東亜日報・金正恩氏[「南は同族ではなく交戦国」「全領土平定の準備を」
金正恩氏[「南は同族ではなく交戦国」、「全領土平定の準備を」ともPosted January. 01, 2024 08:18, Updated January. 01, 2024 08:18東亜日報北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記(写真)が、南北関係を「同族関係」ではなく「戦争中の交戦国関係」と規定した。新年を前に対南路線の根本的な方向転換を公式に宣言したのだ。また、「韓半島で戦争が現実的な実体として迫っている」とし、「有事の際は、核武力を含むすべての物理的手段と力量を動員し、南朝鮮(韓国)の全領土を平定するための大事変の準備に引き続き拍車をかける」と主張した。2012年の正恩氏の最高指導者就任後、最も高い水位の戦争警告発言だ。4月の総選挙を前に、大規模な対南軍事挑発を予告したとみられる。正恩氏は、年末に行われた朝鮮労働党の中央委員会総会の最終日である12月30日、「同族という修辞的表現のために、米国の植民地の手下にすぎない怪異な輩と統一問題を論議することは、我々の国の格と地位にふさわしくない」とし、「南北関係はもはや同族関係ではなく、敵対的な2つの国家関係、戦争中の2つの交戦国関係に完全に固着した」と明らかにしたと、朝鮮中央通信が12月31日付で報じた。新年の年頭の辞に代わる総会での発言を通じて、対南・対米「強対強」の敵対路線を明確にしたのだ。正恩氏は、「我が党が下した結論は、大韓民国の連中とは、いつまで経っても統一が成し遂げられないということだ」とも述べた。申圭鎭 ※「韓半島で戦争が現実的な実体として迫っている」「有事の際は、核武力を含むすべての物理的手段と力量を動員し、南朝鮮(韓国)の全領土を平定するための大事変の準備に引き続き拍車をかける」「同族という修辞的表現のために、米国の植民地の手下にすぎない怪異な輩と統一問題を論議することは、我々の国の格と地位にふさわしくない」「南北関係はもはや同族関係ではなく、敵対的な2つの国家関係、戦争中の2つの交戦国関係に完全に固着した」「我が党が下した結論は、大韓民国の連中とは、いつまで経っても統一が成し遂げられないということだ」金正恩「韓国を和解・統一の相手と見なさない…核に拍車」 中央日報/中央日報日本語版2023.12.31 11:08 北朝鮮が来年の対南政策において「和解」と「統一」の基調はないだろうと明らかにし、来年も南北関係には冷たい風が吹くと予想される。朝鮮中央通信によると、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は30日の労働党全員会議5日目の会議で南北関係に言及しながら「南朝鮮(韓国)を統一の相手と見なさないだろう」と釘を刺した。金委員長は「不信と対決だけを繰り返してきた苦い北南関係史を冷徹に分析したことに立脚して、対南部門で根本的な方向転換をすることに関する路線が示された。(韓国を)和解と統一の相手に見なすのは、これ以上、われわれが犯してはならない錯誤」と強調した。続けて韓国に対し「われわれを『主敵』と宣布して、外部勢力と結託して『政権崩壊』と『吸収統一』の機会だけをうかがう一味」と批判しながら「万一の場合、発生しうる核危機事態に迅速に対応し、有事の際に核戦力を含む全ての物理的手段と力量を動員して南朝鮮の全領土を平定するための大事変の準備に引き続き拍車をかけていくべきである」と話した。一方、26日に始まった朝鮮労働党の年末全員会議は30日に5日目の会議を最後に終えられたものとみられる。※「不信と対決だけを繰り返してきた苦い北南関係史を冷徹に分析したことに立脚して、対南部門で根本的な方向転換をすることに関する路線が示された。(韓国を)和解と統一の相手に見なすのは、これ以上、われわれが犯してはならない錯誤」「われわれを『主敵』と宣布して、外部勢力と結託して『政権崩壊』と『吸収統一』の機会だけをうかがう一味」「万一の場合、発生しうる核危機事態に迅速に対応し、有事の際に核戦力を含む全ての物理的手段と力量を動員して南朝鮮の全領土を平定するための大事変の準備に引き続き拍車をかけていくべきである」・・・ムン、あれだけ将軍様に尽くしたのに(笑)、ムンは将軍様に会ったとき、USBメモリを渡したらしいよね、どうなった?、韓国政府 北朝鮮の対韓「敵対宣言」を強く批判崔セイル2023.12.31 17:13【ソウル聯合ニュース】韓国政府は31日、北朝鮮が党中央委員会総会の関連報道を通じ、核やミサイルの高度化や対韓路線の根本的な転換など、対外的に敵対的な立場を表明したことを強く批判した。統一部当局者が伝えた。 同当局者はこの日、「政府は強固な韓米同盟を基盤に北の脅威を圧倒的に抑止し、原則に基づいた南北関係の正常化を一貫して推進していく」と述べた。また、北朝鮮が核・ミサイルの開発と人権弾圧を中止し、非核化と住民の生活改善に取り組めるよう、国際社会との協力を一層強化していくと強調した。 朝鮮中央通信のこの日の報道によると、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)は党中央委員会総会の最終日の30日、南北関係を「敵対かつ交戦中の国家」と明言し、対韓路線の根本的な方向転換を宣言した。さらに、来年も核兵器の生産を引き続き拡大する土台をつくると強調した。金正恩氏 南北は「敵対関係」「統一できない」崔セイル2023.12.31 10:35【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が韓国との関係について、「敵対関係」と言及し、南北統一は実現できないとの見解を示した。北朝鮮の朝鮮中央通信が31日、報じた。 報道によると、金正恩氏は党中央委員会総会最終日の30日、「北南(南北)関係はこれ以上、同族関係ではなく敵対的な国家関係、戦争中にある交戦国関係に完全にこう着した」と発言した。 同氏は、北朝鮮側は半世紀にわたり正当かつ合理的な統一路線と方針を提示し、民族から絶対的な支持を得たほか、世界から共感を呼んだと説明。これに対し、韓国の歴代政権は「北朝鮮の政権崩壊」「吸収統一」を推進しており、これまで10回以上政権が交代したが、何も変わらなかったと指摘した。 金正恩氏はいつになっても統一は実現できないと結論を下したと強調した上で、韓国を和解と統一の相手とみなすことは「これ以上してはならない錯誤」と説明した。 朝鮮中央通信は「北南(南北)関係を冷静に分析し、対南部門での根本的な方向転換に向けた路線が提示された」と評価した。