かかしのジャンプ

2011/08/24(水)19:35

島田紳助電撃引退発表! 「処分や謹慎は良くない」

国内・(69)

島田紳助電撃引退発表! 「処分や謹慎は良くない」と涙ながらに語る 2011年8月23日ロケットニュース24 2011年8月23日に急遽発表されたお笑いタレントの島田紳助さんの緊急会見。22時からの会見は、会見終了まで報道規制があったのだが、ついにその内容が明らかとなった。 島田さんは所属事務所の水谷暢宏社長とともに会見にのぞみ、暴力団関係者と交友関係を持っていたことが発覚し、8月23日付けで芸能活動から引退することを発表した。 島田さんは暴力団との関係を詳しく述べ、「後輩たちには自分のような甘い認識でやって欲しくない」と述べ、関係者に申し訳なかったと謝罪した。 会見があることが報じられたのは同日夕方。当初、島田さんの発表内容について憶測が飛び交った。政界進出や宮古島移住など、さまざまな説が噂されたのだが、発表内容はそれらの予想を上回る驚くべきものだった。島田さんは重い口を開き、こう語っている。   「今日をもって芸能界を引退することになりました島田紳助です」と自己紹介をしたうえで、暴力団との関わりについて明かした。暴力団幹部にお世話になった人物がいるとして、その人物との個人的な付き合いを話した。   島田さんによると、その人物とお互い会うべきではないとの認識があったようだ。ただ、まれに挨拶のメールのやり取りはあり、本人は悪いことをしているという認識はなかったと話している。 そして、日本テレビの『24時間テレビ』が終了したあとに、吉本興業からメールのやり取りを問いただされ、今回の引退の話になったとのこと。 また、「引退に納得しているのか」との記者の質問には「僕が言わなければ謹慎で済んだ」と話し、後輩芸人のシメシとして、みずから引退を決意したと説明している。さらに吉本興業から「引退だけは撤回してくれないか」とも頼まれたという。   島田さんは終始、涙を堪えるようにして話していた。あまりにも唐突な発表のために、にわかには信じがたい内容だ。 人気番組に数多く出演し、お笑いは元より芸能界をけん引してきた存在だけに、今回の発表が及ぼす影響は計り知れない。テレビ各局はレギュラー番組の存続を踏まえて、対応に追われそうである。 島田紳助さん引退、お知らせ全文  よしもとクリエイティブ・エージェンシーが23日夜、ファンのみなさま、関係者各位あてとして出した「島田紳助 芸能活動引退に関するお知らせ」の全文は次の通り。  このたび、弊社所属のタレント・島田紳助について、平成23年8月23日をもって芸能活動を引退することとなりましたのでご報告申し上げます。  弊社の調査によれば、島田紳助について、平成17年6月頃から平成19年6月頃までの間、暴力団関係者との間に一定の親密さを伺わせる携帯メールのやり取りを行っていたことが判明いたしました。 このような行為は、社会的影響力の高いテレビ等のメディアに出演しているタレントとしては、その理由を問わず、許されないものであります。  今回判明した行為自体は法律に触れるものではなく、また、経済的な利害関係が認められるものでもありません。しかしながら、島田紳助が、多数のテレビ番組にメイン司会者として出演していること等に鑑かんがみれば、弊社としては厳しい態度で臨むべきであると判断するに至りました。  この点について本人に事実確認を行った結果、当該行為を認め、何ら弁解することなく深く反省したうえ、今後について、自ら社会的責任を取って芸能活動から引退したい旨の申し出を受けましたので、弊社はこれを了承し、本日限りで芸能活動から引退することとなりました。  弊社では、皆様からのご批判・ご意見を全て真摯しんしに受け止め、今後の会社運営に生かしていくとともに、さらに反社会的勢力との関係を断ち切る取り組みを一層強化してまいる所存です。  最後となりますが、島田紳助が出演するテレビ番組等を楽しみにして頂いていたファンのみなさまを始め、関係各位の信頼を裏切り、多大なるご心配とご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます。 (2011年8月23日22時58分 読売新聞) 「ダウンタウン松本だけには伝えていた」 島田紳助と記者団の質疑応答 【社会ニュース】 2011/08/24(水) 00:43 サーチナ   23日の引退会見での島田紳助と記者団の主な質疑応答は以下の通り。   Q:引退に納得してるのか? A:僕が何も言わなかったら謹慎処分やったと思います。