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テーマ:教師・講師・先生(16)
カテゴリ:教育
とっても賢い生徒の場合、時間が余ってしまう事がある。
テキストが、易しすぎるのである。そんな時は、こんな遊びもした。 「これから、みんなで競争しよう。」 「『カン』と読める漢字を十分間にどれだけ書けるか」 「よーい、ドン」 私は、漢和辞書 持参である。 十分経った所で、何個書けたか、手を上げさせる。 「5個の人」・「6個の人」・・・という具合である。 一番多く書けた子供に、書けた漢字を全て黒板に書かせる。書けた漢字の「数」が点数である。 黒板には書かれていない字を書いている生徒もいる。 その子には、ボーナス得点1点追加である。 誰も書かなかった字を書いた子供は、ボーナス得点3点追加である総合得点で競うのである。 意外と、数は少なくてボーナス得点を稼いだ子供が優勝する。 (そのようにボーナス得点を上げるのだ) 優勝商品は、私のキスだったが、誰も欲しがらなかった。(笑) 黒板に字を書いた子供は、結果的に優勝できない悔しさで、更に勉強する。 ボーナス得点で優勝した子は、自信を取り戻す。 音読みの多い漢字なら何でも良い。 子供を飽きさせない(私と問題に注意を向けさせる)遊びである。 子供たちは、リベンジをしようと、より難しい漢字を覚えてくる。 「いつやるか」・「問題が何か」は、私の気分次第なので、事前に勉強しても無駄である。 「漢和辞典を身近にさせる」遊びである。 私は、余った二十分を消化できて一石二鳥である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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