ぶっくおふさま物件です。「図書館戦争」関係の文庫を買った時に
一緒に買ったような気がします。
殺人事件関係の小説が続いておりましたので、笑えそうな本を選択してみました。
「キケン 成南電気工科大学 機械制御研究部」 有川浩さん
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ごく一般的な工科大学である成南電気工科大学のサークル「機械制御研究部」、略称「キケン」。部長・上野、副部長・大神の二人に率いられたこの集団は、日々繰り広げられる、人間の所行とは思えない事件、犯罪スレスレの実験や破壊的行為から、キケン=危険として周囲から忌み畏れられていた。これは、理系男子たちの爆発的熱量と共に駆け抜けた、その黄金時代を描く青春物語である。
【目次】(「BOOK」データベースより)
部長・上野直也という男/副部長・大神宏明の悲劇/三倍にしろ!/勝たんまでも負けん!/落ち着け。俺たちは今、
一話、一晩のつもりで読んでいたのですが、昨日は、止められず、最後まで読んじゃいました。
部長の上野さんの暴君ぶりがスゴイです。相棒の大神さんもさすが上野さんの相棒!って感じ。
私だったら、絶対に近寄らないというか、近寄りたくない2人でございました。
最終学歴高卒なので大学って楽しそうだな…とちょっぴり、うらやましいです。
でも、女子の場合、「キケン」に登場するような関係が結べる気がしないけど。
こういうお話を読むと男子のほうがいいなぁと思ってしまいます。
いま、大学生のみなさまは、こんな熱いサークル活動って、やってらしゃるのでしょうか?
新入社員をみていると、そんな感じの青年がいないのよね。
最後の黒板の寄せ書き、いいですね。お店の子が泣きたくなってしまったのに
共感してしまいました。いい時を一緒に過ごした仲間がいるっていうのは、いいですね。