2014/09/02(火)12:30
北京ダックのトラック移動販売
北京ダックは、高価な料理で知られている。
東京で注文すると、1羽から取った僅かな烤鴨皮は、1万円もする。
本場北京の全聚徳だって、値段は負けていない!
台北で、トラックで移動販売のダックを発見した。
丸一羽で、300元(約1000円)。
半身で、150元(約500円)。
販売のお兄ちゃんが、毎週水曜日に、近所の屋台街に、出店する。
場所代は要らない。
一晩(六時間ぐらい)、50羽ぐらい、楽に売れている。
利益率が高く、サラリーマンより、数倍の高収入になる。
フックに懸かったダックを選び、バーナーで皮を焼き、ナイフで皮をスライスして、紙皿に乗せる。
残った胴体は、長葱、大蒜、バジル(九層塔)のハープを加えて、強火で炒めて、ビニール袋に入れる。
持ち帰って、テークアウトの商品だ。
家で試食してみたら、皮は少し硬めだけど、香ばしさが有って、美味しい!
胴体の乱切りは、モヤシと一緒に炒めて、とても美味しい!
根菜類と鴨の骨を弱火で長時間に煮込むと、出汁の効いた旨いスープが出来た。
何で値段が安いのか?
お兄ちゃんが言うには、規格外だから。
大きな店は、1キロ以上のダックを好み、10人に供給するには、ワゴンに乗せて、テーブルに運んでくる。
それより小さい、片手で切れるダックは、驚くほどの安い値段で、下取りされる。
プチグルメ、月一度、楽しめたい。