貧乏旅人 アジアの星一番が行く 世界への旅

2021/02/09(火)06:19

タイのお葬式  ~

チェンマイ(1551)

ミャンマー国境に近いタートンへ行って来ました。 タチレクまでも、地図で見ると近いですぞ。 何故行ったか? 実は、お葬式があったのです。タイでは、結婚式もお葬式も参列した 経験がありません。機会があれば見たいなと思っていました。 そしたら、たまたま、チェンマイの知り合いがお葬式に参列すると 言うし、車で行くと言うので、乗せて行って貰いました。 遠いですねー! タートンは。朝の暗いうち、6時半に出発し、着いたのは、 4時間半後の、11時でした。途中は、急な山坂の山道も通りました。 現地に着いた時には、お棺が山車の上の設置され、花で飾られていました。 これが、タイのお線香です。 まず、ここで、お線香を立てて、故人を忍び、お祈りします。 沢山の人たちが既に集まっております。庭にブルーシートの即席会場が あちこちに建てられております。 我々は、このテントの下に陣取りました。 しばらくしたら、昼食が出されました。チキンです。 スープです。一人一皿でなく、4人で一皿、スープは各人が持って 同じ皿から飲みます。コロナだったら完全に移りますな。 これは、カオニャオ(もち米)です。 これが、美味しいですね。チキンやスープと共に、このカオニャオを 食べます。 1個半も食べたら、夕食時にも腹が減らないほどでした。もち米ですから、 腹持ちが良いですね。 お祈りが始まるまでの時間、この種を食べながら待ちます。 昼食の終わった、12時頃には、お坊さんの座る席も準備され、 時間待ちです。 お坊さんがやって来ました。敷地のどこかで昼食は食べて来た 模様です。 お坊さんのお祈りが始まりました。マイクも準備されているので、 あちこちに設置された簡易建物にもお坊さんのお祈りが聞こえます。 25分ほど、お祈りは続いたでしょうか? 山車に乗せられたお棺は、多くの皆さんが引っ張って、火葬場へ 運ばれます。 火葬場に着きました。 お坊さんたちも、火葬場に移動しています。8名のお坊さんです。 死者送りの舞いでしょうか? 一人の男性が、化粧して踊ります。 槍を持って踊ったりもしていました。 その後は、山車の前で、皆さん記念撮影をしていました。 その後は、何かの草でしょうか? 懐紙のような物の上に乗せて、 一人一人、山車の前に作られたテーブルへ納めていました。 お棺が火葬の扉の前に運ばれました。 山車に飾ってあった花は全て火葬の所や入り口に飾られました。 そして、参列者全員が、この造花を持って一人一人、祭壇の上に 歩き、供えます。 親族御一同様は、両側に並び、参列者の方々に挨拶をしています。 造花のお供えは、男性右側、女性は左側に別れて並びました。 全ての儀式が完了し、参列者の方々も帰ります。 そして、見えにくいですが、仕掛け花火のようなものが燃やされました。 さらに、花火も打ち上げられました。 全て完了したのは、13時半位ですから、現地には、2時間半ほど 滞在したことになります。 参列者には、このような瓶が渡されました。 タイガーバームのような物のようです。お返しですね。 そんな訳で、タイのお葬式を初めて見ました。 同じ仏教だからでしょうか? 日本のお葬式に似ていますね。 日本なら焼香、タイはお供え物と、違いますが、他はほとんど 同じです。それから、花火も日本ではないですね。 朝、6時半に出発し、チェンマイに帰り着いたのは、18時半、 往復と、葬儀の参列で、12時間かかりました。

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