2009/02/08(日)00:41
三本柳
長野県長野市で4月に開催される「長野マラソン」、
実はこれにエントリーしてあるのである。
まったくマラソンに興味の無かった男が9月頃からぼちぼち走っています、
1回30分位だけどね。
それで本日も夜走りました、雪がほとんんど降らないので2月でも安心して走れます。
その走っている最中にふとキレイな柳の木を発見、
近くで見ると石碑もあった。
その柳の数を数えてみたら「3本」ありまして、
そこの地名は三本柳でした。
「へ-それでかぁ」と一人もの凄く感心しました。
この間見た「禅という映画」で道元(禅宗)が
春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり
と言っていて、ようは「あたりまえ」ってこと、
「あるがまま」なのです。
この三本柳の木もあたりまえに昔からあったのでしょうが全く知らなかった、
あるがままの姿が夜だったがすごくキレイでした。
三本の柳の木があるので、地名が三本柳。
シンプルだがみんな知っているのかなぁ。
もっと色々近所を知りたくなってきたぞ。
今度三本柳の石碑読みに行かなきゃね。
ちなみに映画で道元さんが大事だと言っていた八大人覚(はちだいにんがく)、
今の世でも十分通じますね。
少欲(しょうよく)
一、あまり高い目標を追い求めすぎると、破滅する。
知足(ちそく)
二、欲をいい張ったらキリがない。限度を知る。
楽寂静(ぎょうじゃくじょう)
三、のどかで美しい景色眺めると、心が澄む。
勤精進(ごんしょうじん)
四、やりたいことを一つにしぼり、無駄を省く。
不忘念(ふもうねん)
五、心が修まっていれば、人目は気にならない。
修禅定(しゅぜんじょう)
六、うまく事が運ばなかったら、一歩退いて見る。
修智恵(しゅちえ)
七、前向きの話を聞いていれば、混乱しない。
不戯論(ふけろん)
八、無益な口論ほど、社会を乱すものはない。