ダエグ!って呼ぶのね?
御世話になっているバイク屋さんで、ごにょごにょしていると、こんなバイクが新車で置いてありました。ほ、ほぉこれがZRXの新しい奴ね。でも、読めない!DAEGと書いてダエグと呼ぶらしい。あまり外見は変わらないのだが、インジェクション化され、(排ガス規制対策なんでしょうな、)カウルやタンクのデザインが少々変わった感じがする、LEDのテールランプになんかしたりして商品性を高めている感じ。おいおい、男カワサキそれでいいんかい?いつからおまえまで、ホンダになっちゃったんだ?なんてイメージを感じたのは正直なところ。「乗ってみる~?」はいはい、待っていましたそのお言葉。それじゃぁお言葉に甘えて乗らせていただきましょう。って、オドメーター見たら3kmじゃないのよ。店長~、さっきガソリン入れてきて、帰ってきたばっかりのさらっぴんじゃないの?さすがに試乗車とはいえ、人様の新車でございますので丁寧にクラッチつないでGO!って、あらまエンストしちゃいました、かっこわる~。と、いうのも、はやぶ~なら1500rpm位でぐりぐりって発進するのに、2000rpmくらいしっかり回してやらないと駄目なのよ。(もちろん下手くその言い訳ですけどね)で、走り出すと久々ネイキッド殿様ポジションにすっかり楽チンさを堪能。思った以上にコンパクトなポジション。スムーズなエンジンの回り方。すっかり洗練されたいいバイクになっていました。もちろんぶんまわすわけにはいかないのですが、こりゃ疲れません。ハングオンというより、リーンインで曲がっていくのが似合いそうなすごくいい素材のバイクでした。そうそう、それとサスが良く動く感覚も付け加えておきます。硬い=スポーツというのではなく、積極的に衝撃をサスが吸収してくれ、きっちり沈み込む事でトラクッションを感じやすい・・・純正サスとしては、むしろスポーツ走行には適したセッティングを感じました。誰にでも勧められそうな、バイク・・・カワサキなのになぁ、という想いと、工業製品としては、ひじょーに優秀なバイクの香りがした複雑な気持ちでした。