図書館で借りた本です。27日のランチ会の後に借りに行った本です。
手渡された時、きゃー厚い…2017/11の新刊です。
「ねこ町駅前商店街日々便り」 柴田よしきさん
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
赤字ローカル線の終点・根古万知。駅前は、わずか八店舗ほどが細々と営業するシャッター商店街である。数年前、猫の町「ねこまち」としてブームになりかけたこともあったが、それも一時のこと、以来、ジリ貧状態だ。離婚を機に、そんな町に戻ったラーメン店の娘・愛美は、緑色の大きな目と灰色の毛が愛らしい拾い猫を飼うことになった。ノンちゃんと名付けたその猫が、ひょんなことから一日猫駅長を務めると駅は再ブレイク、商店街にも観光客が訪れる。愛美は久しぶりに賑わう光景を見て、今度こそ、元気いっぱいだった頃の根古万知を取り戻したいと動き出すが…。
不思議なネコと町おこし、昔のいじめ問題、と色々、読みどころがありました。
町おこしって結構、小説のテーマになっているけど、現実は、どうなんだろう?
錆びれた商店街を盛り上げようって、頑張っちゃいるけど、なかなか…
金沢市だって、同じだと思う。中心商店街は、昔ほどの賑わいがないし
住宅地から歩いて行ける個人商店なんて、なくなっているし。
前向きになった商店街と町の住民。良かったねで終わっているので、読後感も悪くない。
ほっこりする感じのお話でございました。
寝る前の読書だけでは、終わりそうになかったのですが、思わぬやすみのおかげで
読み終わりました。土曜日に新しい本と交換してこなくっちゃ。
しかし、身動きが取れない状況っていうのも困るなぁ。