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テーマ:イギリス大好き!(509)
カテゴリ:食べるっ・おいしい♪
なんか、ここんところ晴れたり曇ったり雨降ったりひょう降ったりの変な天気です。 しかもやけにさみぃ・・・・。 今日学校行ったけど、寒くて寒くて寒くて・・・。 お昼のあと早々と帰ってきてしまいました。 何で学校はあんなに寒いんだろう・・。何でもう暖房入れないんだよ。 今日ブリティッシュの友人とお昼ご飯を食べた。 通常貧乏な俺は、お昼は食べないか、もしくはお弁当を作って持っていくんだけれども。 今日はたまたまお弁当を持っておらず、そしていつもの通りお金も持っていなかった。 そしたら、ご馳走してくれました♪ わーい♪ ↑ 普通に見かけるサンドウィッチ。学食にて。日本で言うところの『サンドウィッチ定食』は、4.8ポンド(約1000円)もします!犯罪だっ! ここは大英帝国、サンドウィッチ発祥の地。 サンドウィッチの名前の由来、ご存知でしょうか? 『サンドウィッチ伯爵』にちなんだ名前だったというのは、結構有名かもしれない。 サンドウィッチ伯爵。ジョン・モンターギュ・サンドウィッチ、サンドウィッチ家の4代目当主は。 もう、それはそれは、ばくち大好き♪ まぁ、ぶっちゃけ言っちゃえばよくあるだめだめ放蕩道楽跡取りである。 博打に熱中するあまり、食事をする時間ももったいないという事で考え出されたのが、トーストの間にコールドビーフをはさんだ軽食、サンドウィッチだったと言われている。 ところで、このサンドイッチ伯爵、このおっさんの職業はいったいなんなのか? 伯爵なのか? じゃ、伯爵って何をしていたのか? 実は、この博打打ち、海軍大臣だったそうな。 かの時代の大英帝国は、伯爵とか貴族の身分の人たちは働かなくても暮らしていけるという、労働者階級からは糾弾されそうな、個人的にはとても羨ましいご身分だったのだが。 ただぷらぷらしてちゃ、もったいないって事なので。 政治家とかをやってた人が多いそうな♪ 今も昔もヤクザな商売、それは政治家♪ そんな海軍大臣をやっていたサンドウィッチ伯爵。 18世紀半ば、イギリス産業革命前夜、アメリカでは独立をめぐって政治戦争が起こっていました。 アメリカ独立は、大英帝国のそうした貴族階級支配から逃れるための独立戦争 つまりアメリカは、サンドウィッチ伯爵とかの貴族階級の人たちに『お前らのために、働きたくなんかねぇんだよっ!』と、飼い犬が手を噛んだのであった♪ サンドウィッチ伯爵は、貴族の立場を守ろうとして、アメリカ独立肯定派をあからさまに侮辱してしまった。 そりゃそうだろう、彼の立場からすれば飼い主の手を噛んだイヌを侮辱するのは当たり前♪ 逆の視点から見れば、『伯爵っておいしい職業♪ ちまちま働いてなんかいられないよっ、アメリカになんか独立されちゃったら困っちゃう』てなところが本音だったんだろうな・・・。 ところが、彼の暴言はかえって独立肯定派を煽り立ててしまい、後に彼は『毒舌によってアメリカ独立戦争に敗れた原因』と言われるようになってしまったのだそうな。 哀れかな、サンドウィッチ伯爵・・・。 そんな博打好きの放蕩道楽跡取りの伯爵は、海軍大臣としてはさほど功績も残せず、哀れなものだったようである。 しかしながら、その名前『サンドウィッチ』は、今や世界中の人に愛される食べ物の名前になっています♪ 歴史とは常に皮肉なもの。 ひょっとしたら、あなたが今食べてるぶっかけご飯なんかが。 数百年後には、あなたの名前で親しまれるようになっているかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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