kerrさん訪ねて三千里 VOL.21
みなさんこんばんは。江幡です。今日はゴードンというクラブとの試合でした。私と菅野選手は4th gradeで先発出場しました。私は木曜日の練習日に5th gradeで出てくれと言われていて、今朝、「エバさん、ユーはトゥデイは4thのNo.8ネ(英語)」と言われ、びっくりしましたがオーストラリアでは良くある?事みたいです。快く「OK!OK!」と返事。こいつ英語分かっているのか、大丈夫か?見たいな顔されましたがね。ええ。今日の対戦相手のゴードン(緑)は、ノーザンサバーブスとライバル関係にあり、毎回熾烈な試合をしてきたそうです。今日の試合も例に漏れず各grade共僅差の試合となりました。我々が出場した4thは負けてしまい、3rdが勝利、2ndは敗戦、1stは引き分けという結果になりました。私個人の反省としては前半激しいプレーが全然できなかった事、後半はキックオフから激しいプレーができ、DFでもコミュニケーションも取れてうまく立ち回れたと思います。菅野選手につきましては明日本人に書いてもらう事にして、、、。試合後、3rdの試合観戦中にゴードンの日本人プレーヤーの方とお話しする機会がありました。高木さんという方で、関東社会人1部リーグにてプレーしていたそうです。退社なされて心ゆくまでラグビーをしたいという事でオーストラリアに来たそうです。今年で2年目、今日の試合には怪我明けで出場されていませんでしたが、オーストラリアの日本人ラグビー事情を教えて頂きました。お話によれば、我々が参加しているクラブラグビーは、日本人だけでなく、外国人選手というのは中々出場できないそうです。以前日本から3ヶ月留学してきた人がいたそうですが、一度も試合に出場できずに帰ったとか。試合に出場できる事が非常に貴重だという事が改めて感じました。高木さん、ありがとうございました。夕方、かねてからサイモン(敬称略)とスーパー14の試合観戦を予定してあったのですが、サイモンは用事があり一緒に観戦する事はできませんでした。ですが、ニッポンスティールオーストラリアの鈴木さんと、三井松島オーストラリアの森田さんと観戦しました。試合はどちらもオーストラリアのチームである、ワラタスとブランビーズの試合。我々は現在ニューサウスウェールズに住んでいますので、ワラタスを応援しました。試合はペナルティゴールの応酬とトライシーンが少なく、見ている方もストレスのたまる試合でした。ただやはりスーパー14のベーシックスキルの高さ、すごいです。結果はワラタスが勝利、周りのワラタスファンの興奮ぶりに少し引いた視点から、菅野選手と二人で日本人のノリを発揮。ダメなところです。この試合の観客数はなんと40,271人!釜石市の人口とほぼ同じ!(スタッフなど試合関係者含めたら…。)試合会場の50km圏内が400万人という話を聞いて、人口の約1%がラグビーの試合を見に来ているという事に!オーストラリアのラグビー好きを見せつけてもらいました。ええ。観戦後、夕食をシドニー市内のチャイナタウンでご馳走になりました。森田さん、鈴木さんいつも誠にありがとうございます。と、今日もラグビー漬けの一日となりました。今日のような日を過ごせる事、ご協力頂いた会社・職場の皆様、ご支援頂いたスポンサー、サポーターの皆様、またシーウェイブスの皆様に改めて感謝申し上げます。オーストラリアでの後1週間、菅野選手共々全力で勉強して参りたいと思います。江幡でした。