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テーマ:愛犬のいる生活(75335)
カテゴリ:動物愛護
我が愛犬イヴ 愛犬の思い出 こんばんは、亀山築城です。今回はジャッキーではなく、私の日記にお付き合い下さい。 書こうかどうしようかと思ったのですが、こんな時間になりましたが、やはり書いて置こうと思いました。 昨日、5月21日は、二年前に死んだグレートピレネーのイヴの命日です。 私の作品「僕たちを判って!」の読者の方々は、良くご存じなので、これからの事は読み飛ばして下さい。 イヴは十年以上前になりますが、香川県の繁殖業者が大型犬(グレートピレネーとセントバナード)ばかり24頭を隣の県に放棄した時の保護犬でした。 全国放送され、保護されていたこれらの大型犬は次々と善意の方々に引き取られて行きました。私は毎日の様に三カ所の保護している施設の内、警察に電話でその状況を聞いて居ました。 しかし、二頭だけが引き取り手が居無い・・・・。 その内に殺処分の日が近付いてきます。 私は当時、Mix犬と、シーズーのジャッキーの2頭が我が家に居たので、このグレートピレネーがもしも大人しくなければ、ジャッキーを含めた2頭の生命が危険になってしまうと考えていました。しかし、気を付ければその様な事が起きないのではとも考えて、8月30日に心を決めて引き取りに行きました。 イヴに最初に出会ったのですが、彼女は全身の毛が抜け落ちて痩せこけた身体で、どう見てもグレートピレネーには見えませんでした。起きあがることも出来ない位に衰弱していて、それでも私を見るとヨロヨロとお座りをして右手を差しだそうとします。 こんなに酷い状態では引き取り手が居無いはずだとも感じました。 しかし、もう一頭の状態も確認しなければと思ったのです。 聞くと山中の犬の訓練学校で保護されているとのこと。私はイヴをそのまま警察に残し、その子のところへ行ってみました。 状態はとても良く元気そうで、どうして引き取り手が居無いのか不思議なほどです。 私は警察に引き返し、イヴを引き取ることにしました。 この事件の後、その業者は中型犬も何十頭も放棄したらしいのです。 本にも書いてありますが、何度も死にそうになり、獣医の先生の懸命な治療のお陰で、回復していきました。 翌年の8月30日に、保護されていた警察にイヴの顔を見せに連れて行ったのです。 警察の方々は、「本当にあの時の犬?こんなに綺麗になって・・・。」と喜んで呉れました。 イヴは綺麗で心優しくとても良い犬でした。 私が生まれて数え切れない犬との付き合いが在りますが、ドイツポインターのメリー、狆のロック、そして、グレートピレネーのイヴ、シーズーのジャッキーは、他の犬達には悪いですが、私の一生の記憶に残る愛犬になっています。 今なお日本中のあらゆるところで、飼育放棄された犬や、繁殖業者とペットショップで売れ残った犬達が、殺処分されています。その数は年間30万頭にもなると言われています。 どうか、この可哀想な犬達を・・・・。少しでもその命を救う事を皆様にも考えて戴きたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 22, 2010 11:20:43 PM
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