～二次元と三次元の狭間～

[幕末] カテゴリの記事

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• 幕末維新祭り2011

  2011年10月22～23日、毎年恒例行事の「幕末維新祭り」in 松陰神社へ行ってました。もう2週間経っちゃいましたが。。。もうこのお祭りに行くようになって相当の年数が経ってますけど、毎年毎年、前年より人気出てるみたいな感じです。奇兵隊パレードなんか、以前はパレード出発した瞬間から松陰先生や晋作・久坂役の人達が歩くその横にずっと張り付いて写真撮ってましたが（笑）、今はもう、パレードスタート地点は混んでるし道も混んでるし･･･張り付くのあきらめました。以前は写真撮りまくりの人なんかほどんどいない中、恥も外聞もなく撮っておったわけですが今はもう黒山の人だかりだよ。歴女増えすぎ！最初の頃は歴女って言葉存在しなかったけど。晋作役の方もパレードが道の事情などで止まってる時に晋作になりきってコメント発したりして、サービス精神旺盛！（昔は誰もしゃべらなかった･･･）パレード後、神社本殿前で松陰先生や晋作・久坂役の人達が奇兵隊（としてパレードに参加してくれている近所の中高生）に対して、そして周りを取り囲んでいる多くの聴衆（？）に対し、それぞれの人物としてメッセージを発するのだけど、それも年々、テンション高くなっているように感じてます。だいたい毎回、最初は松陰先生が発言し、その後に弟子達（順不同）。今年は私が行くようになってから初めて四天王が揃ってた。そしたら松陰センセが「稔麿君（久坂君？）は、松下村塾で一番の弟子！」というイメージの発言をしたのでびっくり！隣に晋作いるのに･･･（汗）晋作の機嫌は大丈夫か？！ちなみに本気の感想ですよ！役者さん達もなりきってますし＾＾で、なかなか晋作の発言の順番が回って来ないのでやきもきしていたんですが、稔麿も同じ思い？だったようで、稔麿「では最後は、奇兵隊開闢総督である高杉晋作総督閣下からお願いします！」と、持ち上げて晋作へマイク渡しました。さすが稔麿～そして写真を撮る歴女が明らかに増えてます！！！昔より写真が撮りにくくなりましたね！（笑）ちなみにですね、この松陰先生をやってる役者の方･･･この方が、私にとってのベスト・オブ・松陰先生です！どんな有名俳優より、この人の雰囲気の方が良い♪最高♪そして忘れてはならないのが演劇。毎年、松下村塾にちなんだ劇が行われるのですが、席取りがこれまた明らかに大変になってます。昔は30分前でもそこそこの席取れたのに、今は立ち見でも見やすいところは取れないのでは？おかげで何時間も前に席取りするハメになってますよ。と言っても、1日2回、計4回（全部同じ内容）やるうち、それぞれの日の1回目を見ようとしているせいもあります。それは同じ場所で行われる一坂太郎氏の講演の時間との兼ね合いで、その方が効率的だから。2回目であればここまでしなくても大丈夫と思われます。演劇はアツく、毎年楽しませてもらってます。一坂太郎氏講演会も、一坂センセのぶっちゃけ話がクセになってます。両方とも、来年も楽しみだな～♪しかしながら･･･長州の人気が出るのはいいけど、松陰神社狭いから＾＾、キャパオーバーも近いのでは。。

  2011年11月05日

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  高杉晋作主人公漫画～百花春風抄花の章～

  久しぶりに本の紹介をば。【送料無料】百花春風抄花の章晋作の漫画ですよ！晋作が登場するとか、出番が多いとかじゃなくて晋作の漫画！正確には晋作に惚れた女性達から見た晋作。それぞれの女性の視点からの晋作の魅力を描いています。当然恋愛漫画…新鮮です（笑）勿論、久坂や聞多等の出番もアリ。特に久坂は友情シーンもあってなかなか良いです。そして晋作が詠んだ詩や晋作のことを詠んだ詩などが注釈もなしに登場したりとレベル高し　と言っても意味分からなくても雰囲気でいけるのでご安心下さい。私も意味わかんないので…まあでも時間ができたときにちゃんとその詩のことを調べないとって思ってます。以下続巻予定ですので楽しみ♪雑誌で連載中ですが読んでないので＾＾晋作を取り巻く女性達じゃなくて晋作の周りの仲間から見た晋作、とかの話だったら悶絶して喜びますよぉ。これ以外にも、銀魂の同人誌で一目で気に入って買ってた作家さん、（2010年夏時点で）最近見かけないなと思っていたらいつの間にか商業誌で幕末モノ？長州モノ？を描いてたんですよ～～こちらも雑誌読んでないのでコミックス化切望です♪…なるよなぁ（汗）

  2011年04月23日

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• 幕末維新祭：一坂太郎氏講演会「晋作と龍馬」

  某新聞で、好きな幕末の人物ランキングというのをやったそうです（1日目・2日目共に取り上げた話題ですが今回にまとめて書きます）。講演会会場で「一体誰が1位になったと思います？」という一坂先生の問いかけに、会場からは「龍馬！」「晋作！」と、２つの声が。一坂先生「そうなんです、正解です・・この手の人気投票では龍馬が1位と決まっていましたが、なんと晋作が1位、龍馬が2位、3位土方・・・、松陰先生は残念ながら、10位でした」「こういう結果になったので私のところに取材が来たので、こんな時代ですのでいろんなしがらみに囚われながら頑張っていた晋作に注目が集まったのではないか、という風に答えましたが・・本当のこと言うと、伊勢谷友介さんのおかげじゃないかって思いますけどね！！（笑）」会場からも笑いが。一坂先生、掴みはオッケーです＾＾2日目：晋作と龍馬晋作はどういう人物だったのか？晋作と龍馬にはどんな接点があったのか？といった点をメインに大河ドラマを絡めつつ、一坂先生の考える晋作像・龍馬像なども交えた内容でありました。以下、※印の箇所が私の感想等で、他は一坂先生の講演会の部分です。この講演会は晋作の解説が多く、既に知っている話も多かった為、「松陰と龍馬」ほどには覚えていません。内容が偏っていますのでご了承ください＾＾また、全て残存記憶を元に書いていますので、話の内容が前後している可能性多々あり。（「1日目：「松陰と龍馬」は1つ前の日記参照＾＾）　　◆　◆　◆晋作が注目を浴びたと言えば菅首相が自らの内閣を「奇兵隊内閣」と言ったことであろう。この件でも私（一坂先生）のところに「どう思いますか？」という取材が来たので、「奇兵隊というのは（※忘却）、最後は弾圧されて殺されたりしたんですけど、それを知っててそう言っているんだったら凄い覚悟だと思うが、知らないで言っているとしたら如何なものか」という風に答えておきました。あと、これだけは言いたい。奇兵隊は幕府を倒す為に組織されたとかいうのは間違いです、外国と戦う為に組織されたんです！！（強調）また、菅さんは宇部市で生まれて高校の途中まで過ごした。自分が山口県出身という意識があるからこその「奇兵隊」発言だろうが、あれは山口県でも賛否両論巻き起こりました。実は山口県は歴代総理大臣を8人輩出している。なので山口県から9人目ではあるのだが・・このたび山口県知事は、この菅さんを山口県出身の総理大臣として認めないことを決定しました！※なんですかそれは・・山口県出身と認めるとか認めないとか、事実山口県出身なのに知事がそれを認めないとか、そういうのってありなの？！とびっくり。さすが自民王国は凄いなあと思ったんですけど、詳細を調べてみると、「山口県出身」というのは山口県の選挙区から出ていないと当てはまらないんじゃないか、菅さんは東京の選挙区から選ばれているのだから出身と言われても違和感がある。ということのようです。でも個人的には、もし同条件で自民党員だったら問題になってないような気もしますね＾＾それともうひとつ発言がありました。「高杉晋作は大風呂敷を広げる男だと思う」という発言です。僕は晋作が大風呂敷を広げるような人間かどうかなんて知りませんけどね、日記を読むと「風邪を引いて何日も休んでしまったので明日には直さないと。」「風邪が治らなくてまた休まないといけない・・みんなはこんなに休んでばかりの自分をどう思っているのだろう」なんて気にしているような人物なんです。国会議員の方々が、ちゃんとそういう日記とかを読んで晋作とはどういう人物かを研究した上で「晋作は大風呂敷を広げるような人物」と言うんだったらいいですけど、そうとは思えないですよね！！※一坂先生の憤りが伝わってまいりました。しかしこれ、菅さんはことわざの意味を知らなかったんだよね。菅さん的には「そう簡単にはできないけど、やりたいことを言うのが私の大風呂敷だ、あなたの言う大風呂敷と意味が違っていて残念」ということらしい（笑）。その意味なら許しましょうってところでしょうか？個人的にはやりたいことを"言う"っていうのがちょっと気になりますが。晋作は思ってても言わないようなところもある気もする・・・。（※この後、晋作の説明。16歳での初めての江戸行き～薩長同盟辺りまで。16歳の江戸行きについてはあまり世間では知られていないとを説明したが、一坂氏の著作にはしばしば登場するエピソードである。）第2次長州征伐の前、幕府の人間と長州とで会談。最初は長州の人間を呼び出そうとしたが、体調不良を理由に何度も断られたので＾＾、広島（※だったっけ）で行うこととした。本当は桂小五郎を出せ！高杉晋作を出せ！と言われもした長州であるが、桂小五郎は既に改名して木戸になっているので「桂小五郎」はいない、晋作も変名を使っているかなにかでやはり「高杉晋作」はいない、従って両者所在不明だとして断っている。ではこいつ（※人名忘却）を出せと指定されて、やはり「いません」で押し通したのだが、何を隠そうそれは会談の長州側代表者であり「いません」と答えた本人だった・・・今だったら通用しませんが、当時は通用しました。本人の顔を知りませんからね。というわけで、長州は引き伸ばし作戦を行っている。長州は戦争をやる気満々で、この頃、薩長同盟が結ばれる。そういえば大河ドラマ見ました？あれ、どう思いました？？戦場に三味線持って現れるなんて・・そして弾の飛び交う中、敵と次々切り結ぶとか・・あれは嘘ですから。でもあの三味線、仕込刀でも出てくるのかと思ったら普通の刀で切ってましたね。ってことはあの三味線は完全に趣味で持ち歩いてたってことですね～。指揮官があんなことしてもし弾に当たって死んだらもう負けですから！あれはありえませんから！あんなことたら指揮官失格です！晋作はちゃんと、弾の飛んでこないところで指揮してますので。ああいうことするのは、戦いで負けてて、最後の闘いになってから敢えて先頭に立って華々しく散る時くらいです。大河ドラマを本当だと思う人が今でもいますので、念の為に言わせて頂きました。※一坂先生のアツい思いが伝わってきました。あと大河ドラマでは晋作が大政奉還を龍馬に託してましたけど、晋作っていうのは戦争したくてたまらない人なんです。なのであれは考えられない。ヨーロッパはずっと戦争を繰り返してきた。その経験があるからこそ、今のヨーロッパがある。戦争をしなかったら必ずあとでなんらかのひずみが生まれてしまう。というような考えを持っていたんです。大河ドラマでは龍馬がお見舞いに来てましたけど、実際、当時龍馬は下関にいました。お龍のところにいたり、打ち上げ花火を無断で上げて馬鹿騒ぎしたりしてました。でも龍馬が晋作のお見舞いに来たという記録は、どうやらないようです。思うに、この頃はもう疎遠になっていたんじゃないでしょうか。この頃龍馬は大政奉還に向かっていますし、晋作はなにしろ戦争したくてたまらないわけですから！この二人が合う訳がない！（強調）※「晋作と龍馬」という講演会のお題から、知られざる晋作と龍馬のハートフルストーリーが聞けるかもと期待していた方々を絶望の淵に叩き落すような言葉でありました。※そして二人は全然違うんだと主張したいあまりに「晋作は戦争したくてたまらない人」を連発する一坂先生（笑）。一坂先生は、歴史上の人物が英雄化されて、間違った人物像が世間に認識されることがキライ。だから晋作の英雄的エピソードも折りあらば「あれは嘘です！」と啓蒙（？）。龍馬についても同様で、司馬遼太郎の小説によって間違った人物像が世間に定着してしまったと嘆いている。今回龍馬伝で晋作が人気になることは嬉しいけれど、間違った姿で世間に認識されてはたまらないという気持ちがあるのだろうと思いました。しかし「戦争したくてたまらない」という言葉は、戦争自体が好きとか戦うことが好きとか、違う意味で間違った認識を与えかねないような気もしますが＾＾※しかし私は違う所でショックでした。龍馬が晋作のお見舞いに来た記録がないことは知っていましたが、私としては、一坂先生の言うとおり二人の意見は全然違っていて仲良くはないけれど、小倉口で協力しあったんだし、病気と聞いてちょっとくらいお見舞いに来てくれてもいいのではないか？という不満があり、でも志士活動で遠くにいたんだったら仕方ないよなぁ、なんて思っていたのですが。龍馬ってば、下関にはいた？！これは衝撃でした。そしたら晋作のところまではすぐじゃないですか。それで馬鹿騒ぎはしてたのにお見舞いには来なかったとは。。最高にがっかりしました。晋作はお見舞いに来て欲しいとか全然思ってなかったんでしょうけど、勝手にがっかりします。※でも・・重箱の隅をつついてみると、あくまで「記録がない」んだよな。もしかしたら龍馬は一応お見舞いに行ったが、既に長州勢とは意見が違っており、晋作の側につめていた誰か（おうのとかじゃなくて）が、「なんだこいつ、どの面下げてお見舞いに来てるんだ！」とか思って追い返しちゃったとか、又は追い返すまではいかなかったけど「お見舞いに来てくれた人リスト」に書き加えなかった・・というのも、ありえるかな？！？！と、あがいてみる（笑）大政奉還は、後藤象二郎が頑張っていた。丁度、この辺は今日（10/24）の龍馬伝でやると思いますが、、（※多分ここで流れか何か解説）龍馬は後藤を京都に残し色々と動き回っていたが、雰囲気的にちょっと平和的解決は無理かなぁ～と思うようになって、武器を買い込んだりもしていた。でも京都に戻ってみたら、後藤が以外にうまくやってたんですね～～それで後藤にハッパかけるんですが、お前こそ、後藤を上に上らせてはしご外そうとしてた張本人だろう！って感じです（笑）結局大政奉還後に武力倒幕ということとなり、両方とも実現した（※というような意味の内容だった気がする）。しかしながらその後の権力闘争など、二人がそれぞれ思い描いていたものとは違っていたのではないでしょうか・・・。雨も降ってきたことだし、このへんで終わります。どうもありがとうございました！！＜おしまい＞というわけで一坂先生の講演会でした。薩土盟約辺りからかなり記憶が消失していました・・残念です。確かに途中から雨が降ってきて、寒かったです。帰るときにはもう結構しっかりと降っていたし・・幕末維新祭りについては一坂先生関連以外について、あと1回だけしつこく書こうと思います。松本剣志郎先生の講演会や劇、奇兵隊パレードなど、簡潔に（笑）

