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コメ上場初日の動きは関西は値がついたが、東京はサーキットブレーカーが二度発動になり値がつかないようだ。関西商品先物取引所の午前中の動きは、前場第一節で11月限が14320円となり、第二節で300円高のストップ高で張り付いた。12月限は14540円で値が付き、第二節は14840円のストップ高である。1月限は19210円~第三節には18910円にストップ安となっている。
東京穀物商品取引所は13500円から始まったが、すぐに300円のストップ高となりサーキットブレーカーが発動し、二度発動されたので、これで今日はおしまいと思われる。 朝の森本毅郎スタンバイ(TBSラジオ6時半~8時半)で何でこんなときにコメの上場をするのだ、投機家がコメの価格を上げるだけだと怒っていたが、その通りの結果になりそうだ。森本毅郎氏は、大の投機嫌いで、先物と聞いただけで怒る人である。おそらく以前に商品先物取引でいやな目に会ったのだろうと勘繰っている。今でも株価が下落すると空売りをしている人に対して嫌悪感を示す。恐らく自分は株式投資をしているのであろうことは言葉のはじばしから感じ取れる。株価が下がると腹が立つのだろう。投機家のせいにしている。公正中立なはずのマスコミの、影響力の大きい人が、こうした「先物」に対して理解が薄いことは困ったものである。 価格が上昇しているのは、流通業者が2010年産のコメを売ろうとしていないためだと思われる。ことに関東地区では、2011年産のコメに対する放射能汚染の計測がこれからなので、食べられないコメが大量に出れば、コメが足りなくなるとの思惑から売り惜しみをしているものと思われる。コメは先高であろうが、関西の1月限のように、19000円を超えると急落している。 コメ価格が上がるとしたら、将来価格が上がると思う人が多いからそうなるのであって、投機家が買い占めているというのは、先物市場でのことではない。流通業者のことであろう。 いずれにせよ72年ぶりのコメの上場の時期が森本氏の言うように、あまり良い時期でなかったことは間違いないようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 8, 2011 12:40:46 PM
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