聯合・14人死亡の地下道浸水事故 警察官6人の捜査を検察に依頼
14人死亡の地下道浸水事故 警察官6人の捜査を検察に依頼=韓国政府 2023.07.21 14:37【ソウル聯合ニュース】韓国政府の国務調整室は21日、中部の忠清北道・清州で起きた地下車道の浸水事故に関し、犯罪の疑いがあるとして警察官6人の捜査を大検察庁(最高検)に依頼した。 国務調整室は、事故原因の究明に向けた監察の結果、警察の112番通報(日本の110番通報に相当)の処理過程で重大な過ちを発見したとし、事故発生後に警察が対応に関して首相室に虚偽の報告も行ったと捜査依頼の理由を説明した。警察が事故発生の1時間前に地下車道の緊急通行規制を求める112番通報を受けていながら何の措置も取らなかったことを指摘したものとみられる。 また、警察は付近の別の事故現場に出動したため地下車道の事故への対応が不十分だったと説明したが、こうした釈明が虚偽だった疑いもあるという。 国務調整室は、警察の捜査本部が警察官を捜査すればその結果について国民の信頼を得られないと判断し、検察に捜査を依頼したと説明した。 この事故は今月15日に起きた。大雨により堤防が決壊して川の水が地下車道に流れ込み、バスや乗用車など17台が浸水。14人が死亡し、10人が負傷した。 国務調整室は17日、「国民の大切な命を守れなかった原因を究明する」として監察に着手していた。※「犯罪の疑いがあるとして警察官6人の捜査を大検察庁(最高検)に依頼した」「大雨により堤防が決壊して川の水が地下車道に流れ込み、バスや乗用車など17台が浸水。14人が死亡し、10人が負傷した」・・・「犯罪の疑い」とは穏やかでないが、単にミスとか怠慢ではなかった疑いということか?、前に、この事件が奇妙に思えることを言ったが、これが韓国以外だったらとか仮定すると、洪水、浸水のような災害があったとしても、都会の中心で発生しそうにないような事件としか思えないわけだが、そういう意味で、ここで犯罪とまで言って、警官の行動、行為、ミスや怠慢の究明という方針もわからなくはないが、しかし、前にも言ったように、犠牲者の行動がほぼ不明だ、無論、証言はないとしても、死因くらいは公表されないのか?、想定くらいしていないのか?、生存者も多少はいるのだから補助的にも証言があるのではないか?、この記事でも「流れ込み」の言葉と「死亡」の言葉の間に何の説明もない、またまた言うが、「セウォル号」と同じ、「五松地下車道に出動せずに虚偽報告」 国務調整室が警官6人を捜査依頼Posted July. 22, 2023 08:23, Updated July. 22, 2023 08:23東亜日報国務調整室(首相室)は21日、忠清北道清州市五松邑宮坪(チュンチョンブクド・チョンジュシ・オソンウプ・クンピョン)2地下車道の浸水死亡事故と関連し、監察調査中の警察官6人を最高検察庁に捜査依頼したと発表した。国務調整室は、彼らが事故直前に112の通報を受けても出動せず、112通報処理システムには実際出動したかのように入力するなど虚偽報告をしたと見ている。国調室はこの日、報道資料を出し「監察調査の過程で、警察の犯罪疑惑を発見し、迅速かつ公正な捜査が必要だと判断した」と明らかにした。さらに、「112通報事件の処理過程で重大な過ちが発見され、事故発生後、警察の対応状況を把握する過程で首相室に対し虚偽報告までなされた」とし、「警察捜査本部が警察官を捜査すれば、その結果に対する国民の信頼を得ることは難しいと判断し検察に捜査依頼した」と話した。国調室によると、今月17日から行われてきた監察過程で、事故当日の15日午前7時2分と7時58分に寄せられた2件の112通報に対し、五松交番の警察が実際現場に出動せず、現場に出動したかのように虚偽で112通報処理システムに入力して事件を終結した情況が確認されたという。警察は首相室に対し、通報者が宮坪1・2地下車道のうちどれなのか特定せず「宮坪1地下車道に誤って出動した」と釈明した。捜査依頼された一部の人員は、国調室の監察過程でも誤認出動したという陳述を維持したという。国調室は、「犯罪疑惑が明白で、対象者の陳述が矛盾または衝突する状況で、捜査機関が証拠を迅速に確保して分析する必要があると判断し、監察調査終結前に優先捜査依頼をすることになった」と説明した。国調室は、「監察調査を迅速かつ徹底的に進めた後、その結果を国民に透明に知らせる予定だ」と明らかにした。