  2010年10月29日

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• 幕末維新祭：一坂太郎氏講演会「松陰と龍馬」

  1回途中まで書いたのが消えまして書き直しました・・記憶が薄れてきていますが＾＾、なるべく覚えているうちに書きます！講演会会場にて録音している方もいらっしゃたらしい（友人談）のですごいなぁと尊敬したのですが、確かに録音っていい考えかも知れない・・・。1日目：松陰と龍馬松陰と龍馬には一体どんな接点があったと考えられるのか？龍馬は松陰からどんな影響を受けたのか？といった点をメインに、大河ドラマに絡めつつ一坂先生の考える龍馬像なども交えた内容でありました。以下、※印の箇所が私の感想等で、他は一坂先生の講演会の部分です。龍馬が江戸に剣術修行に来てすぐに黒船が来た。剣術修行の為ではあっても何かあれば土佐藩の為に動くという条件となっていたらしい。その後すぐ、龍馬は佐久間象山の一門に学ぶようになる。これは時代に対する嗅覚を持っていたと言える。司馬遼太郎も、或いは『龍馬伝』もそうだったが、この龍馬が佐久間象山に学んだという点は全く描かれていない。他の龍馬の小説等でも結構スルーされがちな事実であるという。それは何故か？それは"龍馬像"にとって都合が悪いからである！龍馬って奴は小さい頃は出来が非常に悪くてねしょんべんをしているなど駄目だったが、勝海舟と出会うことで初めて開明的な考えを知って大きく成長してゆく・・みんなが共感する龍馬とは、そういう「普通の人間」でなくてはならず、黒船が来てすぐ佐久間象山に入門するような優秀な人間では共感できないから！※これはある意味、意外な意見でした。龍馬が「共感」を期待されているとは。私の印象とは違いました。さて、龍馬が佐久間象山に学びだした頃、一門でピカイチの存在だったのが吉田松陰であった。松陰と龍馬が勉強会？で同席したかどうかはわからないが、佐久間象山が松陰について話したりしただろう。松陰はその後黒船に乗り込もうとして失敗し捕まってしまうし、その際、佐久間象山が松陰を激励した手紙が発見されたことにより佐久間象山も罰を受けることとなって一門も閉鎖された。その次の松陰との関わりは、龍馬が土佐勤皇党に入って武市の遣いで長州は萩の久坂玄瑞の元を訪れた時である。この時の龍馬の滞在期間は9泊。ここで久坂にたっぷりと洗脳されたのでしょうね！でもこれは、久坂の教えというより松陰の教えです。藩とか関係ない、たとえ長州がなくなってもいいんだ！と聞き、衝撃を受けたことでしょう。土佐には松陰を尊敬している人が多い。当時は今とは郷土意識が全然違い、それぞれ自分の藩の人間を尊敬するのが当たり前。他藩の人間を尊敬するということはあまりないのに、土佐藩の藩士が長州藩の松陰を尊敬している人がこれだけ多いということは、もしかして龍馬が土佐勤皇党で大宣伝していたのかも知れない。また、武市が獄中で自画像を描いているが、アレも松陰像の絵があるので自分も～と、影響を受けたものである。さて、長州で影響を受けた龍馬は土佐に帰ってすぐに脱藩してしまいました。その後1年間、龍馬は行方不明になりますが、乙女に送った手紙によって消息がわかりました。（講演会の前に配られた資料の中に龍馬の手紙がいくつか載っている。そのうちの１つ、「エヘン、エヘン」とか書かれている手紙を読み上げた後）本当にへんな手紙ですね、とても武士が書いた手紙とは思えない！というか、こういう手紙しか書けなかったんでしょうね！これは、龍馬の自由で何物にもとらわれない～とかを現しているというより、ちゃんとした手紙を書く能力がなかったんだと思います。龍馬は学校にも通ってないし教育を受けてませんから。※こういうこと平気で発言する一坂先生が大好きです。さて、松陰の句には「かくすれば　かくなるものと知りながら　やむにやまれぬ　大和魂」という有名な句があります。後年、晋作と龍馬が一緒にいた時、晋作がこの句を口にしたところ、龍馬は「かくすればかくなるものと我も知る　なほ止むべきか大和魂」と返したという史料が見つかりました。私（一坂先生）も驚きましたが、ここに明らかなる松陰の影響を見ることができます。このシーン、大河ドラマで、伊勢谷友介さんが「かくすれば　かくなるものと知りながら～」とやって、龍馬がそれを返して・・・ってやってくれていたら物凄く格好良かっただろうと思うんですけど、そういうシーンはなかったですね・・。この後は、明日の「晋作と龍馬」に続きます。＜おしまい＞※書いてる途中で（龍馬の句を検索してて）見つけたのですが、ここでの講演会の内容はほぼ以下のリンク先の内容ですので参考にしてください＾＾（同じ講演をいろんな場所で使いまわしていますが全部聞けるわけじゃないので勿論okです（笑））一坂太郎のディスカバー維新史「松陰と龍馬」http://www.hagishi.com/ishinshi/007.html

