~二次元と三次元の狭間~

2010/05/03(月)20:32

【大河ドラマ 龍馬伝 #18 海軍を作ろう!】Part1.武市サイド

大河ドラマ(219)

本日の時代・・・文久3年、幕府が攘夷決行を朝廷に宣言する為に京都に行き、実際に宣言するまで。 攘夷決行まであと20日! 幕府に攘夷の決行日をはっきりと何月何日、と指定させたのは、実は武市であった!!! 知恵者ですね。仕事的に考えるにやり手ですよね。 ところで私は長州ファンなので、今まで長州関係の本をよく読んでいましたが、それだと攘夷決行宣言に至るまではかなり久坂等が頑張ったという話になっています。武市の話はとりたてて記憶にありません(笑)。でもこの大河では武市がかなり精力的に動いているので、実際には久坂と武市がかなり協力し合っていたのかなぁと思うと楽しいです。 武市&龍馬&久坂&高杉会談はムリでも、せめて武市&久坂(&桂)会談シーンはあったら嬉しかったな~ さて本編。まずは武市サイドから。 その頃、武市はいよいよ上士扱いとなって山内容堂に会いました。 山内容堂からお菓子を貰いましたが、勝の海軍操練所に土佐勤皇党からも人を出せと言われてしまう。なんという屈辱・・・。容堂は勝に好印象であるみたいだし、しかも勝の下に龍馬がいるとの情報も得て、混乱する武市。 その後、土佐勤皇党のいる部屋(?)の辺りの廊下で、ショックのあまりに倒れこんで混乱状態継続中。。でもお菓子は滑稽なほどに大切に扱う。。(どーゆーキャラだよ・・・) その後、とりあえず勤皇党から3人出し、平井には他数名をつけて別の仕事を与える。しかし平井はそれ以前に「容堂公は武市よりお前を買っている」とか言われてその気になっていたのだった・・・ってこれ、大丈夫ですかこの設定は・・・?史実知らんけど・・・平井収二郎ファンが愕然とする展開じゃないならいいんだけど。 そんなわけで、勤皇党メンバーでひしめいていた部屋は、武市と以蔵の2人だけになった。 この大河、武市と以蔵の描写にだけは力入れていますよね。 どういうつもりでしょうか。狙い済ましているとしか思えない。 1人何も役目を言い渡されなかった以蔵は「武市先生は相変わらず自分を認めてくれてない・・・」と不安に苛まれる。 それでつい武市に言ってしまう。「俺は何をすればいいの?海軍操練所のメンバーにも選んでくれなかったし!」と。 びっくりしました。 この前、「一体いつまで人斬りをすれば・・・」と言いかけて武市にちょっと見られただけで萎縮して「いえっなんでもありません」と話を打ち切り、武市にちょっとでも不興を買うことを恐れていたのに、その時と較べると格段に大胆な台詞です。何時の間にそんなに甘えられる感じに。 「なんだ、海軍に行きたかったのか?」と武市。普通に受け答え・・・と思った次の瞬間。 「あそこには龍馬もいるしな」 何を言い出すのか。 暗に、龍馬のいるところだから行きたかったんだろう?と問われたと思ってそんなんじゃない!!と必死で否定する以蔵。 そんな以蔵に武市は言う。「お前は、いいんだ」 なんというか・・・餌の撒き方が絶妙すぎです。これ見よがしなんだけど、わかってて罠にかかる感じです。 「それより、重要な役目を頼みたい」 先の台詞の直後に勝の暗殺を頼む武市ですが、その後、容堂が全く攘夷に興味がないとわかって呆然として部屋に戻って来た時にがらんどうの部屋で「みんな、どこにいった!」と言ってふらふらしながら、土佐勤皇党員の名前を呟き、なんとその最後に「・・以蔵」・・・と・・・ 武市の本心は本当はどこにあるのであろうか。 とまあ武市と以蔵については今後も最も注目していきます! 武市サイドを書くだけで時間をかけすぎたので、竜馬サイドは次回。。

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