でも謹慎処分で、若い人達には示しがつかないと思いました。彼らには厳しいこともいろいろ言ってきたんで、自分で一番思い罰を科しました。それで引退すると。   Q:平成18年6月ごろからのメールということで、かなり前のメールですよね。それを吉本興行はどうやって確認したんですか? A:これを送ったのかと聞かれました。「間違いありません、僕が送ったものです。「お二人がいるから心強いです」という内容です。謹慎処分中のことでした。   Q:なぜ今になって、そのメールが吉本興業側に情報として入ったんですか? A:なぜかは分かりませんけど。「こういうものがあるんだけど、知ってるか?」と言われました。   Q:社長でもいいんですが、そのメールはどうやって確認したんですか?写真ですか? 水谷社長:8月中旬ごろに外部の方から情報がありまして、確認しました。   Q:携帯電話のメールは古い物は見えなくなるはずなんですが、何かの意図を持って持ち込まれたんでしょうか? 水谷社長:意図があったかについては、この場ではお答えしかねます   Q:持ち込んだ人物は何者か? 水谷社長情報提供者に迷惑がかかるのでこの場では差し控えさせていただきます。   Q:紳助さん御自身で引退を決めたということですが、迷う気持ちはなかったのですか? A:揺れることなく自分の道を進むことにしました。お世話になった方、自分は心の中で感謝する気持ちまで消したらいかんと思いました。 「心がつながっていたら会う必要はないんだ」ということでした。自分も弱ったときに、Aさんを介して「心は一つですよね」と伝えました。遊ぶこともないけど、「心は一つですよね」と送った。うちのバーのオープンのときに20分だけ顔を会わせたくらい。十数年間で偶然をあわせて5回。自分の中ではセーフだと思っていました。   Q:価値観の違いとか認識の甘さはあると思いますが、こんな形で引退することに後悔は? A:芸能界のルールを知らなかったし、吉本興業の800人の後輩に示しがつかないと思いました。後輩達との約束です。僕はその方にメールもしないし、でももし道で会ったら、頭は下げます。その気持ちは優先したいです。   Q:6つのレギュラー番組を抱えてますが、その共演者には連絡は? A:いえ、吉本興業から連絡をしました。「何とか引退だけは撤回してもらえないか」と……。泣いてるのはじゃないですよ。ルール違反はルール違反ですから。悪いことをしたのは自分ですから、   Q:励ましてくれた方とは? A:今日の午後6時半の時点で、吉本の全員に知らせました。前もって教えていたのは、ダウンタウンの松本だけです。やっぱ「やめないでください」と電話。漫才をやめさせたのはあいつですから。芸能界引退だけは。めちゃくちゃ無様な終わり方です。最低の終わり方です。でも、自分の美学を通させてください。とお願いしました。   Q:引退は即答ですか?考える時間はあったんですか。 A:今日まで気持ちは揺れることなく。思い留まらせようという。引退を後悔してないてるわけじゃなくて、温かい気持ちに感謝して泣いてるだけで。嫁はやりたいようにやったらいいよと。長女は本当に後悔しないのか?。と。でも、あなたは強運の持ち主だから。   Q:芸能界を振り返ってどうだったでしょうか? A:上岡龍太郎さんと同じ55歳で引退ということで思い出深いです。和田アキ子さんにも電話で連絡しようとしたけど繋がらなくて。   Q:この世界にいて一番良かったと思ったのは? A:孫正義さんと会ったときは幕末の偉人と会ったのは一番の財産ですね。お礼のメールを出すために、翌日ソフトバンクを買いにいきました。 ドコモを今でも使ってますけど。ファンの人から手紙をいただいたりすることが、やってて良かったなぁと思ったなぁ。「百の教え」を買っていただいたのは、今日は百一個目ですわ。自分に一番思い処罰を与えました。   Q:社長はAさんを暴力団関係者だと言ってますが、紳助さんの認識は? A:Aさんが組織の方とは思っていません。組織の方なのか?と聞いたけど、「僕は一般の人間だけど、そう誤解されるんだ」と言われたので、そう思っていた。水谷社長は、途中から組織の人間だという認識。認識の違いはあるけど、僕はその方に3回くらいは確認してます。   Q:芸能界と暴力団は何かあるんじゃないかと一般の方に思われるのでは? A:この程度で引退しなくてはいけないんです。他の芸能人の方は。少しは信用してください。引退しようと。何でウソばかりかかれるのかなと。我慢しなさいと。明日から一般人ですから。

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