  2010年10月28日

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• 明日から幕末維新祭りｖ

  毎年恒例の、幕末維新祭りin世田谷・松陰神社♪年々混雑度が増しているので、これ以上人が増えるとあの狭い境内がパンクするんじゃないかと思って心配なんだけど一応告知（笑）日曜には奇兵隊パレードもあり！松陰先生や晋作、久坂や桂さんなどもいます（その年によって微妙にメンバーが違う）。でも毎年、新選組も何人かいる（笑）最後は松陰先生や晋作たちと新選組で記念撮影♪また、萩観光物産展と共に会津観光物産展も開催されており、仲良くしていこうとしております。松陰先生を祀る神社でありますので、松陰先生に関係する講演会や劇も行われます。松陰神社は、東急世田谷線の松陰神社前駅から徒歩で行けます。東急世田谷線とは、三軒茶屋～下高井戸をつなぐ路面電車です。今これを読んでて、実は自分も行く～！って方もいらっしゃるかな＾＾同じ場所で同じ時を過ごしましょうｖ楽しみ～張り切って行ってきます♪

  2010年10月22日

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  幕末・長州小説紹介1・過去に紹介したもの

  幕末ネタと言ったら『龍馬伝』の感想のみだったので、これからは少しずつ私が読んだ幕末の小説や解説本について紹介していきたいな～と思います。その第1回として、既に当ブログにて紹介済みの本について挙げたいと思います。改めて自分のブログを調べたら、既に細かい内容を忘れた本を紹介して感想が書かれているので助かりますね～！てゆーかもう1回読まなきゃですね＾＾【１】『世に棲む日日』（司馬遼太郎）（2007年07月04日に紹介　当時の感想はこちら）やはり松陰・晋作をはじめとする長州にはまった人なら、まずはここから入ったという人も多数と思われる、基本の全4冊。これでまずはだいたいの流れを知り、その後、他の本を読んでいくといいかなと思います。でももしこれを読んだだけで止めると問題かなぁと思います！やはり著者の色を感じますからね～！司馬遼太郎で初めてまともに読んだ本でしたが、反体制の美学みたいな思想がびんびん伝わってきました。著者の世代を否が応にも感じさせられました。小説各種で平均的に考えると、晋作のカリスマ度は断トツながら、性格は暗め。長州藩の仲間としか付き合わなくて、龍馬にも会ってない設定です。しかも会うシーンが描かれていないとかじゃなくて、「会いたくないから会わなかった」と明記されていたと記憶しています！！二人の交流はなかったんじゃなかったかなー読み直してから紹介しろよって感じですね、すみません。でも読む時間がないので、皆様ご自身で確認して頂けたら･･･と思います＾＾【２】『桂小五郎　奔れ！憂い顔の剣士』（古川薫）（2007年07月11日紹介　当時の感想はこちら）古川薫氏は晋作・久坂・勝・龍馬・佐久間象山　等々を主人公とした小説を書かれていますが、そのシリーズの1冊。まさかこの本を紹介していたとは驚きました。当時の感想を見ると「なんでこんな酷い扱いなの？」という気持ちが行間からも伝わってきますが、感想を書いた当の本人は現時点にて小説の内容をほとんど忘れているので新鮮にその感想を読みました（笑）！う～ん、やっぱり、そこそこイメージがついてきたところでもう1回読まないと駄目だなと思いました。考えてみると上に挙げたシリーズも内容覚えてないし･･･勿論、色々な本を読み、その積み重ねによって自分独自のイメージが作られていくのだから、断片的には蓄積されているわけですけれど。このシリーズ全体の特徴としては、一見、中学生くらいを対象とした本なのかな？という装丁でした。表紙、厚かったし･･･。文字が大きくてすいすい読めました。本文では突然、情感たっぷりに主人公を謳いあげる詩？が数ページに渡り書かれたりしていて、著者の思い入れを感じた記憶があります。演劇っぽい？？（笑）【３】『幕末維新の暗号～群像写真はなぜ撮られ、そして抹殺されたのか～』（加治将一）（2008年05月31日紹介　当時の感想はこちら）メインどころをそこそこ読んだ後は、やはりこういった本の出番です！この本で取り上げられている写真を初めて見たのは、なんと萩に旅行した際に泊まったの宿の食堂でした＾＾パネルにして飾ってありました。見た瞬間に捏造写真だろうと思いましたが、こういう本は好きです。私ごときの大したことない知識を根拠に捏造と言い切ることなんかできませんからね！【４】『属国日本史（幕末編）』（副島隆彦／ロシナンテ青木）※2010/09/23現在、楽天売り切れ中（2008年06月03日紹介　当時の感想はこちら）かなり毛色の違った本にまで手を出しています！尊皇攘夷至上主義で開国派批判、薩長の「維新志士」の多くを罵倒しています＾＾内容は、当時の感想にあるとおり･･･。確か読んでいる時、あまりに主張が激しいので逆に冷静に読めた記憶があります。今読むと、また新たな発見があるかも～以上、3年かけて4つを紹介していました。少なっ。なんなんですかねこのラインナップは･･･。しかも思い出したように紹介しているのでお勧め度とは全くリンクしていない。今後はちゃんと、お勧め本を紹介したいと思います。あと、日記の内容にちょっとリンクするからってちらっと紹介した本については今回は含めなかったので、それらについてはまた改めて紹介していきたいです♪

  2010年09月23日

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  吉田松陰の映画『獄に咲く花』見ました

  5月7日まで絶賛公開中の松陰先生の映画『獄（ひとや）に咲く花』を見てきました。（公式サイトはこちら）張り切って前売り券まで買っておいてなんですが、野山獄中心で恋愛話という感じだったのであんまり期待してなかったのですが、結構良かったです！！場所は有楽町、朝一番の10時半からの回を見ようと映画館へ。10時過ぎに館内に入ると･･･予想してたけど、お客さん、少なっ！10人もいないし～でも映画が始まる頃には40人以上はいましたよ！（数えた！）原作本以下、ねたばれあり松陰先生がアツいです～野山獄に入れられてすぐ、精力的にみんなに挨拶する松陰先生。そしてすぐに身分制度を批判したりなんだかんだと政治的主張を始めます。獄中の松陰先生と言ったら、「それまで荒廃していた獄を、みんなが教えあい学びあうアカデミックな空間にした」イメージで、教育者としての素晴らしさが強調されるエピソードとして有名ですが、それに加えて映画では体制批判の主張を繰り返して獄の責任者に「慎まないと大変なことになりますよ」と注意を受けたりしているのが新鮮でした。やっぱり松陰先生はこうでなきゃ～！普段は非常に温和でやさしくてそれぞれのいいところを引き出してあげることができて･･･という理想的教育者なのに、何か起こると突然過激な革命分子になって激烈な主張をして弟子が「それはちょっと過激過ぎない？」と言ったら弟子と絶交する、、そんな極端なところが魅力です。映画では弟子が自分の過激な意見に賛成しなかった為、壁に額を打ち付けて流血沙汰になっていました～ただ、歴史の流れを全然知らないで見ると少々わかりにくいのかも･･･？ほとんど獄の中で話が進んでいる為、時流とのリンクが。でも野山獄に最初に入れられて出た後、松下村塾を開くわけですが、その時ちょっとだけ松下村塾のシーンがありました。そしてその時、昼日中から松陰の意見を過激だとする奴らに襲われて斬られそうになってました！過激すぎてマークされているのが実感として分かってとても良かったです。そして松下村塾の弟子達が駆けつけてくれて、そいつらを追い払いましたよ♪とりあえずその中の誰かが高杉晋作だったのは確実です！（名前呼んでたので！）恐らく、久坂もいたはず。この映画に登場するかどうかは気にしながら見ていたのですが、一応出ていましたｖ更に夜中、長井雅楽派の奴らにも狙われましたが、そこに丁度長井雅楽本人が現れて止めてくれて、「あんまり過激なことするな！」と忠告してくれたり･･･と、地味に人間関係を説明してくれたのも良かったです。しかしそれでも過激な主張を繰り返してしまった為、再度野山獄へ。映画中では、最後にいよいよ江戸に連行されるとなった時にはもう周りは死罪確定と見て今生の別れを惜しんでいました。勿論、松陰も最初っから「私の意見（老中暗殺？）を表明する機会を与えられてありがたい！」と全部暴露する気満々であった為です。松陰自身が既に死罪覚悟で江戸へ向かう･･･という設定でした。吉田松陰 時世の句身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂ちなみに映画では江戸に立つ直前の夜、松陰先生は高須久と結ばれました･･と、風景によって表現されていました。やっぱ「松陰先生＝ピュア」が刷り込まれているので（笑）、丁度良かったかな。正直恋愛話はいらんと思っているのですけど＾＾、この映画の松陰と高須久はかなりいい感じだったと思ってます！この映画の監督は『長州ファイブ』も作った監督。次回作は是非、晋作で！！！（笑）激動の幕末を生きた著名人が残した名言や辞世の句を蒔絵シールにしました！言霊蒔絵シール「吉田松陰」［山口］吉田松陰　キューピー根付

  2010年05月04日

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  吉田松陰の映画公開ｖ

  松陰先生の映画がもうすぐ公開されます♪『獄（ひとや）に咲く花』（公式サイトはこちら）松陰先生が野山獄にいる間の話がメインみたいな感じです。一応、松下村塾でもロケしたみたいだけど、久坂とか晋作などが登場するかどうかはよくわかりません＾＾山口県では先行公開されているようなので、調査すればわかるかもですが。見に行きますよ～～獄にいた高須久との恋愛話メインかも知れないけど、公式サイトの原作者（古川薫）のメッセージってとこに、松陰の「狂気」も見事に表現されている、そこは原作を超えている。と書かれているので期待です！↓原作本吉田松陰の恋

