テーマ:読書(9051)
カテゴリ:読書
最近、また読書熱が高まりだし、図書館に通っています。
今回借りてきたのは宮部みゆきの「長い長い殺人」です。 宮部みゆきの本は「火車」を読んだ時の衝撃がすごくて、以来 色々な作品を読んできましたが、どれもハズレがなく、面白い!! 今回の作品は「語り手」が財布という点が特徴です。 財布にも個性があって、しゃべり方も財布の持ち主への感情 (心配だったりちょっと見下していたり誇りに思っていたり)も それぞれ違っているのですが、そこも長編推理小説を飽きさせずに読ませる テクニックかな、と。 カバンやポケットの中にいることが多い財布は持ち主の行動や表情を 想像するのですが、実際の行動が見えないという点では読者も同じなので 想像力がますます駆り立てられて、どんどん話に引き込まれます。 ![]() 長い長い殺人 (光文社文庫) [ 宮部みゆき ] 事件がセンセーショナルにマスコミに取り上げられるところは 今、話題の「和歌山の事件」を彷彿させます。 ![]() 電車やバスで読む時は無印のブックカバー使ってます♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年06月16日 10時50分43秒
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