申圭鎭 【社説】災害対応に多くの問題…政府はどこにいたのか=韓国韓国経済新聞/中央日報日本語版2023.07.22 14:21車17台が浸水して14人が死亡した忠北清州(チョンジュ)「五松(オソン)地下車道浸水惨事」に関連し、中央政府と地方自治体の安易な対応が次々と明らかになっている。公開された119通報電話内容には犠牲者の恐怖がそのまま表れていた。事故が発生した15日午前7時51分14秒、「堤防が決壊して川の水が流れ出ている」という通報から最後の電話の「地下車道が浸水してボートが必要」(午前9時5分57秒)という内容まで1時間14分の間、15件の救助要請が続いた。「水がたまって抜け出せない」「(ドアを叩く音)助けてほしい」などという声だ。最初の通報ですぐに現場に出動し、車を統制して救助していれば、多くの人が助かったとみられる。消防だけの問題ではない。警察庁は19日、今回の惨事の捜査本部長を交代した。警察は事故当日午前7時2分と7時58分に112通報あったが、安易に対処して悲惨な事態を防げなかった。ところが責任を取るべき忠北警察庁に捜査の指揮を任せた。これに批判が出ると、ソウル警察庁広域捜査団長に本部長を交代した。警察は昨年の梨泰院(イテウォン)惨事で112通報を放置して物議をかもしたが、同じ失敗を繰り返したのだ。監察に入った国務調整室は昨日、警察官6人を重大過誤と虚偽報告などの理由で最高検察庁に捜査依頼した。関連部処と地方自治体が黙殺したのは市民の通報だけでない。惨事現場付近の川で臨時堤防工事を進行していた行政中心複合都市建設庁は地下車道の浸水前に忠北道庁と警察をはじめとする関係機関に17回も危機状況を伝播したとし、時間帯別の通知対象を公開した。工事現場監理団長は事故直前に112状況室に2回通報し、清州市にも4回状況を知らせたと明らかにした。緊急状況であることを明確に認識したという証拠だ。この多くの警告が続く間、水の方に向かう市民の車を阻止するために地下車道に駆けつけた公務員が一人もいなかったという事実に怒りを禁じ得ない。この渦中に慶北醴泉(イェチョン)乃城川(ネソンチョン)で水害行方不明者捜索作業をしていた海兵隊チェ・スグン上等兵が急流に巻きこまれて死亡した。行方不明者の遺体を探そうと部隊員らが「人間帯」を作って水に入ったというが、ライフジャケットも支給しなかった。豪雨が降った後の河川は水量の変動が激しく救助専門家でも接近するのが難しいが、経験も専門性もない兵士に基本安全装備も支給しなかった。水管理主務部処の環境部は文在寅(ムン・ジェイン)政権に言及した。韓和真(ハン・ファジン)長官と任相駿(イム・サンジュン)次官は「前政権で河川整備事業がほとんどなかった」と主張した。尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権に入って1年以上が経過したが、これまで何をしていたのか。気候変動による気象異変への警告が数年前から梅雨期ごとに繰り返されたが、この時期に堤防工事をする安全不感症はどういうことなのか。惨事後に各機関は互いに責任転嫁しながら見苦しい神経戦をしている。次々と表れる事故の前後状況と各機関の対応を考慮すると、治水システムと災害対応体系にメスを入れなければ繰り返される災難を防ぐことはできない。昨年、浦項(ポハン)の地下駐車場とソウルの半地下住宅で発生した惨事が今年も地下車道で再発したが、来年はどこで出てくるか分からない。特段の措置がなければ、市民の救助要請が黙殺され、政府機関は互いに責任転嫁する事態が繰り返される可能性が高い。前政権が進めた「水管理一元化」体制から中央政府と地方政府の役割分担まで全面的な見直しが必要だ。清州の冠水事故、どこにも出動せずに「別の地下車道に行った」と虚偽陳述…警察官6人を捜査へ【独自】 忠清北道清州市興徳区五松邑の「宮坪第2地下道」冠水事故に関して監察をしている韓国国務総理(首相に相当)室傘下の国務調整室が21日、警察官6人について検察に捜査を依頼した。 国務調整室はプレスリリースで、「警察官の犯罪疑惑を見つけ、迅速かつ公正な捜査が必要だと判断したため、今日午前、警察官6人に対する捜査依頼書を大検察庁(最高検察庁に相当)に提出した」と明らかにした。 国務調整室は事故当日、対応の遅さが指摘された忠清北道清州市の興徳警察署を監察する過程で、所属警察官がどの地下道にも出動していないのにもかかわらず、国務調整室に虚偽報告した事実を把握した。 