2017/05/10(水)12:47
サザンクロス街道を南下 アンツィラベへ
マダガスカル22日間の旅 4日目 5月9日(火)
本日より、国道7号線、別名サザンクロス街道、1000キロの道を
南下します。7日間掛けて、移動しますが、移動方法は、タクシーブルースです。
え? 大阪ブルース? 柳瀬ブルース? 違います。同じブルースですが。
このタクシーブルースは、BROUSSE
大阪ブルースは、BLUES
タクシーブルース、意味は分かりませんが、こんな車です。
乗り合い小型バスですね。
地球の歩き方では、危ないから乗るな、と書いてあります。
でも貧乏旅人は、乗りますね。だってタクシーをチャーターなんて出来ませんもの。
中は、こんな感じです。
4人掛け、5列=20人、それに助手席が二人。22人の客が乗れます。
この運賃も、交渉なのです。1.5万Arと運転手は言って来ました。
アジアの星一番は、1万Ar.
1.2万Arで、どうや! と言われましたが、1万Arを譲らず。
結果、粘って、1万Ar=360円で、手を打ちました。
ここの女性は、荷物を頭に乗せて運びます。
どっかでも、見たなー?
タクシーブルースは、満席になったので出発しました。
こんな、緑豊かな、丘の間を走って行きます。
道中、可愛らしい家も見えるのですよ。
この家の中に、家族団欒があるのだよなー、と心がほのぼのします。
座席は運よく、助手席に座らせてくれました。
そして、隣が、とても親切で可愛い、アンツィラベの女性なのですねー。真ん中のおっさん、何みてんの?
彼女、色々と話かけてくれますが、英語があまり上手でないのですね。
でも、一生懸命、話かけてくれるのです。嬉しいですねー。
とても優しい性格のようです。アンタナナリボで働いていますが、アンツィラベに
実家があるのです。
タクシーブルースの、ブルースの意味も聞きましたが、ブルースは
カントリーの意味だ、と言っていました。このブルースって、フランス語かなー?
英語には、このスペルないですものね。フランス語堪能な方、教えて下さい。
牛ものんびり、草を食んでいます。
こう言う景色を見ながら、走っていると、何と言うのでしょうか、心が浮き浮きと
して来ますねー。旅をしているのだなー、って。
隣の女性との一時のお付き合い、見知らぬ土地を眺めながら・・・。
好きだなー、こう言うの。 だから、旅に出るのでしょうね。
ツアーでは、味わえない旅なのですよ。
途中、休憩します。トイレ休憩ですね。
こんな食べ物も売りに来ます。美味しそうですよね?
お腹が空いていないので、買いませんでしたが。
牛車も歩いています。
自転車も、台車も、牛車も、車も、同じ道路を使っています。
段々畑です。土地は沢山あるように見えますが、土地が痩せているのか、
手が回らないのか、畑や田んぼにしていない所も多いです。
このHOTELYですが、ホテルかと思ったら、レストラン? 食堂?
のようなものらしいです。
3時間20分、ほのぼのした景色をみながら、女性と話しながら、
楽しい時間を過ごしましたが、アンツィラベに着きました。ここは、1500mの高地に位置する、マダガスカル、第3の都市だそうです。
リクシャーの運転手が、群がって来ます。
その前に、腹ごしらえ。屋台的な食堂へ入りました。
ここマダガスカル、英語が通じませんねー。アフリカ各国は、ほとんど
英語で苦労した事はなかったです。
しかしながら、ここマダガスカルは、元フランスの植民地。
フランス語が主なのですねー。
電卓で、値段を聞いて、頼みました。1500Ar=55円の昼食です。
安い! チェンマイより、安い!
このリクシャーの運転手に乗せて貰って、宿に行きました。
歩いても良いのですが、場所が分からないので、」止むを得ず、頼みました。
2000Ar=72円です。
宿の外観です。仲々、立派でしょう?
部屋は、ダブルルームです。ここアンツィラベには、ドミがありません。
それで、止む無く、一人ですが、ダブルを頼みました。
17ユーロなので、2100円位でしょうか?
トイレにシャワールームです。
貧乏旅人・アジアの星一番には、十分すぎる設備です。
荷物を置いて、早速、町へ繰り出しました。歩いて、30分少々、
1948年に完成したと言う、大聖堂に着きました。
首都アンタナナリボは、坂道の町。
ここアンツィラベは、平坦な町。
それで、自転車で引っ張る人力車(現地語では、ブスブスと言う)これを聞くと
そんなにブスばっかりいるのかい? と思っちゃいますな。さらに、人力夫が引っ張る
人力車、台車、などが多いです。
人力夫、走ります。早いですぞ。ここでマラソン選手が出るのでは? と思って
しまします。
ここがマーケット内の食堂です。狭くて、汚らしいです。
町の南方面にある、ラヌマフィア湖にやって来ました。
こんなゴミ捨て場のようなところでも、物売りが衣服を広げています。
道路の脇に、こんな食べ物を売っていました。
普通の日本人ならば、絶対にこのような所で食べないでしょうが、
アジアの星一番は貧乏旅人、普通の人と違いますから、食べました。
意外と、美味しかったですよ。1000Ar=36円です。
因みに昨夜食べた、中華料理屋の、豚肉生姜焼き定食です。
9000Ar=320円でしたが、日本の豚肉生姜焼きにそっくりで、
美味しかったです。
充実した、1日を過ごし、第4日目は、夕方となりました。