髪処 禅 ブログ

2008/08/12(火)02:30

風習

お盆シーズン突入です。 ここ長野県長野市ではお盆には「かんば」を家の前で焚く。(かんばとは白樺の木の皮) オイラの実家ではお墓に行ってから、家の前でかんばを「おじいちゃん、おばあちゃん、 この明かりでおーいで、おいで」と言って焚くのです。 さらに、きゅうりやナスで動物作ってを用意するのだ。(尻尾はもろこしで毛をはやす) 埼玉から来た奥さんは「何、かんばって」と初めは言ってました。 地域によって違うからねぇ、ちなみに時期になると普通にスーパーでも売っている。 お盆の終わりにも、かんばを炊いて「おじいちゃん、おばあちゃん、この明かりで お帰り、お帰り」とやってます。最近はやる家少ないのかな?。 オイラの一緒に暮らしていたおばあちゃんは、高校生の時に亡くなっているので、 ばあちゃん来たかやーって思ってしまいます。 じいちゃんは、じいちゃんになる前、まだオヤジが学生の頃亡くなっているので まったく知りません。 ちなみにこのおばあちゃんも美容室を長野の街中の権堂でやっていました。 小学校の途中までは、ばあちゃんに家で髪を切ってもらってまして、それもあって今のオイラ があるのかもしれません。(完全におばあちゃん子) 出来れば、ばあちゃんにも店を見てもらいたかったね。 かんばを炊いた匂いが、なんともお盆らしいのです。

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