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カテゴリ:昔の話
秋の長雨? 雨が続くと洗濯物は乾かないし、衣替えの衣類はしまえないし・・・私でも憂鬱になります。。。(そんなことでかいっ!)
小さな空間に、ぎっしり詰まった切花。。。。。。。。 それは、私が小学4年生だったときこと。東京の五反田という場所に住んでいました。友達のKちゃんと寄り道をして帰ってくるのが楽しみだったあの頃。 ある日、下校途中のお豆腐やさんのとなりに、お花屋さんがオープンしました。今考えると1坪もないような小さなお店。 たくさんの切花達に埋もれるように、2人のお兄さんが・・・。 それから毎日、下校の時にそのお花屋さんに寄るようになりました。 (もちろん男の人目当てじゃないですよ~!!) そんな私たちに、お兄さん達はいやな顔せずいつも笑顔でいろんな話をしてくれました。 自分達が、やっとこの小さなお花屋さんをオープンできたこと。 そのうち、浅草で(今思うに、浅草ではなく、赤坂だったかも・・)もっと大きなお花屋さんをやりたいこと。 いろんなお花の名前。 なにより、お花は人を幸せな気持ちにできるそんなお花が大好きなんだよっていうこと。 年がいくつだったのか、小さかった私にはわかりませんが、情熱的に自分達の夢を語るそのお兄さんたちは、とても素敵でした。 残念ながら、お店は私達が邪魔をしていても困らないくらい暇だったので お花は生ものですから、売れなかったら処分するしかありません。 毎日処分するお花がいっぱい。。。 私とKちゃんはそのお花を毎日のようにたくさんもらって帰ってました。 たまに、まだ日持ちもするようなお花ももらったりしました。 私はその五反田の町から小学5年になる時に引越したので、その後そのお花屋さんがどうなったのか分かりません。 でも、きっと今も好きなお花に囲まれて仕事をしてるんだろうなあって 思います。 そろそろ秋植えの球根を用意する季節ですね。。。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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