宮坪第2地下道は今月15日午前8時40分ごろ冠水したが、これより前の同日午前7時2分と7時58分、警察状況室に「五松邑の住民は緊急避難する必要がありそうだ」「宮坪地下道が水でいっぱいになりそうだ。通行規制が必要だ」という通報が寄せられていた。 国務調整室では17日、地方自治体・警察・消防などに対して全方位的な監察を開始したが、警察官らは国務調整室の監察過程で、「冠水が発生した第2地下道ではなく、第1地下道に出動した」と陳述していた。 通報者が「宮坪第2地下道」と言わなかったため、頻繁に浸水するのは宮坪第1地下道だと誤認して出動したとの説明だった。 しかし、国務調整室では、警察官が最初から出動せず、国務調整室に虚偽報告をした状況をつかんだ。 国務調整室は「犯罪容疑が明白で、対象者の陳述が矛盾または衝突する状況において、捜査機関は証拠を迅速に確保し、分析する必要があると判断した」「監察調査終結前に、先に捜査依頼することになった」と明らかにした。 国務調整室には強制捜査権がなく、警察のデジタル記録などを確保するのが難しいだけに、検察に事件を引き渡して事実関係を確認するということだ。 国務調整室は捜査依頼とは別に、監察を迅速に終え、近く結果を公表する方針だ。イ・ジョンヨン記者朝鮮日報/記事入力 : 2023/07/22 17:0114人が亡くなった五松地下車道…忠清北道「浸水の危険なし」評価=韓国 中央日報/中央日報日本語版2023.07.19 08:19 忠清北道(チュンチョンブクド)が14人の命を奪った五松(オソン)宮坪(クンピョン)第2地下車道に対して浸水の危険が「無(なし)」と評価していたことが分かった。そのうえ浸水危険評価も一貫性がなかった。浸水危険が「有(あり)」と評価されると地下車道管理等級が変わるが、これに従えば今回の惨事を防ぐことができかもしれないという指摘も出ている。18日、韓国行政安全部によると、政府は2020年7月釜山(プサン)の草梁(チョリャン)第1地下車道で浸水事故が発生すると類似の事故再発を防ぐための対策を発表した。対象は全国145カ所の地下車道だった。宮坪第2地下車道はこの名簿にはなかった。行政安全部は「当時は地下車道管理指針関連の法案がなく、臨時で145カ所の地下車道に対してのみ行政措置を取った」としながら「2021年国土交通部とともに関連法を整備した後、宮坪第2地下車道を含む全国920カ所余りある地下車道を管理対象に選定した」と説明した。◇14人死亡したのに…「浸水の可能性ない」評価その後、同部は浸水危険地下車道統制基準を策定し、地方道を管理する地方自治体から地下車道別危険等級を提出するよう指示した。地下車道の安全状態や財源などの資料を地方自治体が持っているためだ。この時、忠清北道が提出した資料によると、宮坪第2地下車道浸水危険評価点数は55点だった。100点満点の地下車道浸水危険等級は3段階で区分している。評価点数が61点以上なら「浸水の危険が高い(2等級)」、81点以上なら「浸水の危険が非常に高い(1等級)」に分類する。60点以下は「普通(3等級)」だ。同部関係者は「防災分野で『普通』等級は浸水の危険度がそれほど高くないという意味」とし「100%安全というわけではないが、この程度なら相対的に管理の必要性が少ないと評価した」と説明した。評価項目である「浸水の危険」で、忠清北道が宮坪第2地下車道を「無」と評価したことも問題になっている。道路設計時の浸水の可能性について評価する項目だが「有」と評価すれば20点、「無」と評価すれば0点だ。この評価で宮坪第2地下車道が「有」と評価されていれば総点75点で「浸水の危険が高い」2等級を受けることができた。同部によると、3等級(6時間の降雨量110ミリ以上)は大雨警報が発令されて初めて統制を開始するが、2等級の地下車道は大雨注意報(6時間降雨量70ミリ以上)さえ発令されれば状況を管理する。同部は「状況管理は交通統制、事前予察など包括的な概念」としながら「地方自治体が該当地域の状況によって適用する」と説明した。浸水危険がないと評価した理由に対して忠清北道は「今回、宮坪第2地下車道が冠水したのは自然災害により河川物が流入した例外的という状況で、道路設計当時は浸水の可能性はなかった」と説明した。◇一部項目、評価配点よりも高い点数入力行政安全部が作った基準も一貫性がなかった。