食文化の国♪中国は世界一食に対して真剣な国だと思う。 美味いものに対する情熱と不美味いものに対する寛容さは見る者の心を恐怖に陥れる。 食事の時間を大切にするあまり、銀行が朝の11時から昼の2時前まで開かないのは痛かった。 お願いだからお昼は交代でとってください。 ↑ おいしそうな中華♪ これだけ、食に対する情熱をもっと仕事に注ぎ込めれば、きっとこの国はもっと発展するんだろうに・・・とつくづく思う今日この頃である。 中国で一流企業に入ると思われる銀行ですらこんな感じだから、小さなローカルの銀行なんかもっと痛い。 こっちがいろいろ頼んでも、お茶をすすりながら、隣の銀行員とぺちゃくちゃおしゃべり。 ちょっと強い口調で頼もうものならば、むっとした表情でにらんだ後しかとをこくという様な始末だ。 この国は、まだまだこんなレベルなのだ。 ↑ 町の一軒スラム街のような、一角にある小さな小さな食堂で。 なんかのお肉料理、超怪しい・・・。 市場ではありとあらゆるものが売られている。 よく 飛ぶものは飛行機以外、4つ足のものは机以外、2つ足のものはお母さん以外なんでも食うというが、きっと彼らはお母さんでも美味ければ食べてしまうんじゃないだろうか? てかその前に、『2つ足のものはお母さん以外』という事はお父さんは食い物なのか?? こちら中国に来て、結構野良犬がいることに驚きました。 ただ日本と確実に違うところ。 それは、鳥がいないんです。 いるんだとは思うのですが、実際見かけたことはありません。 たぶん全部食べちゃってるんではないだろうか? ↑ 結構きれいな中国の空♪ でもね、いつもはこんなのあんまり見れないんです。どんより霞がかっています。 そして、中国の空では、あまり鳥を見かける事がないのです・・・。 食べられちゃうからね・・・。 冷静に考えてみると、中国に来てから鳩を見たことがない。雀もいない。 海辺に行ってもカモメもカモもペリカンもいない。 畦道を歩いてもバッタすらも見たことがない。 ↑ 中国・どこへ行っても空に鳥が飛んでいるのをあまり見かけた事がありませんでした。 鳥が見かける事ができるのは、市場くらいなもんでしょうか?でも現在鳥インフルエンザの影響で、鳥市場は閉鎖状態。鳥を飼うことを法律で禁止しているのです。 よくよく考えて、ちょっとゾッとした。 何処に行っても聞こえる騒音と混雑は全て人民によって作られていた。 たまに馬やロバが荷をひきアヒルやニワトリが放し飼いにされているくらい。 市場に行くと、アヒルや鶏の死体はたくさんあるんですが・・・・。 都市部では、ペットで飼われていたけど、飼いきれなくなって捨てられたのか、それともただ単に飼い主のモラルが低いために、放し飼いなのか、野良犬らしき犬は良く見かける。 ↑ あんまり旨そうとは思えない、ぶたの脂の塊。しかし中華料理になるとおいしい料理に変身するのだっ! 鳩や雀は食用として売られているのしか見たことがない。カラスすらいない。蠅だけは多い。恐ろしい国だ。 こんな文化の違いが、実は獣医学の発展を遅らせているんじゃないかなぁとも思う。 全ての生物は食い物、この感覚でいけば、医者など要らなくなるのである。必要なのはコックさんなのだ。 みんな食ってしまうのである。(本当) 恐れ入る中華人民共和国。 次回は、『コネと賄賂の共産主義国家』をお届けいたします♪ |