  2010年04月03日

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  江戸散歩・東京散歩

  江戸散歩・東京散歩江戸時代の面影なんてどこにもないと思われる今の東京だけど、地図で見るとほとんど変わってないとさえ思えてくるから不思議です。この本は昔と今の地図が並んでいて比較できるし、しかも古い地図にも現代の電車の路線図が重ねられていて場所がわかりやすい！江戸から続くお店とかも紹介してくれていて行きたくなります。今はデパートになっている場所が昔は呉服屋だったり千疋屋は昔から千疋屋だったり。。。江戸からあるってことは幕末にもあるってことで、「もしかして晋作も食べたかも･･･」とか思いますね！晋作は買い物が好きという話だし！甘味が好きかどうかは知らないが･･･そういう具体的な店以外にも、当時の様子･･食事とか花火やお祭りのイベントとか、更には吉原の様子などを色々と解説してくれています。そういう環境で晋作は過ごしていたんだ～と、急に実生活面のイメージが沸いて来ます。昌平黌（しょうへいこう）で、その学問のかび臭さにクサッた晋作は賑やかな町にくりだしたりしたに違いない！日本橋辺りは庭だったろうし、勿論品川にも行っちゃう。この距離感がたまらない。

  2009年07月20日

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  高杉晋作と坂本竜馬の夢の競演

  歴史秘話ヒストリア『俺たちは"負け組"じゃない！～奮闘！坂本竜馬と亀山社中～』正直そんなに期待してなかったけど、プロローグのところで「幕府軍と戦え！亀山社中は日本の行く末がかかった戦争に飛び入り参加！」「長州の英雄･高杉晋作とともに戦う竜馬たちは、どのような未来を切り開くのでしょう」とかいう解説が入って衝撃を受けました！（ちなみに画面の晋作の写真の横には「革命児・高杉晋作」との説明入り）しかも番組内ではこれを「幕末の英雄・夢の競演」と表現！！今までいろんな本読んだり番組を見てきましたが、晋作と竜馬の交流ってスルーされ気味なんですよね！！どんなに頑張っても「寺田屋で襲撃された際、晋作からもらったピストルで竜馬は難を逃れた」、この一言が入るだけで精一杯。てゆーかその説明が入っただけで満足するレベルでありました。それがまさか、こんなにもクローズアップしてくれるなんて！今回のクローズアップ部分は第2次長州征伐の小倉口の戦いです。つまり関門海峡、下関と小倉、海を挟んだ戦いです。基本的に番組は亀山社中の話なんですが、その一番のクライマックスとしてこの戦いが登場します。この戦いに竜馬が関わったっていうのは有名で、いろんな本に竜馬が戦いを見物したとか、高杉と一緒に作戦を立てたとか載っていました。でも今回はより具体的にどんな戦い方だったのか？まで説明してくれて、私もそんなのは全然知らなかったのでとっても楽しかったです！番組によると、当時自前の船がなかった亀山社中。竜馬は晋作と会い、長州から借りていたユニオン号で幕長戦争に参加するよ！と言います。操舵術に優れた人材が必要だった晋作はＯＫ！したのでした。そして作戦。５隻の船のうち３隻を晋作が、２隻を竜馬（亀山社中）が指揮し、二手に別れて幕府の蒸気船５隻＆小倉を先手必勝で襲います！素晴らしい操舵術で戦う亀山社中。戦いを絵入りでいきいきと説明している竜馬の手紙（俺たちこんなに大活躍したんだぜ！という誇らしげな内容）が番組内で紹介されたのですが、その絵の地図の小倉のところには「焼キツクス」の文字が･･･（笑）晋作と竜馬はこうして戦いに勝利しました！　by 番組解説竜馬のイメージってあまりにも作られすぎちゃってるのか、過激イメージの強い長州との関わりについて敢えて触れられないのがほとんどですよね。相当の関わりがあったはずなのに･･･。「ハト派竜馬」の反戦イメージが崩れるからでしょうか。ましてや戦争に参加したなどとんでもないっ！みたいな、ね。でも今回は「焼キツクス」ですよ（笑）この言葉は凄い＾＾後ろ暗い雰囲気も一切なしにこれを（敢えて）取り上げた『歴史秘話ヒストリア』に拍手！！しかもそんな風に敵を焼き尽くした戦いを「晋作＆竜馬の夢の競演」と言ってくれているのです。嬉しい！番組内でも「長州藩の為に奔走する竜馬」等と竜馬と長州をいい感じのイメージで扱ってくれていてとてもいい気持ちで見れました。余談。今回の番組とは関係ないのですが、晋作と竜馬に関しては、私としては二人が会って、どんな感じで話をしたのか？そして付き合いの結果、上海から帰った晋作が竜馬にピストルあげようって思う位には気に入ったって所に拘りたいのですが、そのシーンには小説でさえお目にかかったことはありません。誰か書いてないの～？？でも竜馬関係の小説は手出してないので、きっと私がまだ知らないだけ！出会える可能性はまだまだ余裕であるよね！（笑）ちなみに「クロニクル高杉晋作の29年」（一坂太郎著）によると、江戸でも会ってるって明記されてるんですよ！まあ会ってない筈はないですよね。長州の久坂と武市は当然交流があったわけで、武市と竜馬、久坂と晋作、それぞれの関係を思えば竜馬と晋作の交流もまた当然である！クロニクル高杉晋作の29年晋作について詳細に記してある。必読の一冊

  2009年06月26日

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• 篤姫も知っていた?!埋蔵金伝説

  大河ドラマ・篤姫の高視聴率のお陰で、民放でも篤姫にちなんだ番組目白押しです。今日も同時間帯の『新説日本史ミステリー』でも篤姫が家茂を暗殺したネタをやっておりましたが･･＾＾それはとりあえず置いておいて、今回は埋蔵金の話です。以前から徳川埋蔵金とか言って思い出したようにやってましたけど、その続編です。今回は香取慎吾が出てましたが、元々は糸井重里がやっていた様子･･･まず番組で、埋蔵金を隠したとされる小栗上野介とはどんな人物だったのか？を説明してくれます。私は幕末では倒幕派が好きな人間なので、佐幕派の知識習得は疎かになっている為、ふむふむと見入ります。説明によると、彼はアメリカに渡り、あの悪名高き金銀交換レートの不平等さを論理的に説明し認めさせたらしい。そして将来は鉄道、造幣局、軍隊、警察、そして大統領制？なんかの導入にも興味を寄せていたという。その紹介VTR？終了後、糸井重里が小栗について言いました。「小栗上野介は欧米のものを取り入れて近代化していった。それは薩摩や長州にはとてもできないことだった」へえ～なるほど～この台詞を聞いた瞬間、、糸井重里は佐幕派が好きなのだということがわかりました＾＾私も自分の好きな方じゃない勢力の知識ないから人のこと言えませんけど、鉄道・造幣局は長州がイギリスに送った人材（長州ファイブ）が大学に留学して学んで得た知識や技術を生かして作ったものだし、警察も確か薩摩の人間が作ったんじゃなかったでしたっけ？それとも佐賀辺りでしたか？軍隊は勿論、陸軍は長州がメインでしたよね。糸井重里がもし倒幕派が好き（或いは両方を平等に好き）ならこれらを知らないはずは無いので、先のような台詞は言わないはず（台本に書いてあるから言うしかないという場合以外）。番組のつくり自体も、徳川埋蔵金の話だけあって幕府視点に立っていた感じかも？幕府は負けた側だから小栗は歴史の表舞台に立てない、勝てば官軍だから･･･というトーン。その後大隈重信の残した「明治政府のやったことはほとんど小栗の計画をそのままやっただけ」という、薩長の功績を小さく印象付ける言葉を紹介。小栗が計画している？ことを知った薩長が、負けじと自藩からも海外に人を送ったと言うのか？知識がないのでわかりませんが、ちょっと無理があるような気もします。大隈重信は非薩長の人間ですから、明治政府で主要な地位を独占した薩長にはいい気持ちを持ってないせいかも知れないとは思いました。しかしながら、小栗と篤姫が真に幕府のことを思っていた人間として非常にいい扱いになっていたのに対し、勝がいまいちでした･･･！小栗とは対立していたらしいですが･･･ドラマパートでは小栗の計画を聞いて冷笑したりして嫌味な印象のキャラに。って、私の中の勝のイメージに近かったんですけどね！！『お～い竜馬』を最初に読んで勝のイメージを作っていればこんなことにはならなかったはずですが。同じ幕府側の人間なのに、最後は明治新政府の官僚になった勝。それと小栗・篤姫の間には埋められない隔たりがあるわけですよね。（恐らく）佐幕派な番組担当者もそういう思いがあってのこの扱い、だとすればその部分では共感です。でも、コレ見てると小栗は相当重要な位置にいただろうに、大河では全く存在を感じられませんね･･･！大河では幕府の官僚って勝しかいませんよね？大河のほうも、小栗出てきて篤姫と実はこんなに情報交換してました～！って創作してくれた方がより楽しめただろうな。この番組で「篤姫は小栗の存在を知っていたはずです」という専門家の台詞がありました。存在を知っていた『はず』って･･･その程度なの？と正直拍子抜け。いろんな役職を歴任したということなのに？謎。そしてこっちで精一杯小栗プッシュしてるのに同時間帯の『日本史ミステリー』では（まだ一部しか見ていませんが）「篤姫と勝は愛人関係！」「篤姫と勝が手を組み、家茂を暗殺した！」とかいう内容やってるんですから･･･いやはや、歴史は面白いです。