忠清北道が同部から受けた「浸水危険地下車道統制および等級化基準」によると、同部は浸水危険度を評価する時、車路数と地下車道の長さにそれぞれ10点を配分した。ところが忠清北道は宮坪第2地下車道を評価した際、車路数(4車線・15点)と地下車道の長さ(685メートル・20点)項目にそれぞれ配分された最高点(10点)よりも高い点数を入力した。これについて忠清北道は「行政安全部が細部等級評価表上、車路数B等級に15点、地下車道延長A等級に20点を配分しろと指示したため」と説明した。すなわち、同部が用意した概略的な配点表と細部等級評価上の配点基準がそれぞれ異なっていたということだ。建国(コングク)大学社会環境工学部のキム・ソンジュン教授は「互いに異なる配点基準で危険性を評価したとすれば、地方自治体別に作成した地下車道浸水危険等級体系が不正確な場合もある」とし「地下車道浸水等級をしっかりと分類したのか確認しなければならない問題」と指摘した。これについて行政安全部は「基準が合わなければ地方自治体が行政安全部に問い合わせなければならず、確認もせずに危険等級を定めたのは問題がある」とし「ただし数年前に発生したことなので、今の状況で当時地方自治体からの問い合わせがあったかどうかは確認できない」と話した。なぜ車両統制しなかったのか、地下車道の悲劇…韓国、大雨で死亡・行方不明45人 中央日報/中央日報日本語版2023.07.17 07:03 韓国で集中豪雨が続き、11日から6日間で各地で少なくとも45人が亡くなったり行方不明になったりした。特に大雨が襲った忠清北道(チュンチョンブクド)・慶尚北道(キョンサンブクド)地域の人命被害が大きかった。15日、冠水した忠清北清州市五松邑(チョンジュシ・オソンウプ)の宮坪(クンピョン)2地下車道と土砂崩れが発生した慶尚北道醴泉郡甘川面真坪里(イェチョングン・カムチョンミョン・チンピョンリ)など5つの地域で行方不明者の捜索が今も続けられており、人命被害はさらにさらに増えるものとみられる。中央災難(災害)安全対策本部(中央対策本部)によると、今回の大雨による死亡者は16日午後9時基準で36人〔慶尚北道19人、忠清北道12人、忠清南道4人、世宗(セジョン)1人〕だ。行方不明者は9人〔慶尚北道8人、釜山(プサン)1人〕、負傷者は35人となっている。慶尚北道地域の行方不明者9人は全員、大規模な土砂崩れが発生した醴泉郡甘川面真坪里・閥芳里(ポルバンリ)、孝子面白石里(ヒョジャミョン・ペクソンニ)、殷豊面殷山(ウンプンミョン・ウンサン)・金谷里(クムゴクリ)など5つの地域の住民だ。釜山の行方不明者は11日鶴章川(ハクジャンチョン)周辺で行方が分からなくなっている60代女性で、今もまだ見つかっていない。15日、近くの美湖江(ミホガン)に流入した水で冠水した清州市五松邑宮坪2地下車道には車両15台(警察推算)が浸水して16日午後11時現在まで排水・救助活動が行われている。この日午前8時40分ごろ、ここから300メートル余り離れた美湖江の臨時堤防が決壊し、地下車道の中は2~3分の間に水で一杯になった。事故直後に9人が助け出されたが1人は遺体で見つかったことに続き、16日にはバス乗客8人の遺体が追加で見つかった。各車両に乗っている人の数が正確に分からず、中央対策本部は行方不明者数の統計に五松地下車道の浸水被害者は含めていない。この日午前4時10分ごろ、美湖川橋周辺には洪水警報が出されていたが地下車道の統制は行われていなかった。忠清北道側は「一番低いところにある浸水の深さが50センチに達すれば警察と協力して道路の統制に入る」とし「事故当時、わずか2~3分の間に水がいっぱいになったせいで統制する時間が物理的に足りなかった」と明らかにした。水位が急激に高まり、地下車道の配電盤に水が入って排水ポンプも作動しなかった。海外歴訪中である尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は16日午前(韓国時間)ポーランド・ワルシャワで中央対策本部とオンラインでつないで集中豪雨対処点検会議を主宰した。尹大統領は「災難対応の第1原則は危険地域に対する進入統制と先制的に避難措置を取ること」としながら「警察は地方自治体と協力して低地帯の進入統制を厳しすぎると思えるほどやってほしい」とした。◇避難所被災者5541人が帰宅できず…一般列車2日間運行見合わせ「水爆弾」により韓国各地で被災者が発生した。