあ、辛いだろうけど、 弟がそう思ってくれてたことを忘れないであげてよ。 今は簡単に自分を許せないだろうけど、 もしかしたら・・・多分一生・・・本当に自分を許せる日はこないかもしれないけど。 ・・・・・・。 あ! それにその髪飾りも、髪が伸びたらまたつけなきゃ! アヴェリンに似合ってたし、 せっかく弟くんがプレゼントしてくれたものなんだから! 大丈夫!もう魔法は完全に解けてるし!! うん;;;;; もう・・・だいじょうぶ・・・まほうはだいじょうぶだよ;;; ボクちゃんとかいじょしたからあああおおおおおおおん;;;;; ズビビビッ ・・・ ふふ・・・ジュニアくん、そんなに泣いて。 ・・・ ありがとうね。 ・・・ でも・・・この髪飾りは・・・・・・もう 駄目だよ! 形見はね!それを残してくれた人を忘れないだけじゃなくて、 それを残してくれた人の思いや願いを忘れないためにも必要なの!!! 《かか鴉・・・コオ・・・シン・・・》 だからアヴェリンは、弟くんが自分の幸せを願ってくれてたことを忘れないためにも 《私がいなく・・・なっても》 その形見をまた身に付けなくちゃ駄目! 《幸せになってね》 わかった!!? ・・・ ・・・ ・・・ はい・・・。 わかりました。 いつかこの髪が伸びたら、また。 続く… ブログランキングに参加しています。 ↓お気に入りの↓ハゲ↓をクリック↓

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