貧乏旅人 アジアの星一番が行く 世界への旅

2010/02/10(水)12:18

世界最大の水力発電所 イタイプーダム

中南米(211)

2010年 2月 8日(日) 138日目(パラグアイ14日目) ネットで、サンパウロへの航空券を調べていたら、7000円もしない チケット発見。GOL航空の早立便、朝の6時出発です。 しかし、どうしても、「CPF」の欄に入力できず、その後の発券のページへ 進めません。 なんだ? CPFとは? どうも、パスポート番号で 良いようなのですが、入力しても、拒否されてしまうのですよねー。 で、ネットでも購入を諦め、旅行会社へ行く事にしました。 シウダー・デル・エステと言う、ブラジルとの国境の町です。 イグアス移住区に泊まっているので、ここは素通りになってしまう町です。 ついでに、町の見学と、時間があれば、世界最大の水力発電所と、 さらに時間があれば、パラグアイ側の滝、モンダウへも行こうとしました。 イグアス移住区から、シウダー・デル・エステへは、バスで1時間の 距離です。 ここが、シウダー・デル・エステの繁華街です。 旅行会社で、エアーチケットは買えました。TAM航空だと、320ドル。 GOL航空は、148ドル。ネットで調べた早朝割引は、この旅行社では、 扱ってないようです。 バスの2倍位の値段しますが、まぁ、いっか、と購入しました。 何が、まぁ、いっか、なのは、良く分かりませんが・・・。 昼食は、適当な食堂に入りました。 中国人らしき女将のいる食堂です。ちょっと中国語を話したら、 ペラペラっとしゃべられて焦りました。 台湾から移住してきたと言ってました。ここシウダー・デル・エステには 台湾からの移住者が多いと、福岡旅館のご主人も言ってました。 軽く、チャーハンで、昼食を済ますと、もう、午後1時半。 滝もダムも、両方見る時間はありません。滝は、今回の旅のハイライト、 イグアスの滝が待ってます。 迷わず、世界最大の水力発電所イタイプーダムへ行くことにしました。 しかし、ここのバスの乗り方、難しいです。聞きながら、聞きながら、歩きます。 この道路の向こう側は、ブラジルです。 ようやくバス乗り場を見つけ、且つ、ダム行きのバスに乗れました。 時間がないと、こう言う風に、バスで行くのは難しいですね。 20分位走っただったでしょうか? 予め運転手に伝えておいたので、 ここで降りろ、と言われます。 何にもないので、本当に、ここで良いのじゃろか? ちと、心配になりますが、少し歩くと、ありました。イタイプーダムへの入り口。 ここは、無料で、見学させてくれます。 受付に行くと、日本語の資料をくれて、見学の時間を教えてくれました。 1日4回、ガイド付き説明があるようで、15時が最終です。 丁度、良い時間に来ました。もう少し遅れたら、見られない所でした。 まずは、映画館のような会場で、映像を見せてくれます。30分くらいです。 映画が始まる頃、外は、土砂降りを超える台風のような雨が降り出しました。 東南アジアのように、熱帯特有のスコールであろう、30分もあれば、 止むよな、と高をくくっていたのです。 と、ところが、映画が終わっても、土砂降りの雨は、益々、強さを増して おります。それでも、現地見学は強行です。 大きな観光バスに乗せて貰い、ダムに向かいます。 来ました! すごい、水しぶきです! 強い風と、雨と、ダムの水しぶきで、あまり良く見えません。 それでも、その水量の凄さは、分かります。見てください! この水! 雨が強いので、5分も、そこには居られず、バスに戻ります。 そして、ダム周辺をずっと、案内してくれましたが、雨で、窓は曇り、 ほとんど見えません。 ダムの上に来ました。 水の流れ落ちる所が、辛うじて見えます。 このダムは、ブラジルとの共同事業で、建設され、発電量の半分づつ パラグアイと、ブラジルが使用権を持っているとの事です。 パラグアイは、その使用権利の半分しか使わないので、残りは ブラジルに売っているって事です。 しかし、電力料金は、高いらしいです。福岡旅館の女将さんが、 そのように言ってました。エアコンも、客室にあるだけで、家族の 部屋には、付けてないそうです。 だから、エアコンなしの部屋と、40000グアラニー(800円)ほど 高くても仕方ありませんね。 撮った写真では、ダムの全容が分からないでしょう。 展示場にあった、写真を転用させて貰います。 赤で矢印をつけた場所から、撮った写真が、上のものです。 この迫力のある、水力発電所。実際に来て、見て良かったです。 さすが、現在、世界一の水力発電所でした。 ほぉー、良かった、良かった、と事務所に戻りましたが、雨は 止みそうにありません。 困ったなー? バス3台に分乗して見学した人たちは、各々、自家用車や、ツアーバスで 引き上げました。、残ったのは、アジアの星一番だけです。 困ったなー? 展示室で、雨が止むまで待とうと、福岡旅館で借りた小説を読んでいました。 すると、午後5時頃、係員がやって来ました。 「タクシーを呼びましょうか?」、と。 お金ないから、タクシーは無理と、手真似で説明すると、代わりに英語の 話せる、女性の係員がやって来ました。 事情を説明しました。 41Kmのイグアス移住区へ帰りたい。但し、バスを2回、乗り換えねば ならないので、雨が止まないと、帰るのが難しい、と。 そしたら、メイン道路まで、送るので、そこから自力で帰って欲しいと 言います。どうも事務所を閉めるようで、僕が雨宿りしていると、迷惑 なんでしょう。 その親切に甘える事にしました。傘を買って、大型バスに乗り込みます。 送ってもらった、ガソリンスタンドで、濡れながら、バスを待ち、乗り換え、 乗換えで、ようやくイグアス移住区へ戻って来ましたが、その頃には、 雨が止んでいました。 7km地点から乗ったバスでは、ホテル内山田で一緒だった青年と 又、一緒になりました。バックパッカー、ほんと、狭い世界です。 

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