かかしのジャンプ

2010/02/20(土)01:57

トーゴ、反捕鯨の船籍はく奪

捕鯨・マグロ(383)

トーゴ、反捕鯨団体の船籍はく奪=公海上での臨検容易に  岡田克也外相は19日午後の記者会見で、米国の反捕鯨団体「シー・シェパード」による南極海での日本の調査捕鯨船への妨害行為に関し、トーゴ政府が同団体の船舶「ボブ・バーガー号」の船籍をはく奪したことを明らかにした。 また、「スティーブ・アーウィン号」の船籍はく奪に向け、オランダ政府も手続きを進めているという。これにより、公海上で同船舶への臨検が容易になる。  国連海洋法条約は、軍艦や海上警備艇が公海上で臨検を行う際に船籍国の同意を得ることを義務付けているが、船籍登録のない船や海賊船に対しては、こうした手続きを経ずに実施できる。  日本政府は妨害の再発防止のため、船籍国のトーゴとオランダに対し、「しかるべき措置」を取るよう要請していた。   一方、外相は、在京ニュージーランド大使館の領事が18日夜、日本の調査捕鯨船「第2昭南丸」に侵入した同団体メンバーと電話で話したと発表した。外相によると、メンバーは同船に乗ったまま日本に移送されることを望んでいるという。(2010/02/19-17:47)時事 シー・シェパード抗議船、トーゴ政府が船籍剥奪  岡田外相は19日午後の記者会見で、南極海での米国の反捕鯨団体「シー・シェパード」による日本の調査捕鯨船団への妨害行為を受け、トーゴ政府が同団体の抗議船「ボブ・バーカー号」の船籍を剥奪(はくだつ)したことを明らかにした。  外務省によると、日本政府が「船籍国としてのしかるべき措置」を要請した結果、トーゴ政府が12日付で剥奪を決定し、船主に通知したという。  国連海洋法条約は、公海上で船舶の取り締まりを行う場合、船籍国の同意が必要と規定。無国籍の場合は同意が不要で、日本の海上保安庁などによる取り締まりが容易になる。外務省は、同団体が船籍を他国に移すことを阻止するため、計84か国の政府に対し、新たな船籍登録の申請があっても拒むよう働きかけている。  もう1隻の抗議船「スチーブン・アーウィン号」が船籍登録しているオランダ政府は、船籍の剥奪(はくだつ)を可能にする船籍法改正案を議会に提出している。 (2010年2月19日19時55分 読売新聞) トーゴがシー・シェパードの船籍はく奪 日本政府要請受け 2010.2.19 22:46サンケイ  岡田克也外相は19日の記者会見で、南極海で日本の調査捕鯨船に妨害行為を行った環境保護を標(ひよう)榜(ぼう)する団体「シー・シェパード(SS)」の抗議船、ボブ・バーカー号について、旗国であるトーゴ政府が船籍を剥奪(はくだつ)したことを明らかにした。 日本政府がトーゴ政府にしかるべき措置を取るよう要請していたもので、これにより旗国の同意手続きなしに同船を公海上で臨検することが可能となる。  岡田氏は、SSの母船、スティーブ・アーウィン号についても船籍剥奪に向け、船籍国のオランダ政府が法改正を進めていると説明した。  また、岡田氏は在京ニュージーランド大使館の領事が18日夜に外務省を訪れ、日本の調査捕鯨船「第2昭南丸」に侵入し、同船に拘束された同団体メンバーと電話で話したことを明らかにした。メンバーは個室を与えられ、健康状態も良好で、同船に乗ったまま日本に移送されることを望んでいるという。

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