98の市郡区5125世帯(8852人)が臨時避難所などに避難した。慶尚北道1715世帯(2581人)、忠清南道1265世帯(2462人)、忠清北道1259世帯(2383人)などだ。このうちまだ2974世帯(5541人)が家へ帰れずにいる。大雨が集中した13日から16日午後4時までの間に、聞慶東魯面(ムンギョン・トンノミョン)には485.5ミリ、清州上党区(サンダング)には474.0ミリの雨が降った。青陽定山面(チョンヤン・チョンサンミョン)の降水量は570.5ミリ、公州錦興洞(コンジュ・クムンドン)511ミリ、世宗セロム洞486ミリ、群山内興洞(クンサン・ネフンドン)も480.3ミリに達した。公共施設の被害は215件だった。河川堤防が流失したことが59件で最も多く、続いて道路斜面の流失・崩壊48件、土砂流出32件、冠水23件などとなっている。私有施設の被害は204件で住宅浸水82軒、住宅破損21軒、車両浸水6件(65台)、擁壁破損を含んだその他73件などだ。農耕地が冠水し、果物が落ちた農作物の被害面積は1万9770ヘクタールに達する。道路統制も続いた。忠清南道59カ所をはじめ忠清北道47カ所、京畿37カ所など道路220カ所が統制された。14日午後10時58分に発生した韓国鉄道公社(KORAIL)ムグンファ号脱線事故後、16日午後9時を基準に一般列車全線路の運行が見合わせられている。高速列車であるKTXは徐行か、京畿道水原(スウォン)駅経由、大田中区(テジョン・チュング)西大田駅経由など5つの線路の運行を見合わせている状況だ。※「ここから300メートル余り離れた美湖江の臨時堤防が決壊し、地下車道の中は2~3分の間に水で一杯になった。事故直後に9人が助け出されたが1人は遺体で見つかったことに続き、16日にはバス乗客8人の遺体が追加で見つかった」「事故当時、わずか2~3分の間に水がいっぱいになったせいで統制する時間が物理的に足りなかった」と明らかにした。水位が急激に高まり、地下車道の配電盤に水が入って排水ポンプも作動しなかった」・・・やっぱりといったところだが、推測になるにしても犠牲者の死因が出ないってのも奇妙、その推定さえも出てないんだろうか?、こっちもいまさら記事をさがして読んでるわけなんだけどね、今後を期待、清州の冠水事故、どこにも出動せずに「別の地下車道に行った」と虚偽陳述…警察官6人を捜査へ【独自】 忠清北道清州市興徳区五松邑の「宮坪第2地下道」冠水事故に関して監察をしている韓国国務総理(首相に相当)室傘下の国務調整室が21日、警察官6人について検察に捜査を依頼した。 国務調整室はプレスリリースで、「警察官の犯罪疑惑を見つけ、迅速かつ公正な捜査が必要だと判断したため、今日午前、警察官6人に対する捜査依頼書を大検察庁(最高検察庁に相当)に提出した」と明らかにした。 国務調整室は事故当日、対応の遅さが指摘された忠清北道清州市の興徳警察署を監察する過程で、所属警察官がどの地下道にも出動していないのにもかかわらず、国務調整室に虚偽報告した事実を把握した。 宮坪第2地下道は今月15日午前8時40分ごろ冠水したが、これより前の同日午前7時2分と7時58分、警察状況室に「五松邑の住民は緊急避難する必要がありそうだ」「宮坪地下道が水でいっぱいになりそうだ。通行規制が必要だ」という通報が寄せられていた。 国務調整室では17日、地方自治体・警察・消防などに対して全方位的な監察を開始したが、警察官らは国務調整室の監察過程で、「冠水が発生した第2地下道ではなく、第1地下道に出動した」と陳述していた。 通報者が「宮坪第2地下道」と言わなかったため、頻繁に浸水するのは宮坪第1地下道だと誤認して出動したとの説明だった。 しかし、国務調整室では、警察官が最初から出動せず、国務調整室に虚偽報告をした状況をつかんだ。 国務調整室は「犯罪容疑が明白で、対象者の陳述が矛盾または衝突する状況において、捜査機関は証拠を迅速に確保し、分析する必要があると判断した」「監察調査終結前に、先に捜査依頼することになった」と明らかにした。 国務調整室には強制捜査権がなく、警察のデジタル記録などを確保するのが難しいだけに、検察に事件を引き渡して事実関係を確認するということだ。 国務調整室は捜査依頼とは別に、監察を迅速に終え、近く結果を公表する方針だ。イ・ジョンヨン記者朝鮮日報/記事入力 : 2023/07/22 17:01