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カテゴリ:つれづれ
ネット将棋11連勝。でもさっきは苦戦した。挌下だと舐めてかかり、序盤に強引に角を切り、中盤にうっかりして飛車を取られ、両腕もぎ取られた状態から、粘りに粘って、相手の気の緩みから王を頓死に追いやった。疲れた・・・。で、次は強豪との対決。序盤から押されて押されて、形成不利な状態。ところが今度は相手の見落としで飛車をまるまる頂いた。その時点で相手が投了・・・。やれやれ。
アマチュア界からプロ棋士が誕生した。 将棋ほどプロアマの格差のあるゲームはない。特に奨励会には地方で天才といわれた子供がごろごろ。アマ5段と言えども、奨励会の3~4級に手もなく捻られる。その中で26歳までに3段リーグを勝ち抜くことは至難の業だ。しかし、渡辺や羽生のような超がつく天才は、その虎穴の様な場所すら、すいすいと泳ぎぬく。ましてや名人位となると、毎年昇段して10代で挑戦となった加藤一二三ですら、その後九年も足止めされた。 さて、アマチュアからプロ棋士になった人物が他に一人いる。その人の名は花村元司9段。もう鬼籍に入って久しいが、彼の引っ掛け将棋って本には御世話になった。なんていったって、彼は東海の鬼といわれ、賭け将棋では無配神話を誇るような人物だ。賭け将棋といえば、小池重明が有名だが、彼も一度プロの試験を受けている。だが、彼の場合は失格だった。時代が違うといえばそれまでだが、彼こそアマチュア界の異端児、プロになって欲しかった。今回の場合は奨励会を年齢制限で退会した人、セミプロのようなものだ。でも、閉鎖的な将棋界に風穴をあけて欲しいものだ。 閉鎖的と言えば、とてつもなく強いコンピューターソフトが現れた。AI将棋ってソフトだが、日本将棋連盟がこのソフトとの対局を禁じたらしい。そりゃ、高段者が次々に負けたら禁止にもするかも。チェスはすでにコンピューターのほうが勝利を治めている。所詮、人間の能力なんてそんなものかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.11.07 21:36:46
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