~二次元と三次元の狭間~

2009/10/31(土)00:12

ドラマ・JIN-仁- 1話(10/11)

ドラマ(64)

「現代の医者が幕末にタイムスリップする話だよ!緒方洪庵も出てくるって!」 友人のこの言葉でもう私は見ることを決めました。 そして張り切ってTVの前に座って見ました!! いや~~、(現時点の)大河より楽しいですね。話もちゃんとしてて、なんちゃって感は全然なくて。 幕末要素を取り込みました!という感じではなくて凄く良い感じです。 時代・風俗の違いに戸惑う、主人公・南方仁の様子、そして勿論幕末時代の人達の反応も自然な振る舞いという感じがしてとても面白く見ることができました。 ストーリーと直接関係のない部分で、興味深かった点がいくつかあります。 まずは南方仁が「一体ここはいつの時代なのか?」を知ろうとしていくつか質問をしてた、その質問です。 Q1.「今は何年ですか??」 A1.「文久2年です」 Q2.「え~、じゃあ、将軍様・・・いえ、今の上様は誰ですか?」 A2.「え??」 Q3.「いや!ええと、、、黒船って、もう来ました??」 A3.「はい、10年程前に!」 これが面白かったです。 南方仁氏は歴史にも知識がある人だとこれでわかりました。 将軍が誰か?と聞いてるのは、タイムスリップしてすぐに出会った役人?風の人達が持ってた提灯に葵の御紋が入っていたからでしょうが、 文久2年と聞いて幕末辺りかと当たりをつけるとは、凄いです!! (でもその割には、2話では緒方洪庵なんて人、初耳~な雰囲気でしたが・・・^^) あとは、時間の概念に関する部分。 「だいたい1刻くらいです」 「1刻とは、どれくらいの時間ですか」 「1刻は、1刻です」 「・・・では、1日は何刻ですか」 このやりとりも良かったですね~~なんか、論理的で。 次に興味深かったのは、南方仁が江戸の町を見下ろしている崖んとこです。 あそこはつまり、彼の勤務していた病院のある場所なわけですよね。 つまり御茶ノ水です。 位置からして順天堂の病院とかの位置から、川(堀)を挟んだ反対側の方を見ているわけですが。 あんなに見渡せないよね??? あんな風に江戸一望できるような崖じゃないよね、あそこは。 確かに川を渡ってすぐに道は下りになっているけど、少なくとも対岸は同じくらいの高さであってTVのような高さはないでしょ・・・?まさか幕末以降に山側を削って盛り土したとかいうわけじゃないよねぇ。 しかもあの場所、山の中の原っぱみたいな場所になってますけど、幕末のあの場所は本当にそんな山か??とかなり疑問を覚えました。何故なら、当時は現在の順天堂の病院の隣にある病院まで湯島聖堂の敷地だったと聞いているし、そのすぐ傍なのにあんな山中?思わず、江戸時代と現代の地図を並べて見れる本で確認してしまいました。 江戸散歩・東京散歩 ※現代と江戸時代の地図を並べて比較しながら見れる! 洪庵のくすり箱

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