2012/04/11(水)18:23
全部反対だった!
保健室登校をしていた子が、4月に転校した。
新しい学校が不安でよく私に電話をしてくる。
「学校へ行きたくないよ~」
「きっとみんなにいじめられる…」
今日は学校をずる休みしたみたいで、
昼間に電話があった。一時間の長電話。
最初はいじわるな子に、
「死ね」って言われた嘆きだったのだけど、
そのうち、不思議な話に。
「なんで、人間ってできたんだろうね」
「すごいよね、一個の粒みたいなものが
赤ちゃんになってそして、人間になるんだから」
「草も、虫もすごいよね。」
これは全部その子の言葉。
すごいっ!この子!
ピュア。宇宙に近い。
私、この子を救っていると思っていたけど、大間違いだった。
私が救われている。
私がこの子に会えて幸せだったんだ。
そう。全部反対だった。
旦那に愛されたいと思っていたけど、
逆だった。
本当は愛したいのだ。
子供に必要とされていると思っていたけど、
逆だった。
私が、子供を必要としているのだ。
そう。全部反対だった。
ストンと落ちた。
…気になる人のために。
相談は、学校に行きたくないなら行かなくていいよで終わった。
あなたなら、どんな道を選んでも大丈夫。
私と会えたこと、とってもラッキーだったでしょ?
大丈夫。あなたはラッキーなんだから。
お母さんと相談してみるって。
お母さんにちゃんと言えるといいなあ。