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2021.05.02
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カテゴリ:作家
あらすじ
悠介は、長野県安曇野の隣、池田町に産まれ、長野高校に進学した。高校の後輩である小平由樹枝と恋人関係になる。3年の夏休み、北海道無銭旅行を遂行。大学の推薦が決まった後、上高地へ出かけ二人は結ばれる。M大学に進学し、1年が過ぎた。春休み、希望大学に合格した由樹枝が東京に来て、短いが二人の充実した同棲生活を送った。しかし、そのわずか1週間後、飲み過ぎて記憶喪失し矢代美恵子と関係してしまった。何とか別れたい悠介であったが、美恵子は別れてくれない。数か月後、アパート代を出すとの約束でようやく別れてくれた。そして由樹枝との仲を戻すべく努力したが、完全に振られた。その後美恵子と変則的な付き合いを始めた。



写真はネットより借用

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「わたしね・・・」
「何?」
愛し合った後、息を整えながら美恵子が何かを言おうとした。
「わたし、悠介の事を忘れられなくなりそう。」
「・・・」
「だって、凄いんだもの、それに悠介のは大きい。入れられたら一杯一杯って感じ。奥まで届いている感じがするし・・・」
「そう? 自分では分からないよ。」
美恵子が言うには今まで4人の男と関係したそうである。しかし、悠介の逸物は他の男と比べ物にならないほど大きいと言う。その大きいのが入ってくると、腰の奥から快感が湧いてくると言うのである。それをいつも経験しているから、他の男では満足出来なくなるのではないかと美恵子は言う。

「わたし、もう悠介しか感じられなくなっていると思う。どうする?」
「どうするって言われてもなー。ずっと今の関係は続けられないだろう?」
「そうね、わたしも結婚して子供を産みたいし。」
「そうだよ、女は結婚して子供を産むのが一番いい。」
「わたしと結婚することは、あり得ない?」
「う~ん、悪いけど考えたことはない。」
「そうだよね、そう言うこと考えない前提で付き合っているんだからね。そんな事聞いたら、約束違反だよね。」
美恵子は悠介の胸に顔を埋めて来た。悠介も背中に手を回し力を込めた。まるで心から愛し合っている男女の行為である。

美恵子との付き合いは、同棲時代から含めて1年になる。付き合っても見て悪い女性でないことは分かっている。料理も研究して作ってくれるし、何より、その後、一度も揉め事はないし喧嘩した事もない。我儘も言わない。お金に関しても慎ましい生活で派手さは全くない。身体の相性も良い。悠介が誘って断られた事がない。愛撫をすればすぐに濡れる。悠介の心の安定に美恵子は多いに役立っているのである。しかし結婚の約束は出来ないと悠介は思う。まだ大学3年になったばかりである。あと2年勉強せねばならない。バイト生活してみて、何とかお金を稼ぎ暮らせる自信はあるが、一生の仕事は別である。やはり大学を卒業し、就職して安定した収入を得て自信がつくまで結婚はしたくない。そうすると、その時期はまだまだ先である。そんな先の事まで約束は出来ない。

今の関係がずっと続き、その時期になっても今の気持ちが変わらねば結婚しても良いかな、とその程度は思う。しかし口に出してそれを言えば、約束になってしまい、美恵子に期待を持たせてしまう。だから何も言えないのである。不思議なのは由樹枝が他の男と関係したとしたら絶対に許せないと思う。別れた今でもそうである。だが美恵子は既に4人の男と関係していると告白している。なのに許せるとか、許せないとか思わないのである。その違いが愛情の深さと関係しているのであろうか? 悠介は自分の心でありながら、自分自身を不思議に眺めているのであった。

5月、悠介は美恵子にリクルートスーツをプレゼントする事にした。美恵子はよそ行きの洋服をほとんど持っていなかった。学生が気楽に着る普段着ばかりである。就職の面接に行くのに、少しは面接者らしい服装にしなければならないと悠介は考えたのである。
「洋服を一着、プレゼントするよ。今度学校が終わった帰りに買いに行こう。」
「え? どうして? わたし、服なんて欲しくないよ。」
「面接試験するのに、一着は必要だろう?」
「わたし、普段着ている服で行こうとしていたの。」
「それも目立って良いかも知れないけど、よそ行きを一着持っていても悪くないだろう?」
「本当に? 申し訳ないなー。悠介には世話になりっぱなしよ。」
「いやいや、身体の関係では、俺が世話になりっぱなしさ。もしお金出してしに行ったら凄い金になっているよ。」
「それは、お互い様って前も確認したでしょう? 私だってとっても気持ち良いし、それで満足して勉強にも集中出来るって。」
「とにかく、買ってあげるから、いつ行く?」

思い立ったら吉日、翌々日、授業が終わってから連れだって新宿に向かった。
「二人で出かけるって初めてね?」
「そうだった? 何時も会っているから何度も出かけていると思った。そうだなー? 初めてかなー?」
「初めてよ。だって恋人でもないし、デートした事ないでしょう?」
「でも、友達だって一緒に出かけるよ。」
そんな話をしていたら、新宿に着いた。悠介はどこで買うか分からないが百貨店なら何でも買えるようだから京王百貨店に行こうと美恵子に言った。

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Last updated  2021.05.02 11:46:17
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Re:チェンマイに佇む男達 寺本悠介の場合 第118回 ~(05/02)   ご隠居 さん
なるほど、そうした割り切った仲にも、男としての愛もあるんですね。

でも、女好きの気持ちには変わりありません。それがまた、ややこしくなるんですね。アルコールならぬ、女依存症ですね。 (2021.05.02 19:49:18)

Re[1]:チェンマイに佇む男達 寺本悠介の場合 第118回 ~(05/02)   アジアの星一番Ver4 さん
ご隠居さんへ

男と女の友情もあって良いかと思い書いてますが、やっぱり、愛が
入ってしまうのではないかとも思ってしまいます。

特に女性の場合、身体の関係があると割り切れないのではないかと。

(2021.05.03 07:51:28)


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