2007/08/13(月)13:14
美しき日本
美しき日本 07.6.22案山子
田園風景に田舎の匂いを感じる心
人のやさしさを涙の雫に感じる気持ち
風の色彩を追いかける感性の豊かさ
森の空気にみなぎる精気を感じる肌
空の変化を星に託す時間のすばらしさ
波の先にある島並の影を描く絵心
海の奥底にパラダイスを求める浦島
あぜ道の先にある人生の終焉
町並みに煙立つ家族のいる風景
野良猫が人懐っこく寄り添う公園
お寺の影が長く伸びきる夕暮れ
夕焼けの鐘の音とカラスの鳴き声
埃立つ農道に耕運機のけたたましい音
ぽつんと一軒家その縁台で食すうどん
風鈴の音をさかなに食す素麺
夏空のその先にある一番星
センベイの割れる音と炭酸水
祖父の背中の広さと比例する安堵の気持ち
紫陽花の色の変化と急な雨