  2008年10月14日

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• 日本史サスペンス劇場見ました

  大河ドラマ篤姫ブームに乗った、篤姫特集。 今までもいくつか見てたけど、これまでと違って 「篤姫が家定と家茂を暗殺したのである！！」とは言ってなかった（笑） しかし、このドラマでの長州の扱いには涙。。 家茂は全然やる気がなかった「攘夷の決行」なのに、 長州の奴らが突然やっちゃって、寝耳に水！！ 幕府に莫大な損害を与えたのだ！ そしてさらにわけわからないことに朝廷に攻撃してきた～！ みたいな感じじゃなかったか しかも矛先は長州だけじゃない。 「西郷は幕府滅亡にこだわったのである！！」と力説するナレーション 番組司会者は「それだけ権力への執着が強かったということなのですね！」とまとめる。 なんか納得行かないものを感じつつ･･･まあ篤姫＆和宮主人公サスペンスだから仕方ないかー。 そんな薩長悪役状態で話は進んでたわけだけど、 坂本龍馬の扱いはすごく良かったなぁ 「幕末のヒーロー坂本龍馬」 「坂本龍馬が考えた大政奉還」 「坂本龍馬が作った船中八策」 「坂本龍馬が考えた大政奉還を、慶喜も受け入れたのである！！」 めちゃアピール＾＾ しかも勝海舟も最大級に目立ってたし、私的には一番いい役に見えましたよ！ 多分このシナリオ書いた人は、勝－龍馬ラインが大好きなのだなと思った。しかしやりすぎでは？？ でもこのドラマ見てたら、大河ドラマの長州の扱いとかもこうなっちゃう可能性十分あるなぁと思って、一応覚悟しとくことにした！！ でも、わけわからない藩・長州が、戦ってみたらめちゃくちゃ強い！ という展開は、ある意味、わりといい ドラマ的にかっこいい感じが出るｗすんごい強敵って感じで

  2008年07月09日

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  「属国日本史（幕末編）」を読みました

  属国日本史（幕末編）ある意味、一読の価値アリ･･･なのかも。漫画なのですが、とにかく凄い内容、、尊皇攘夷こそが素晴らしい思想で、その思想を捨てた西郷、桂、高杉、伊藤、竜馬等々･･･全部売国奴！！という主張でした。彼らがいかに売国したかという視点で描かれていますｗ（そして、本物の尊敬すべき攘夷志士として久坂玄瑞と武市半平太を挙げています～）「実は幕府や会津の方が攘夷思想なのだ！」とか、熱く語ってます。そんなに口から泡飛ばさなくてもわかってるから落ち着いて～と言いたい程です。攘夷を貫いたら、たとえ戦争で負けても米英の属国になることはなく、対等につきあえたはずであるとも主張、、まあちょっとその判断は私にはできないですけど。。でも当然これを読んで「よくぞ言ってくれた！」とか溜飲を下げる人もいるんだろう。。過激な啓蒙本という感じで、「薩長史観に騙されてはいけない」と言っています。多分この本の作者は、薩長史観を押し付けられた経験があるのではないかと感じました。それに嘘があることに気づいた時、我慢ならなくなってこういう主張をしているのでは。学校で反日思想を押し付けられ、その嘘に気付いて猛反発するのと同じ構図なのでは？？そう考えると、すごく理解できます。さて、この「薩長史観に騙されてはいけない」主張は、佐幕寄りの本を読んでるとよく出てきますねぇ。だからもしかして、薩長史観を押し付けられた（と感じている）人はかなりいると思われる。または、薩長の立場に立った小説など出版物が、その他の出版物に比べて多すぎる！！と感じている場合もそれに入るかも知れない。（個人的には新選組関連本の数は他を圧倒してると思うけど＾＾）でも、戦前ならいざ知らず現代ってそんなに「薩長は英雄、会津は朝敵」とかいう思想が蔓延してるかなぁ？戦争中までの話じゃないだろうか？私は長州が好きだけど、会津などはダメ藩･･･なんて思ってないし！！むしろ戦中に持ち上げられた反動で、戦後は"徴兵制の元となる奇兵隊"を生み出した晋作や、その後も"悪名高き"陸軍を作り上げた長州組へのバッシングは酷かったという話も。（薩摩はよく知らない＾＾）昭和も半ばを大分過ぎているという頃に書かれた高杉晋作についての本の前書きには「現在、高杉晋作のやったことが世の中に正しく伝わっておらず、偏った印象を持たれている。この本はそれをちゃんと伝える為に書くものである」と、こうあるので、どんな内容かと思って楽しみに読んだら、別段それまでの私の印象と特に変わってることはない＾＾という感じでした。一体、この本が出版された当時、高杉晋作を"一般的視点"で書いたらどうなったんだろう？！と逆に興味が湧いたくらいです。しかしこの本、司馬遼太郎のことは批判していた･･･特に「竜馬がゆく」をｗまあ、主張する気持ちは理解できますが。世間ではあの小説の中の竜馬が真実の竜馬像だということになりすぎて、自由度が低い感じになってることは確かなのでは･･･。竜馬はああいう性格設定でないと許されないという風潮というか。ただし風潮自体は作者の責任じゃないですけどね＾＾時代がそういう竜馬像を求めたということだし。って、、、竜馬がゆくを読んでから言え！＾＾そう、私はまだ読んでないです！読もうと思った時、ちょうど身近に竜馬がゆくだけ読んで大ファンになった人がいたので本の感想聞いたら「あんな人物は幕末において他に誰もいない」「一番素晴らしい人物」みたいなこと言うんですよ～！幕末のほかの人物では「燃えよ剣」しか読んでないはずなのに（笑）小説1作読んだだけでそんな感想を持つなんて、どんだけ小説内でヨイショしてるのかと思ってしまって。。そんなに洗脳力が高い小説であればなおさら、自分なりの竜馬像作ってからじゃないと危険かなと思いましてその時は先延ばしにしたんですけど、そのまま現在に至ってしまっているというわけです＾＾個人的にはキャラのバリエーション少ないのはつまらない。なので、変わった竜馬像を描いている本やら映画やらも積極的に探していきたいと思いますｗ（とりあえずこの前は映画を見ましたｗｗ）下書き状態のまま1ヶ月放置してたことに今日気付いてUp

  2008年06月03日

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  「幕末維新の暗号」を読みました

  幕末維新の暗号～群像写真はなぜ撮られ、そして抹殺されたのか～著者： 加治将一 この本の表紙にもなっているこの集合写真を初めて目にした時には、ありえないと思いました。その写真には、人物一人一人に名前が書き込まれていたのですが、そこには名だたる有名幕末志士の名が・・・！『「写真」とは、幕末ファンなら誰もが知っている「幕末志士全員集合写真」、通称「フルベッキ写真」と呼ばれる一枚。そこには龍馬はおろか、西郷隆盛、勝海舟、高杉晋作、岩倉具視、大久保利通、伊藤博文、大隈重信……明治維新の主役たちが一堂に会し、中央には外国人親子が陣取っていた。志士の全員集合などありえない。普通はそう思う。ところが、文献や古写真など史料との照合を重ねると、一人、また一人と被写体の「正体」が判明してゆく。誰が写っているのか？』（リンク先の本の解説より）とりあえず、西郷と晋作は幕末関連本やら小説やらでは「二人は生涯一度も会うことはなかった」とか書いてあって一度も会ってないんだと思ってたし、、解説にあるとおり、ありえない！と思うのが当然です。こんな人たちが同じ瞬間に同じ場所にいるなどと。。しかしそれを検証していくというのが良いです。「神々の指紋」みたいな感じなのかなと思って読み始めましたが、証拠の列挙は確かにそういう感じで、専門家から見てどうなのかはわかりませんけど私は「へえ～」と読み進みました。ストーリー自体は小説仕立て、推理小説・謎解き仕立てで、ちょっと「竜の柩」的な空気あり＾＾でも良かったです。凄く興味深いです。トンデモ本扱いなのかも知れないけど、なるほど～と思えました。結論部分は結構説得力あるんじゃないかと思ってるんですけど＾＾次は同じ著者がこの本の前に出した『あやつられた龍馬』を読みます！竜馬ファンは…というか「竜馬がゆく！」の竜馬ファンはショックを受けると聞いたことがあるのですが、どんな感じなのか今から楽しみです竜の柩（1（聖邪の顔編））竜の柩（2（ノアの方舟編））竜の柩（3（神の星編））竜の柩（4（約束の地編））私が読んでない編が新しく出てました。。読まなくちゃ。。竜の柩（5（心霊日本編））竜の柩（6（交霊英国編））「神々の指紋」は、現在楽天で買えるものがありませんでした＾＾

  2008年05月31日

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• 江戸の長州関連史跡

  土曜日はいろんなところに行きました。東京でも、長州に関係ある史跡はたくさんあるぞ～・吉田松陰が処刑されたところ（十恩公園）処刑場だからいろんな人が処刑されてますが、松陰先生が一番前面に押し出されていました！・高杉晋作が1年間勉強したところ（湯島聖堂）晋作にとっては、勉学の内容的に面白くない学校だったみたいですが。。実は去年の夏にも行ったんだけど、門が新しく漆塗りになってて豪華！になってました！松陰が捕まってる時、牢獄からこんなに近いところにいたとは。。と思うと感慨深い。（勿論、晋作は差し入れ持って通ってます）・やじの銅像（九段下）こ、これってやじだったんだ～～！と、衝撃です。今まで数え切れないほど見てたぞ。こんな人だったのね。やじ（品川弥次郎）のイメージはやっぱり（？）身分が低くてボロ着という感じなので＾＾・靖国神社（九段下）ここには村田蔵六の像が。あの、正面の参堂の真ん中に存在してるのがそうです。あの高さはちょっと銅像としては異常に高い気がする。（※土台の高さのことね！標高じゃなくて（笑））こっちは一応蔵六だって知ってたけど、知らないで見てた時期も長かった。。土台から足がはみ出しているところがポイント高いね、個人的には。長州じゃないけど、上野の西郷どんの銅像もみました。銅像巡り♪写真がなくてすみません。。

