2008/02/22(金)23:13
微風・・・そよ風の君
微風・・・そよ風の君 08.2.22案山子
そよ風がわずかに髪を浮かせた希望の岬
甘酸っぱいそして少し塩っ辛い香りが漂い
春の訪れは波間の輝きから顔を覗かせている
遥か彼方から潮騒のざわめきが押し寄せて
海鳥の滑空が日増しに低くそして近くなる
今生きているそして今輝いているその瞳
若い血潮がくうくうと騒ぎ出した未来の岬
その先端から微風が君の黒髪をなで上げた
涼しげなそして柔らかく淑やかに心地よく
熱気を含むにはまだまだ遠いあの希望の岬