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曹操閣下の食卓

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2005.06.03
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カテゴリ:ブレックファスト
サメツネさんという人から、こういうコメントがきた。

サメツネさん
>おはようございます。
>たいへん勉強になります。
>以前自分が無知であることが気になって、靖国神社のことを調べてみたことがあります。
>西郷隆盛さんは明治維新で大変活躍された方です。しかし、西南戦争で敵となったことから、靖国神社には祀られていないと書いてあったと思います。
>また、大久保利通さんも同様に維新で活躍されましたが暗殺されたという理由で祀られていないそうです。戊辰戦争の白虎隊の方々も祀られていない、ということであります。大きな意味では敵軍となった方々もこの国を思って戦ったり命をおとしたわけです。また不幸にも暗殺された大久保さんも国士であられたのに祀られていない。であれば、やはり靖国神社は独特の選別基準を持った日本官軍神社として捉えるほうが間違いない、という結論に自分は達しました。霊を敬い畏れる気持ちは我々日本人固有の文化でありますが、その文化がすなわち靖国神社の精神とピッタリ一致してはいない、と考えてはおかしいでしょうか?
-----

おもしろい。
靖国神社大宮司と二時間以上も語り合った閣下にお相手しようというわけだ。
ハッハッハッ。

「西郷隆盛は靖国神社に祭られていないじゃないか。」
そんなことをいう中国人学者がいた。
それは中国人だから、新宿の隣りの駅も知らないのは当たり前だ。

しかし、このサメツネさんは日本人なのに。
西郷隆盛は鹿児島県で南洲神社という別格官幣社に祭られている。
知らないんだね。(笑

白虎隊は会津の人々によって、ちゃんと祭られている。
白虎隊の守り札をもって、特攻機に乗った会津人も靖国神社の軍神なのだ。
まったく言葉の遊びだな。

戦前の靖国神社はもちろん軍事と関係が深かった。
参拝者には軍人も多かった。
しかし、今は軍は存在しない。
もう戦後六十年なのだ。
戦争を体験した人々は、もう靖国神社にほとんど来ない。
自衛隊に入隊したら、靖国神社に集団参拝を強制されるのか。

だから、現在の靖国神社をよく見なさいということだ。
「靖国神社は戦前も戦後も変わっていない」というのは単純な偏見。

昭和21年に独立の宗教法人になって、昭和天皇の人間宣言のように、「平和を祈るための施設として、明治天皇の創建の理念にたちかえります」と規約をつくったのだ。
そりゃあね、「天皇制はまたファシズムの本質をよみがえらせる」なんて、否定的に語る人は実在するよ。
でもね、そんな考え方でまともな職業ができるんだろうか。
普通の社会人として、名刺交換して、世の中のビジネスをつくっていけるんだろうか。
かわいそうだねえ。

だから、「靖国神社に反対する人間は、何もわかっていないで批判している」というわけだ。
靖国神社は確かに「政府軍の戦死者」を祭っている。
西郷さんは神社。大久保公爵は自分の家の墓。
それは「ためにする議論」だ。
恥ずかしくないのかねえ。

もし、靖国神社が祭祀をやめてしまったら、どうなるのか。

あのね、水子の供養だって日本人は気をつけて生活しているんだよ。

サメツネさんは「祭祀されなくなった御霊数十万」の恐るべき呪いを直撃されることは、まず間違いないでしょう。
警告じゃないよ。
ハッハッハッ。





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Last updated  2005.06.03 11:52:34
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