  2008年05月24日

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• 西郷どんのマント

  『西郷隆盛生誕180年に合わせ、鹿児島市城山町にある銅像（高さ5.3m）に巨大マントを着せようと同市内で呉服業を営む能勢明博さんらが同市に許可を申請したが、「客観的な必要性や公共性に乏しい」と却下された』この「西郷どんに大島紬マントを着せよう計画」の話は先月にワイドショーで取り上げていたので知っていました。この事件(?)について、役所の狭量さを嘆くコメントをいくつか見かけましたが、必ずしもそういうニュースではないようです。実は役所云々以前に地元では反対の人が多く、神社（西郷を祀る）の宮司も反対であるとか。この宮司さんは先月、マント計画について「像を弄んでいる」と発言してました。同じくワイドショー内インタビューで地元民らしきおばあちゃんも「マントなんてダメ、似合わない」と、まるでお話にならないという態度でした。そして賛成の人は「1日くらいいいんじゃない」「PRになる」という感じでした。私なんかはこういうイベントは大賛成なのでそこまで反対する理由が全くわからなかったのですが、、、マントを贈るなんて、物凄く西郷どんへの愛を感じるじゃないですか。もしかすると、西郷どんは九州では絶大な人気を誇っているわけで、余りにも偉大にとらえるあまり、西郷どんは神仏になったのではあるまいか。とか思いました。幕末～明治の偉人を神社に祀るというのはよくあることだけども、本当に神様の一人になったと考えて祀るというより 「祀って拝む位偉大で素晴らしい人物であった」ということの表明だと私は感じていたのですが、西郷どんの場合、本当の意味で神仏扱いするまでに至っているのかも知れない。もしそうならば、西郷どんの銅像にマントをかけるという行為は、例えばお寺のご本尊の仏像に服を着せるが如き不遜な振る舞いということになるのではないか。だとすれば反対するのも理解できる気がします。私のイメージではもっと親しみを持てる感じなのですが。私は着せたい派だったので今回の結果は残念です。鹿児島でも賛成の人はいっぱいいると思いますが、こういうのは反対する立場の人の方が積極的なんですよね…。しかし…萩では松陰先生が尊敬されていたので（神社もあるし）、ひょっとして同じ様な計画が持ち上がったら反対する人もいるのだろうか…？

  2007年12月05日

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• 晋作めぐり（最終回）湯田＆下関

  ついに最終日が来てしまいました。湯田温泉と言えば、晋作は勿論のこと龍馬など維新志士が泊まったという旅館である松田屋が有名です。本当は私もそこに泊まりたかったですが、、高くて断念(つд｀)泊まる場合はチェックイン時刻からチェックアウトまでフルに旅館で過ごさないと勿体ないし！というわけで松田屋ではないが由緒ある、源泉掛け流しの湯別当野原という旅館に泊まりましたvすっごく良かったです。後日またリンクなど張りたいと思います。しかし温泉の為に湯田温泉に来たのではありません。そう、ここ湯田は、晋作と心中の約束をしたこともある井上聞多（馨）の故郷なのであります！聞多が闇討ちに遭ってメッタ斬りにされた「井上馨遭難の地」の碑と聞多の家跡地が目的なのです。聞多は萩出身でない上に松下村塾出身でもないことも手伝って萩での扱いがほぼ空気だったので、もう湯田に賭けるしかないのでした。してその結果は……さすが地元、家のあったところは公園になっていて、銅像もあります！嬉しい！銅像なんて、普段は「一体何の為にあるんだ、意味わからん」とか思ってましたが、この旅行でやっぱり重要なんだと考えが変わりました。銅像が立っているということは、建てようとしてくれた人がいたという証なのです。銅像も碑も、それだけの思いをかけてくれる人がいたということを後世に伝えてくれるのです。というわけで湯田は満足しました！お次は下関です。下関は奇兵隊関係が多いです。長州対幕府の戦場4ヶ所のうちの一つが下関なので、晋作が指揮する奇兵隊が戦いの時期にいた寺とか、晋作（奇兵隊）に全財産貢いだ商人の家の跡地とか、ゆかりの地はかなりたくさんあります！なかでも一番重要な場所と言えば桜山神社。先に死んでいった松下村塾仲間や奇兵隊の霊を集めたかった晋作が作った、日本初の招魂社。そんなものまで作っちゃって……その頃の晋作の気持ちに思いを馳せると、可哀想になります。みんな死んでしまって一人取り残されて……勿論当時まだ桂・聞多や伊藤、有朋は生きてますけど。本当に駆け足で紹介して参りましたが、こんな感じで今回の山口旅行は終わりました。4日間もフルで巡ったわけですが、全然時間が足りません！下関は見たけど下関周辺は見れなかったし、萩だって2日じゃ全然足りません(笑)。何日でもいられますね！というわけでまた行きたいです。

  2007年11月26日

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• 晋作めぐり（3 ）萩＆山口

  今日はまず明倫館へ！明倫館とは昔の藩校で、今は小学校になっています。古い作りの校舎で凄いんです～。これも写真アップしたい。しかしながら勿論晋作達が通った校舎とは違います(笑)。当時からあったという池（水泳用）を見ながら当時に思いを馳せます。あとは昨日の夜に引き続き松下村塾へ行きました。10年振りですが、神社前の道路が凄く立派になっていますね……まあこれは明倫館の前の道にも言える事ですが。保護地区の外の道路整備が進んでいるようですね。幅を広げて新しく橋も造って。さて松下村塾。せせこましい場所が沢山の門下生で溢れている…というイメージより広々。松陰の実家の杉家宅も広くて、ビンボというイメージとは違いました(笑)。しかし松下村塾はやっぱり萩の中心からは遠いですね…。久坂や晋作の家からかなり離れていて、通うのは遠かっただろうと実感です。明倫館から久坂・晋作の家は近いのですが。今日はあと松下村塾の奥の色々な場所にも行きました。松陰の墓は良かったです。何故か教え子の墓も側にあるのです…麗しい。しかし松陰先生の墓より晋作の墓の方が上（高い所）にあるというのは一体…。というか一番高い所に晋作の墓が(笑)。今日は萩のいろんな場所に行きすぎたのでまた後日羅列したいと思います。午後某時、湯田へ出発。…語りたいのは山々なのですが、明日は6時起きなのでそろそろ限界でありますので、今日はこの辺で(^^;)

  2007年11月25日

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• 晋作めぐり（2 ）萩

  萩は良いです！10年前に来た時にはなかった巡回バス、その名も「松陰先生」と「晋作くん」…！しかしそれは使わずにレンタサイクル。今日はとても暖かく、この上ない散策日和で最高です。今日のびっくりは、やはり10年前にはなかった萩博物館に行った時…なんと晋作好きにはおなじみ、晋作研究の若手第一人者である一坂太郎氏が松下村塾150周年の特別展示の解説をするという放送が流れて大興奮！勿論解説聞きました！おまけにサインまで貰いました(笑)一坂先生は面白い方ですよ…ブラックな面を垣間見れたりして！詳しくはパソコンからの更新にて！そんなサプライズを交えつつ、展示自体もたまらんかったです。特別展示は勿論、晋作ルームが別にあり、そこがまた素晴らしい。どっちを向いても晋作づくし。昨日に引き続き晋作を満喫です。予想以上に萩博物館に時間がかかってしまいました。。予定が押せ押せになってもじっくり見ずにはいられずに、なななんと松下村塾には行けませんでした！！！だからなんと夜に行きました(笑)だって晋作も塾に通うのを家族に反対されて夜に行ってたし！追体験です。暗くて参りましたが……と言っても勿論明日またちゃんと行きます(笑)今日は萩城址（晋作が仕事してた）、その側の萩資料館（晋作・西郷の手配所人相書あり）、浜辺…。そして晋作＆桂の生家…これはもう言うまでもなくたまらんです。城下町だけで1日過ごせますね。あ～、時間が足りない！！明日は晋作が通った明倫館と松下村塾、久坂誕生地などを回る予定ですo(^o^)o

  2007年11月24日

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• 晋作めぐり（1 ）長府・小月

  というわけで今、山口県にいます！晋作巡りです、私はこういう事にかけては我慢できません(笑)昨日の会社帰りに飛行機とバスを乗り継いで小倉まで行き、今朝そこから電車で長府へ。長府と言えば一番有名なのは功山寺、高杉晋作が伊藤俊輔以下数十人程度で挙兵した場所という事で晋作好きなら一度は訪れたいスポットです！と言いつつ、実際長府なんて全然マイナーだしさびれてんだろうな～と思っていたのですが…とんでもない誤りでありました。今は丁度紅葉の時期だからお客さんがいっぱい！賑やかです。しかも晋作のイベントをやっていました！まず紙芝居…風雲児晋作が主人公で最高に楽しんだ！紙芝居の絵がこれまた良いんです、うまい、かわいい！これの絵はがき売ってたら買ったよ。その絵、パソコンがネット繋がったら是非アップしたい。さらに寸劇もありました。義経と晋作を無理やり一緒に歌わせてます(笑)晋作を無理やり出すところに愛を感じました。あとは毛利藩邸で甲冑を着せてくれるというイベントやってて 、着ましたよ～！記念撮影用のちゃちいのじゃありませんよ、本物のちゃんとした着付けです。兜や脇差し＆刀もつける本格派。重かった（25kg！これで戦ったとは信じ難い…(-_-;)）けど楽しかった～！これは全然晋作関係ありませんが…(笑)あとはクイズラリーもやってたりと、凄く力入れてます！全然さびれてなんかいません！長府の次は小月です、こっちは交通の便が悪すぎて困ります、しかし晋作の墓のある東行庵があるので外せません。こっちも紅葉効果で賑わっております。敷地はいろんな人（歴史上の）からの晋作に対する思い入れが碑文やら何やらから感じられる素晴らしい場所です。そして晋作記念館は本当にやばいです、こんなに晋作づくしな空間は世界にここだけ！メール更新はきついので今日のところはこの辺で。そのうちまた写真とかも載せたいです。暫くはメール更新による山口旅行記の予定です☆

  2007年11月23日

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• 再び大連立ネタ

  夜のニュース見てたら、「福田＆小沢のトップ会談を評価するか」という世論調査で評価すると答えた人が60％だか65％だったと言っていました。どういう方法で調査したかが全くわからないので何とも言えない部分はあるのですけど、とりあえず、テレビによる「国民は大連立に怒っている」キャンペーンに違和感を持っていた身としては多少溜飲を下げました(笑)。キャスターは意外な結果であると思っているのがありありだったのが何とも言えず興味深かったです。あと民主党員はこの結果聞いたらどう思うのかな～。小沢さんは「それ見たことか」と…少しは思うと思う(*^_^*)あと、この結果はつまり、薩長同盟は今でも60～65％はオッケーということかな？龍馬（仲介人）も私的にはオッケーだけど、どうなんだろ。ただこの前太田総理の何とかって番組見てたら「政党の連立禁止」とかいう、個人的には絶対有り得ないだろうって言う法案に一般の人の投票で75％が賛成していた（！）ので、本当に何とも言えないのですけどね。…私は特別政治好きってわけじゃなく、たまに自分の何かに引っかかった時にちょっと考えてるだけなんですけど（大抵マスコミ関係との合わせ技）、今回は本当に我ながら食いつきが良いです(笑)

