かめどら居候日記

2011/01/11(火)01:31

ちょっと温泉へ

旅(30)

この週末、連休ということで木曜日あたりから新潟在住の友人がざわついて 温泉へ行こうというメールがさかんに来ていた。 あまり気が乗らなかったんだけど、すぐ帰ってくればいいやと 土曜日に早起きして東北新幹線で古川駅へ。 ここからリゾートなんちゃら号という、運賃プラス510円のやつに乗ります。 そして目的地の鳴子温泉駅へ到着。 湯量が豊富なここでは、駅前にいきなり足湯があります。 ところがここで待ち合わせのはずのわたしをたきつけた当の友人は 寝坊したらしく現れず。 家でPSPのゲームモンスターハンターをやるとか。 一人で風呂へ向かいます。 実はただのお湯じゃねぇのかと疑いたくなる温泉があちこちにありますが ここのは本物です。 ジムで鍛えた体をお見せできないのは残念ですが 温泉で買ったばかりのデジカメがおじゃんになるのはかなわないし 公序良俗に反する恐れもあるので温泉の写真は割愛。 温泉からあがると昼食です。 東北方面には駅前食堂が健在で、昔ながらの食事が味わえます。 ごはんの盛り方と、コップに刺さったスプーン。 ここから先、吹雪いてきます。 新庄駅からさらに日本海側へ向かい、酒田駅へ。 酒田駅から羽越線で新潟駅へ。 新潟駅でPSPを持った友人と合流。 よくいく店で、恒例の焼きタラバとノドグロの塩焼き。 この料理、いい加減ちょっと飽きてきた感があり、しめのおにぎりが一番うまかったような。 食後には最終の新幹線で予定通り東京へ帰るつもりが 今度はPSPの友人が、モンスターハンターの画面を睨みながら 「明日喜多方へラーメン食べに行こう」と言い出す。 そうなると一度東京へ帰るのもばかばかしい。 近くのホテルへ泊まることにした。 この店を出るといつもそうなんだけど、キャバクラの呼び込みがまとわりついてくる。 店の出口で下地が出来た男を待ち受けているわけ。 だが、PSPの友人はこういったのを捌くのがうまい。 とりつくしまを与えない。 東京の古い友人もこれがうまかった。 歌舞伎町あたりで次々と捌く様は圧巻だった。 たきつけといて「やっぱ一人で言ってくれっか」と平気で言う友人にも恵まれてきた一方で 客引きをさばくのがうまい友人にも恵まれているようである。 わたし一人だと、無視するのがいけないのか 先日、錦糸町で 「おめーシカトしてんじゃねぇよ!」 「おめーだよ!おめー!」 と罵声を浴びせられた。 翌朝、新潟駅から磐越西線で喜多方へ向かいます。 友人のセレクションで入った店。 このちらっと見える餃子と、保険でたのんだチャーハンの方がうまかった。 この後、喜多方からさらに東へ。 会津若松駅。 温泉へ行きました。 温泉へ入りながら、単に郡山から新幹線で帰るよりも 未踏破の磐越東線で太平洋側へ出て常磐線で帰るという野望がふと浮かんできた。 会津若松駅で、ラーメンチャーハン食べたばかりだというのに カレー焼きそばを食べに行くという友人と別れ、郡山駅へ向かいます。 郡山駅から磐越東線へ乗り換え。 終点のいわき行きの列車がなく、途中の駅で1時間ほど待ち合わせ。 待合室に古いストーブがあるだけの何もない駅でした。 ここからいわき行きの列車に乗り、いわき駅へ。 昨日の日本海側の酒田駅から乗り継いで、ついに太平洋側へ到達。 初の磐越東線、堪能しました。(真っ暗だったけど) 絶景の観光地もいいですけど、人がまばらな見ず知らずの小さな町の駅の灯り をぼんやりながめるのもいいものです。 いわき駅からは特急で帰りました。 2日間お世話になったきっぷ。 もとは取った・・・はず。

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