2011/06/26(日)08:03
お婆ちゃんの部屋が!!!
お婆ちゃんの部屋が!!!
こんにちは、ジャッキーです。
毎日暑い日が続きますが、皆様はお元気でいらっしゃいますか?僕は暑さに負けずに元気で頑張っています。
僕は毎日しないといけない事が多くて、とても忙しいです。
農学食味学専攻の研究者である僕は、お母さんが育てている家庭菜園の状態も研究対象にしています。
今年は、イチゴ、キュウリ、ミニトマト、トマト、ゴーヤを植えていますので、僕は食味学研究の為に実がなるのをじっと待って居ます。
そろそろ食べ頃かなぁと思って居たら、次にお庭に出して貰うと、食べようと思って居た実が収穫されてしまい。そこには無くなっています。
これでは食味学の研究が出来ません。お母さんに文句を言わなければと考えています。
お家に中で居る時も大変忙しく、お婆ちゃんの為に仏壇の前に座ってオットメを・・。そしてお父さん監視に、玄関警備・・・。各部屋の点検・・・。
僕は本当によく働く忠犬だと思って居ます。
でも、お父さんは僕が疲れて、ちょっとだけ横になっている時を狙って写真を撮るのです。
さも、僕がいつもお仕事をせずに寝てばかりしているように、皆様に示そうとしているように僕は思えてしまいました。
僕は一歳ちょっとの時に、二階から一階へ階段を二回転げ落ちてからは、階段を登ったり下りたりしない事に決めています。
だから、お父さん監視をしないといけない時間になると、僕は階段下に行って、お父さんを呼び付けます。
お父さんに抱かれて二階の書斎か、三階の書斎コーナーへ連れて行って貰い、僕はしっかりとお「お父さん監視活動」に専念する訳です。
ここ数日、四国・讃岐の国・丸亀藩は猛暑が続き、僕は溶けずに原型を保っていますが、いつ溶けてしまうかも判りません。
お母さんがそんな僕を心配して、亡くなったお婆ちゃんの部屋の片付けを本格的に始めて呉れました。
でも、僕は大好きなお婆ちゃんの思い出が詰まった部屋を触って欲しくありませんでした。
部屋の外側で「クーン!キューン!!」と文句を言うのですが、お母さんもお父さんも無視して片付けを続けて居ます。
やがて、部屋の片付けも殆ど終わって、僕は部屋の中に迎え入れられました。
周りを見回しても、お婆ちゃんの部屋でないような感じがします。
僕は悲しくなってその場に突っ伏してしまいました。
お父さんも疲れていたのか、そのままお婆ちゃんの部屋で寝てしまったようです。
エアコンも効いて、とても気持ち良く寝られましたが、今朝、目が覚めるとお婆ちゃんお部屋で寝てしまった事を思い出して、少しだけ寂しくなりました。
でも、昨日の片付け中に部屋に入って、「この部屋を僕の部屋にする!」って言ったら、お母さんが「駄目!お父さんの書斎にするのだから!ジャッキーちゃん専用の部屋にはならないのよ!」と言いました。
しかし、お父さんの四つ目の書斎がここになって、ここで研究や小説などの創作をする時、僕も一緒に居る事が出来るので、結局は僕の部屋になるのだと確信しました。
長い間のご無沙汰でも、僕はこんなに忙しい毎日を過ごして居ました。
代筆者:お父さん