  2007年11月12日

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• 大連立問題その３

  今朝のワイドショーで初めて「街の声アンケート」を見ることが出来ました！それによると、やはり今回の件で民主党は評判を落としたようですが、どの点に駄目さを感じたかという点では、大連立を考えてたということじゃなくてそれを受けて民主党がどう対応したかに注目してる人が多いみたいで、ちょっと安心しました…私１人が世間ズレしたおかしな意見垂れ流し当てるわけじゃないってわかったので（笑）覚えてる街の声で特に印象的だったのが・小沢さん引き止めたのが良くなかった。そのまま辞めた方がまだ良かった。というもの。スタジオに民主党の人が来ていて、小沢首相を国民は望んでいるみたいな意味のことまで言った後だったので、党内と世間のズレを象徴的に表すコメントでした。番組内で、小沢さんが本当に誰にも言わないなんてありえない、党の役員の何人かは聞いてたはず！だって何回も会ってたら普通、今日はどんな話をしたかとか聞いたり報告する！だから小沢さん的には彼らが当然根回ししてくれてると思ってたんじゃないの？？とテリー伊藤が主張していました。役員たちは知ってて全ての責任を小沢さんに押し付けている、と。私も、誰も知らないというのは不自然な感じを受けていたのでそれもありえる？！とも思ったんですが、大連立を持ち帰ってきた小沢さんにNoを突きつけたのもその役員たちなんですよね～。あとコメンテーターの誰かが、この「談合」に仲介者がいたことについて、「またｘｘｘ（仲介者の人を悪い意味で訳した単語（と予想）で表現）によって政治が動かされる時代になっちゃうのはどうなの」みたいな発言をしていました。そおかああ～仲介者駄目なんだ～～！と思いました。何日か前に薩長同盟のこと書きましたが、薩長同盟で言えば仲介者って坂本龍馬ですよ。龍馬に駄目出し（笑）。やっぱり今の時代に薩長同盟は許されないのね。まあこのコメンテーターはそんな100年以上も前の話じゃなくて数十年前を念頭に発言してるんだと思いますけれど。あとは番組の空気としては大連立というか何か連立する事に対しては「それも方法の一つ」といったスタンスを感じました。たまたまかも知れませんが、、まあ細かい事は藪の中ですが、この騒動にも価値があったと思います。騒動が起きた時、民主党員が「大連立は言わずもがな、政策協議をすること自体も許されない」と言っている、とニュースで紹介されていて、その態度はどうなんだと驚いたのですが、それが今回のワイドショーでは「勿論政策協議は必要です」と言っているではないですか。勿論同一人物の発言ではないでしょうけど、これまた象徴的。世間がどれくらい大連立に反対したのか知りたいな～。図書館のネットコーナー行くか（笑）なんかこの事件(?)には予想外に拘ってしまいました。幕末と比べたりしたのがマズかったですね＾＾

  2007年11月08日

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• 大連立と薩長同盟について考えた

  ここ最近、幕末～明治初期を扱った本や小説を多く読んでいるせいで、今回の「自民・民主大連立」の話が突如出たと思ったらあっと言う間に消えて、その後はどっちが先に提案したかで揉めている……この状況をつい薩長同盟と比べ、その違う所・同じ所に思いを馳せてしまいました。薩長同盟とはご存知の通り、それまでいがみ合ってきた薩摩と長州が坂本竜馬の仲介によって手を結んだ画期的な出来事…とされている同盟です。勿論幕末は今とは比較にならない程に状況が切迫していて国の危機だったし、薩長は両方とも政権担当してないいわば野党だとか、そもそも政治の体制が全然違うとか、まあ様々に状況は違うわけですがそれは置いておくとして。こういう事考えたきっかけは、「どっちが言い出したか」で揉めている様を目の当たりにしたからです…自民民主の議員達が罪をなすりつけあっていますよね。勿論、先に言った方が悪者(?)という流れです。さて薩長同盟の方では、桂(長州)は自分から提案するのは面子が潰れるからと言って渋っていたら竜馬に一喝されて目が覚めた…という、竜馬の素晴らしさを強調するエピソードが有名ですが、正直ここで面子に拘るのは当たり前だと思うのです。それは今の状況を見ても明らかです！今だって両党の意見は相容れなくて連立は大義を失うみたいなコメントしてる人いるし、それは幕末だって同じで同盟許せない！って人はゴマンといたわけです。それをトップ同士の秘密会談で決めてしまうわけです！ただでさえ賛同を得られにくい同盟なのにその上長州から憎っくき薩摩に縋って同盟してくれと言い出したなどとはけしからん！！となったに違いないのです。桂は下の者を最低限納得させる為、この先藩をまとめていく為に面子に拘らざるを得なかったと思うんですよね。現に今民主党議員達はどっちが言い出したかに異常なまでに拘ってまとまりを失いかけている様子です。薩摩側の西郷は人望が凄いから、なんとか意見を纏められるという目算が立ったのかも知れないけど、桂にはそういう人望はなかったみたいだから辛い！今回の大連立も、秘密会談と言ったって、人望があれば許されたというかここまで紛糾しなかったんじゃないかなあ？わかりませんが……話はそれますが、何で薩長同盟の会談の長州側の人が「行きたくない」と頑張っていたにも関わらず敢えて桂だったのかって暫く疑問でした。この時既に同盟の条件の秘密の取引についても話し合いが済んでいて、あとは会って同盟を確認しあうだけという状態だったと思う（と言ってもそれまで薩摩は不義理しているので長州から見ると疑心暗鬼にならざるを得ないと思いますが）ので、言ってしまえば会談に出席するのは誰でもいい。でもやっぱり桂じゃないといけなかったと今は思います。ここでこの会談を行う人間が即ちその後の藩の政治の中心に立つという事であり、適任者はやはり桂しかいない。そういう面倒くさい仕事…もとい忍耐のいる仕事(笑)は高杉晋作には無理だし、そもそも晋作は（普通だったらその功績でトップ権力持てる所）藩の要職につく気はさらさらないわけで、だからこそ嫌がる桂にあそこまでして押し付けたのかなと(笑)。因みにあそこまでというのはどこまでかと言うと、行きたくないという桂に対し、藩主に働きかけて「会談には桂が行きなさい」という命令を出してもらったのです！命令されてしまったので仕方なく会談に行く桂(笑)。桂は貧乏くじ。成功しても失敗しても、暫くは突き上げを食らわないといけない立場であります。そんなわけで、関係ない考察を挟みましたが、つまり私が思ったのは、上にいるの人の考えと下にいる人の考えが違うのは今も昔も同じなんだな～という事です。薩長同盟はその後の歴史から見て良いことだったとされたから讃えられてますが、やってること自体は今回の大連立構想みたいなものじゃないかなと思ったんですよね。政治的な判断・決断という奴です。だから成立当時は絶対揉めたと思いますね。で、薩長同盟は成立して自民民主大連立が成立しなかったのは何故かと考えた時に、まずはやっぱり政治体制の違いを思いました。今回のようなトップ同士の秘密会談でこんな重要な事を決めるのはけしからんと多くの人が言っています。党員が賛成しないと駄目であると。トップの暴走を防ぐシステムは、同時に物事を決めるスピードを遅らせ、しばしば機を逃すことになるシステムでもあるのだな～と感じたわけです（今回のが機を逃したパターンだと言う意味ではない）。次に先ほども書きましたが、人望です。色々ゴチャゴチャ言っても結局、人望があれば全て許されるわけで、それがいいか悪いかは別として「やってしまったんだから仕方ない、ついて行こう」と思わせるような人なら良かったのかも知れない。しかし小沢さん、幹部が１人も賛成しないというのは、本当に誰にも打ち明けずに１人っきりで自民党と交渉してたのかな？それ程までに意見の合う人がいないというのであれば不幸です！総合すると…小沢さんは、結論を持ち帰ってしまった時点で失敗だった。組むも組まぬも秘密会談で決めてしまうべきだった。持ち帰って話し合っても承諾されるはずがないと読んでいなければならなかった。と思いました。しかし賛同が得られなかったとなってからの、離党して賛同者だけ連れて独自路線とかいう噂話聞くと、幕末的(?)にも納得行くかも。。脱藩です(笑)それとも実はもっと狡猾で、今までの展開は全て目論み通り…？暴走した振りして大連立とか言って、結局最後はもっと妥当なレベルで落ち着こうという…だったら凄いな～と思います。おわり。今回、メール更新には恐ろしく合わない内容でしたね…長すぎて推敲できてないので変なこと書いてそう。

