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案山子の世界

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2005.07.17
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カテゴリ:歴史
一所懸命という言葉がある。物事を一生懸命やるとか、一生懸命汗をかくとか、必死でなにかを成し遂げることを言うわけだが、一所懸命と同格である。

一所懸命、これが武家社会の目指した道、すなわち武士の武士たる所以という事は、あまり知られていないし、意識されていない。豪族の時代から、土地を巡る騒動が絶えなかったが、その土地の農民が安堵して暮らせる為に自衛団が生まれ、それがもののふ、つまり武士の始まりだ。

さて、源頼朝、今回の大河ドラマで木曽義仲の息子の首を撥ねた時、抗議する義経に一族の結束よりも、国を治めるためには、梶原景時や北条家のように、もと平家方の者たちでも、重鎮に登用することにしくはないと言っている。この事は戦国時代、有能な者はたとえ敵方でもどんどん登用していることでわかるように信長、秀吉、家康との流れの中にも生かされている。蛇足ながら中国、特に漢民族にいたっては100万だろうが200万だろうが、征服した民族は根絶やしにしている。日本は単一民族だからかもしれないが・・。

ところで、この一所懸命という、武士の命の源を根底から破壊した歴史上の人物がいる。それは信長だ。彼は奪い取った土地を最初は配下の家臣に惜しげもなく与えたが、家康ですら三河から駿河に国替えを強要したように、家臣達を平気で国替えさせた。そして安土に家臣を集めた時も、国にいる嫁や子供を安土で住まわしている。
これは明智光秀の謀反の原因の一部だとも言われている。

戦争の褒美として、従来は土地を与えることが普通だが、信長はその代わりに茶器を与えた。茶器1つが一国に値した訳だ。家臣としては、自国でのんびりとするわけにはいかず、たえず緊張を強いられていた。独裁者の独裁者たる所以かもしれないが、斬新で柔軟な思想を持っていた信長が、狂喜の間で晩年、魔王といわれたことは、権力が人物を狂わせる見本かもしれない。

話はそれたが、大河ドラマなかなか上手くできてる。それにしても、中井貴一の演技にはほれぼれするわ~~。





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最終更新日  2005.07.17 21:32:46
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