2012/01/03(火)12:33
大河ドラマ
光陰矢のごとしとはいうが、今年に入り本当に時間が経つのが早い。さて、年末年始はビデオ店で大河ドラマの「独眼流正宗」を借りてきて見続けた。自分にとってはくだらない芸能人御用達の垂れ流し番組を見るより随分価値のあるものだと思うのだが・・・。まっ、人それぞれやわね。 この「独眼流正宗」けっこう見ごたえがあり、史実を程よくうまくドラマ化している。さすがジェームス三木だわ。それにしてもこの奥州の覇者である伊達政宗。もう少し早くに生まれていたらきっと歴史が変わっていたと思う。ただ、場所が近畿圏から離れているのが致命傷になるし、仮に早く奥州を制覇したとしても武田、上杉を横に見ての進軍は難しいかもしれない。この人、武力だけの猪武者でなく、随分と教養のあった文化人である。また一時はバテレン宣教師などの意見も取り入れて外国に施設を送るなど外交的にも才能があった。さしずめ奥州の信長のような人。緻密で几帳面であったらしい。それにしても父を見殺しにし、弟を殺し母を追放するその生き様はすざましいものがある。 馬上少年過
世平白髪多
残躯天所赦
不楽是如何 さて、大河ドラマ最悪の「江」が終わり、来週より「平清盛」が始まるが、今まで完成された清盛像しかみてないので、若きころの彼の姿は未知の世界。是非見たいものやわ。