2011/11/20(日)05:39
二つの表情
「『聴く』を磨く」第９期と、体験講座、
まもなく開催
この体験を、ぜひ一緒に感じてみてください。
「目玉おやじの逆襲」
まずは、格安で、おためし体験をどうぞ
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★「聴きかた」は「生きかた」★「『聴く』を磨く」体験講座
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日時／２０１１年１１月２２日（火）１９時３０分～２１時３０分
会場／カフェ・ミヤマ渋谷公園通り店１号室
講師／かめおかゆみこ
定員／１２名
参加費／１５００円（１ドリンクつき）
※当日会場にてお支払いください。
お申し込み／こちら！
問い合わせ／こちら！
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★「聴きかた」は「生きかた」★
連続講座「『聴く』を磨く」第９期（全６回）
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日時／全６回（２０１１年１２月６日・２０日、
２０１２年１月１０日・１７日・３１日、
２月１４日（火曜日１９時３０分～２１時３０分）
※年末年始をはさむため、やや変則開催になります。
会場／カフェ・ミヤマ渋谷東口駅前店５号室
講師／かめおかゆみこ
定員／２０名
参加費／３００００円（全６回）各回１ドリンクつき
※２０１１年１１月２９日までに前納されたかたは、
早期割引価格２７０００円
お申し込み／こちら！
問い合わせ／こちら！
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★今日のフォーカスチェンジ♪
二つの表情
立てつづけに、
対照的な二つの表情と出会い、
複雑な気持ちを
どうしても抑えきれずにいます。
ひとりは、５歳の女の子の、
とびきり最高の笑顔。
ワークショップで、
「ひとりのひとを
みんなで徹底的にほめる」
というワークをやったのです。
その女の子は、みんなの
ほめことばのシャワーを受けると、
「うれしい」という気持ちを、
あますところなく、表情にあらわし、
もうそれだけで、みんなを
幸福な気持ちにさせてくれました。
だって、その子がそんな笑顔に
なるのは、みんなが投げかけた
ほめことばのおかげですからね！
しかも、ひととおり、ほめことばを
もらったあとに、放ったひとことが、
「もう一回！」（爆）
だったのですから、
どれほど、彼女が、その体験を、
よろこんでいたかがわかるでしょう。
自分をほめることばを、
抵抗なく受け入れることができ、
なおかつ、それを満面の表情に
あらわすことができる。
それがどんなに幸福なことか、
そして、まわりをも幸福に
してくれることか。
あらためて思わずには
いられなかったのです。
もうひとりは、たまたま
出会ったお年寄りのかたでした。
そのかたは、ぼんやりと
宙を見つめるまなざしで、
すわっておられました。
どんなふうにかかわってよいか、
わからなかったので、
私は、ただそのかたのとなりで、
ずっと背中をさすっていたのです。
私の祖母は、晩年の１０年間、
ほとんどひとりで、個室に
こもって暮らしていました。
たずねていくたびに、
過去の記憶をてばなして
いっているのがわかりました。
そんな祖母を前にして、
私は何もできず、
ただただ、手をにぎり、そして、
背中をさすっていたのでした。
その日、はじめて出会う、
見知らぬそのかたを前に、
私は、同じように、手をにきり、
背中をさすりました。
じっとされるままになっていた
そのかたは、しばらくすると、
静かに、うつむいて、
しみじみとしぼりだすような
声で、おっしゃいました。
「むずかしいですねえ」
何がですか…と、
聴くことはしませんでした。
たずねることもできないほど、
深いかなしみが、
そこにあふれていました。
私は、背中をさすりながら、
「よくがんばってこられましたね」
と、繰り返すしかありませんでした。
満面の笑みを見せてくれた、
５歳の女の子は、
これから、どんな人生を
生きていくのでしょうか。
この子が、このお年寄りの
年齢になるころ、
どんな表情をして
生きているのでしょうか。
願わくば、この幸福な表情を、
生涯、うしなわないでほしい。
年を重ねていったとき、
「ああ、幸せだった」と、
ほほえんで振り返ることが
できる、人生であってほしい。
きゅっと胸が痛くなるような
せつなさを感じながら、
思わずにはいられませんでした。
あなたは、いま、
どんな表情で暮らしていますか？
それは、あなたが、ありたいと
望んでいる表情ですか？
そうであるなら、私は、こころから、
祝福の拍手を贈りたいと思います。
そうでないとしたら、
あなたが、これからの人生を、
少しでも、幸福な表情で
暮らしていけますようにと、
こころから祈りたいと思います。
あなたが幸福でありますように。
あなたのまわりのかたがたも、
幸福でありますように。
幸福が幸福を呼びあって、
世界全体が幸福になりますように。
●追記
あまりにも対照的すぎる
二つの表情が、
いまは、こころを離れません。
私にできることは何なのか、
ずっと考えつづけています。
大切な課題をいただきました。
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