  2007年11月04日

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  幕末維新祭り

  毎年、世田谷の松陰神社でやっている幕末維新祭りに行ってきました！日曜日、台風一過のすばらしい天気です。土日の2日間開催なのですが、土曜が台風だった為かなんなのかわかりませんが、たくさんの人でいっぱい。松陰神社自体のお祭り（お神輿担いだりする）と一緒にやっているのですが、名物・奇兵隊パレードやってます！　先頭を歩く松陰先生。その後ろに晋作、久坂＆桂がいて、その後ろに隊列が続きます。途中には竜馬＆中岡（別に名札つけてるわけじゃないけど、竜馬に間違いない！って人と一緒にいるから中岡と判断）もいたり、なんと列の最後には新選組がｗｗ竜馬は仲間だからいいけど、新選組は敵だろぉｗｗしかし土曜日には本当は会津白虎隊のイベントも予定されていたし（台風で多分中止だったと思うけど）、萩物産展と会津物産展が一緒にやっていたりと、そこらへんは「幕末維新祭り」であります。パレードにはほとんど一緒にくっついてまわってたので、多分先生とか晋作・桂の人には思いっきり気付かれてただろうなぁ＾＾＾＾パレード後、少し離れた公園で奇兵隊パフォーマンス。銃を撃つシーンを実演してくれました。その後は寸劇の始まり。まずは長州藩士と新選組の戦い。新選組の中に槍使いがいたので左之助と思われます。殺陣が始まり、なんと！松陰神社のお祭りであるにもかかわらず、長州藩士が皆殺しにされまする！ええー！なんだその予想外の展開は。。しかしそこに奇兵隊登場。一瞬で新選組を撃ち殺します！！うっわー、全員死んじゃったよ。。左之助も。。仇は討った！そこらじゅうに新選組隊士と長州藩士の死体が転がっている中、勝どきを挙げて撤退する奇兵隊・・・というわけで、物凄い短縮版明治維新でした（笑）。さて、もうひとつの大きなイベントと言えば、野外劇です。今年はなんと…有名な英国領事館焼き討ちの話です！！おお～！！登場人物も晋作・久坂・聞多（井上馨）・俊輔（伊藤博文）とスターが勢ぞろいですよぉ。しかも！！なんと晋作が小さい！ｗ役者さんたち、身長が考慮されてます！雰囲気もそれぞれの人物だし、、聞多汚いｗ個人的に聞多のアバラが良かったわｗｗさてそのお話は…晋作が焼き討ちを言い出し、その場にいた聞多・俊輔とあともう一人（すいません名前忘れました）は大賛成して盛り上がった所に久坂がやってきます。しかし晋作が「ちょっくら厠へ行って来る」と言ったら、俺も俺もと久坂以外連れションに行ってしまう！（笑）晋作は久坂をメンバーに入れていたにもかかわらず本人にはそれは伝わりません。それに、領事館の見取り図も入手できていませんでした。超見切り発車ｗさて、焼き討ちしたら捕まって切腹とかにもなるかも知れませんので、今ある借金は綺麗にしておかなければ長州藩士の恥なので、晋作は聞多に金を作って来いと言います！自分では作りません！そして聞多は言われたとおり、駆けずり回って口八丁で金を工面しました（笑）さて事件当日、初めて焼き討ちの計画を知った久坂は「絶対反対！」と言って晋作と喧嘩になります。詳細な台詞は忘れてしまいましたが、雰囲気としては久坂が「お前みたいな直情型にはついていけん」と言うと晋作は「議論じゃ人は動かない、議論だけしか出来ないようじゃ久坂もたいしたことない」とか言い返して子供の喧嘩みたいになっていきます＾＾そこに聞多が来て「お前達、俺がせっかく金の工面をしてきたっていうのになんだ！俺の苦労も知らないで！！」とキレます。それで結局なんだかんだで久坂も焼き討ちに参加することを決心し、仲間の一人が幕吏に捕まってしまってピンチになったけどなんとか切り抜けるというエピソードを交えながら、そして聞多が金策してる間に晋作が手に入れた見取り図を手に焼き討ちへと向かうのであった…そして燃える領事館を満足げに眺める晋作達。「しかし彼らはこの後、別々の方向へと進んでゆくのであった。」とまあ、このようなナレーションでその後の彼らの運命を語り劇は終了。劇の後、控え室（松下村塾レプリカ）から出てきたところを長州好きの女子が取り囲み、撮影会ｗ左から、俊輔・晋作・松陰・久坂・来島です。（来島は聞多が金の工面をするシーンに出てきました。因みに毛利藩主との二役ですｗｗ）聞多と名前忘れた人は、どこかへ行ってしまっていました。希望を言えば、久坂はあと少し身長高いほうが萌え。本当は晋作＋20cmですからね！でもその分松陰先生がでかいです！ｗこの撮影会も面白くて…最初は、幕末好きのどなたかが役者さんに声をかけて一緒に写真を撮っていたのですが、その後役者さんたちだけで並んだ瞬間にそこらへんにいた幕末好きの女子達が群がって一瞬で撮影会に！！これは私も撮らねばと思って、隅っこから撮影ｗｗその後、聞多役の人が登場し、聞多好きの女子の方が「聞多さん！写真お願いします！」と言って今度は「聞多と一緒に撮影会」が始まって、、聞多大人気！！なんか、聞多が一番人気あったんじゃん？？とか思いました。というわけで、充実した1日でした。

  2007年10月28日

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  憂いの桂小五郎（＾￥＾）

  桂小五郎　奔れ！憂い顔の剣士最近高杉晋作の本を読んでいるのですが、晋作の人生が忙しすぎて（？）ページ数の関係で（？）仲間達との交流シーンが思ったほどないんです。だから仲間達それぞれがどんな人だったかってことがとても気になり、吉田松陰、坂本龍馬（仲間じゃないけど）に続いて桂主人公の小説を読んでみました！それにしても「憂い顔」って！このタイトルは凄いです。神経性胃炎？うつ病？（本のあらすじ）桂は剣の道を目指して江戸に行って免許皆伝とか貰い、剣の大会では龍馬に会ったりします。そんな頃、黒船来襲して志士活動へ。将来の為にピストルの知識を習得します。知識はいっぱいあっていろんな藩の人と交流して尊敬され、弟分達（晋作とか）の世話を焼き、長州の勢力を伸ばす為の活動とかも色々やって頂点とどん底を味わう。そして池田屋事件以降は行方不明になりました。行方不明になってる間に長州は存亡の危機に陥って、、本当に色々大変だったのですが、その頃桂は恋物語。長州の苦難が一件落着した頃に姿を現して、薩長同盟の会談に行って同盟を結びました････。そしてピストルの知識を持っていた桂の力で、イギリスからピストルを購入しました･･･。･･･いや、別に何の悪意も持ってないはずなのですが、超簡単に要約するとこういうことに･･･（この本は幕末時代対象なので、明治以降の業績は載っていません）桂が輝いたのは京都で長州の勢力が燦然と輝いていた頃（その後一夜にしてどん底へ）と、薩長同盟の片方の人になったことという感じで良いのでしょうか？意外と少ないなという印象なのですが･･･しかも本当は薩摩が大嫌いで、同盟を結ぶ会談に行きたくなかったっぽいのです。それを晋作や井上（馨）が説得して、藩主に命令書まで出して貰ってやっと会談に行ったっぽいです。すんごい渋々。えええ～。でも、本来は立場的に晋作が行っていいと思うのですが、晋作も薩摩嫌いですから＾＾、ある意味桂に押し付けたのではないかと思うと桂には同情致します（笑）。これ読み終わった後（これまで読んだ本に出てきた桂像を含めて）の桂の印象･･･知識を持っていて、剣の腕も立つ。だけど典型的Ａ型とでも言うべき性格で、藩邸の仕事とか地道にこなしつつ、はねっかえりの弟分達をなだめたりお金をあげたり藩にとりなしたりと世話を焼きつつ、朝廷にせっせと働きかけたりという、地道に積み重ねるタイプ。同盟はちょっとアレでしたが、色々手配したりじっくりとした交渉ごとに向いているのかな？知識を生かす業務に向いている、何かを切り開いていくというよりは実務家系と思いました。しかし、時代小説は主人公の業績に色つけて（贔屓気味に）書くことがある程度当たり前でありますので、この本は少し珍しいのではないかとも思います（注：剣術シーンとピストル買うぞ宣言をするシーンは格好良いです。あと晋作が「今、桂さんがいれば･･･」とか思って探したり、頼りに思ってるんだよ～ってシーンもあります。）。もっと桂が英雄視されている本も読んでみたいと思いました。

  2007年07月11日

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  高杉小説「世に棲む日日」で司馬遼太郎デビュー

  新撰組ファンの友人からさんざん色々な新撰組関係の司馬著小説をお勧めされたにもかかわらず、丸々1冊を読破することはついぞなかったこの私ではありましたが、高杉晋作マイブームが吹き荒れ、ついにデビューです！！世に棲む日日（１）～（４）最初図書館で借りようと思ったけどない。だから買ったんですけど（超やる気！）私が買ったのは新装版じゃない･･･ちょっと上の美しい装丁の写真見てショックです。古本だからしょうがないのですが。ちなみに古本屋でも何故かなくて結構何軒も回りました。内容は、1巻～2巻の最初までが吉田松陰主人公、2巻最初のほう～4巻最後までが高杉晋作主人公です。吉田松陰については、教育内容が革命思想とはいえ漠然と温厚な学者的なイメージを持っていたんですがとんでもないですね。エキセントリック！（笑）突っ走るタイプだったとは。見る目変わりました。そして高杉パート。久坂と会話するシーンは、なんだかこそばゆい感じです。松陰との出会いは文献どおり。司馬大先生の小説ですから、晋作の生涯がどんな波乱に満ち溢れたものだったかを掴むにはベストですね！奇兵隊の辺りからはもう怒涛、まさに激動。今まで点でしか理解していませんでしたが、ごくごく短い期間がこんなにも波乱万丈だったとは･･･圧巻。そのあまりの神がかり的な展開は、事実とは信じられない位であります。しかし松陰とのアツい交流はあんまり描写されてない。なんだよー！久坂始め塾生達や桂等の年上連中との交流とか期待してたのに～。日常風景創作シーンが足りませんよ（笑）←もっと別の小説を読め！でも第三者視点の文章だったのに、ふと気付くと晋作視点語りになってたりして楽しかったです。それと司馬大先生的には晋作は人付き合いに淡白なのかな？私が今まで見た晋作関係の本を見る限り、親しい人には情が深い感じかなと思ったりしたのですけど･･･（笑）妄想かも知れませんけどね！あと私がずっと、説明の文章の意味は理解できてもいまいちよくわからない感じがしていた「長州（晋作の故郷の藩）を焦土にして倒幕」という晋作の思想（晋作だけじゃないみたいだけど）、それがどういうものなのかわかったのが収穫でした。それと「普通に見たら過激過ぎて理解できないこんな行動の裏にはこんな思想があったのである」みたいな部分は大変興味深く読めました！！

  2007年07月03日

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