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カテゴリ:マラソン/山/トライアスロン
買ってしまった。18足目のランニング・シューズを。
2週間後に半年ぶりにフルマラソンを走るのだが、日本出張中に買った3足のマラソンレース用のシューズがいずれも履き潰れるかヘタレてしまったので、仕方なくアメリカで新規に購入するハメになった。 ランニング・シューズは日本で買うに限る。 2年半前に走り始めた頃はまったく気にしなかったが、日米のいろんなメーカーのシューズを試すうちに、やはり日本で売ってるのと北米で売ってるものは違うことに気づいた。 まず第一に、足型が違う。日本のものに比べ、北米のものは細くて長い。オイラは幅広で甲高の足の持ち主なので、北米でサイズ(長さ)の合うシューズは横幅が狭すぎる。横幅の合うシューズはサイズがひと回り大きくなってしまう。 第二に、北米のものは重い。日本の市民ランナーに比べて10~20Kgは体重が重いと思われる体格のいい白人・黒人市民ランナーのために、クッションが厚く縫製もガッシリしたデザインになっている。フルマラソンを2時間台で完走するようなエリートランナー用の底が薄く軽いモデルも売っているが、フルを3~4時間で走る典型的な市民ランナー用のいわゆる「レース・トレーニング」タイプのシューズが存在しないのだ。 第三に、バラエティに乏しい。前述のような理由で、エリートランナー用の軽すぎるモデルか、フルマラソンを4~5時間台で走るようなファン・ランナー用の重くてガッシリしたモデルか、の両極端なのである。 今日オイラが買ったのはコレ。 いままでフルマラソンを7回走っていちばん快適だった、ニューバランスのあるモデルを北米でずっと探していたのだが、同じようなモデルは北米では市場に出回っていないらしいので、2割ほど重い(300g)が足型がやや近いこのモデルにすることにした。2週間後のレースでのパフォーマンスやいかに。 ちなみにオイラが2年半前に初めて買ったランニング・シューズはナイキのコレであった。いま考えれば比較的シンプルなデザインの重いシューズであるが、それまでマトモなランニング専用のシューズを履いたことがなかったオイラは、このシューズで初めて走ったとき、そのエア・クッションの心地よさに感動したものだ。 はじめて日本で買ってハーフマラソンを走ったランニング・シューズがコレ。それまで北米の細長モデルしか知らなかったのが、まさに自分の足にピッタリ合うこのシューズのフィット感と軽さ(260gくらい)には感動したものだ。 1年半前にハーフ(と10K)でベストタイムを出したときのシューズがコレ。メチャメチャ軽く(230g)て地面に食いつくその感じは感動的である。ただ、靴底が薄くクッションが弱いため、このシューズで35キロを飛ばして走ったら足を故障してしまったが。 1年前に走ったフルマラソンでベストタイムを出したときのシューズがコレ。重い(300g)のに、フィットが良いため全然重さを感じない。安定がよくフルマラソンの終盤でもフォームが崩れなかった。残念なことに販売中止になったらしいが。 2年半前にランニングを始めてから買った18足のうち、日本出張から北米に帰る前にスーツケースに入り切らずに仕方なく棄てた1足を除き、15足はいまだに玄関にならべて現役で履いている。さながらランニングシューズのミュージアムである。 明日の朝はこのおニューのシューズを履いて走れると思うと、疲労の溜まっている金曜の朝でもパッチリと目が覚めそうな気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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