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テーマ:湯治(36)
カテゴリ:世界への旅
「旅のひと時シリーズ」下記の通り、過去に4回アップしました。
1.イースター島 大晦日ご招待 2.パカヤ山 グアテマラ 3.新世界の七不思議 4.ホンジュラス コパン・ルイナスの温泉 今回は、その5回目としまして、ペルーのユーラ温泉をご紹介します。 ペルーを旅した時の事です。マチュピチュへ行くのですが、高山病の 予防として高度を馴らす為、高度2300mのアレキパ辺りで1週間ほど 過ごそうと滞在した時でした。 この辺りに温泉があるので、出かけた1日を再現してみます。 ============================== アレキパの町を歩いていて、気が付いたのですが、ここの町には、 デブがいません! (少しはいますが、少ないです!) 驚きです。メキシコ入りしてから、デブおばあさんに、デブおばさんと、 デブお姉さんを見慣れてきたので、病気なんか? と心配になって来ます。 スラリ、って言うのではなく、まぁ、肉感的ですが、仲々、よろしいですな。 これなら、下腹見せシャツでも、半ケツもありって感じです。 しかし、どこから、デブがいなくなったのでしょう? リマはどうだったかなー? えーーっと、思い出せません。 少なくとも、中米までは、デブ盛りであったと、記憶しております。 で、その肉感的な肢体を見る為に、温泉へ行くことにしました。 こちらは、混浴なんですなー! (おほほ) ユーラ温泉と言うのが、ここアレキパからバスで1時間位の所にあるのです。 宿で聞いても、バスはどこから出るか知らないと言います。 旅行代理店へ行って聞いたら、ツアーで20ドルだと言います。 んな、アホな! 高すぎじゃ! 絶対バスがあるはずじゃ、と町の人に片っ端から聞きました。 どうも、町の南の方に、乗り場があるらしいです。 一番、正確に分かるのは、適当なバスを止めて、「ユーラ!」と言うのです。 すると、「あっち」、だとか、「向こう!」、だとか教えてくれます。 コレクティーボと呼ばれる、ユーラ行きバスを、難なく見つけて乗りました。 居眠りしていたら、ほんとに、1時間で着きました。 どこが、温泉じゃ? と外見からは、全く分からない建物です。 この建物の、向こう側に、ちっちゃな、共同浴場的な温泉があるのです。 入り口のドアを開けて、脱衣所で脱いで、さらにドアを開けると? おー! 居ました、居ました、肉感的女性陣! はい、はい! そこの人、もっと良く、写真撮らせて頂戴な! と、カメラを向けたら、恥ずかしいのか、温泉に潜ってしまいました。 周りを見渡せば、おばあちゃんばっかりですな。 これは、湯治場でしょう。観光客らしき人たちは、全く見当たりません。 しかも、デブばっかりですぞ! 町で見かけた、デブでない肉感的な女性は、どこにいるのでしょう? か? アジアの星一番も、入って見ました。 ぬるい! ぬるい! ぬるい! しかも、これは、相当ぬるい。温泉とは言い難い。鉱泉ですかな? まぁ、日本の温泉の定義でも、25℃以下であっても、成分が適合すれば、 温泉と言うらしいから、細かいことは気にせずはいっていました。 温泉と言う場所は、人種を超えて、心を開くものなのか、スペイン語など、 全く分からない、このアジアの星一番に、気さくに声をかけて来ます。 それは、裸の付き合い、すぐに友達になりました。 今度は、写真を撮らせてくれました。 アジアの星一番さんも、気持ち良さそうですねー! 首から上がやけてます。 風呂が写真の通り、4つあります。 順番に移動して入れ、と言われて、温度が違うのかな? と思いましたが、 どれも同じようにぬるいです。 ぬるいので、皆さん、首まで浸って、ずーーーーっと入ってます。 手はふやけますが、湯あたりとかしないでしょう。 ユーラ温泉だけに、ユーラ、ユーラと揺れながら、僕も、1時間半ほど、ずっと、 湯に浸っていました。 湯がぬるいので、寒い位です。1時間半のうち、トイレへ2回も行きました。 冷えます。温泉に入って冷えます、ってどう言うこっちゃ? ホンジュラスの、コパン遺跡から行った温泉とは、どえらい違いです。 コパンの温泉は、山の中で、丁度いい湯加減の温度から、冷えたものまであり、 湯の滝などもあって、贅沢すぎる感じでした。 ここは、贅沢な感じはしません。湯治場ですね。 こう言う温泉も、悪くはないです。が、もうちょっと、温度が高いと言いのですが・・・。 外へ出て、暫くの間、太陽の下で、身体を温めました。 そして、どこがバス乗り場か分からないんで、取り合えず、道路を歩きました。 この谷の底のような所に、先ほど入った温泉があります。 わずかな草を、牛がキレイに、削ぎ取るように食べています。 牛なんて、滅多に見ませんよ、この辺り。 この山が、ミスティ山です。アレキパとは、見る方向が違うので、別の 山のようです。 コレクティーボ(バス)が来たので、手を上げて乗りました。 どこでも、止まってくれるので、有り難いですね。 バス代が、片道、1.70ソルで、往復、3.40ソル。 入湯料が、5ソルで、合計、8.40ソル。280円ほどで、温泉を楽しめました。 元々、高山病予防で、ここに滞在しているので、最高の湯治でしょう。 温泉で、心も豊かになったので、安食堂だけでなく、ちょいと洒落た レストランで、食べて見ましたぞ。 ロコト・レジョーノです。 左側のトマト見たいのが、トマトでなく、赤唐辛子なのです。 この中に、肉が入っています。 白っぽいのは、チーズと何かを混ぜたような奴で、中にポテトが 入ってます。分かりやすく、切って見ました。 ピリ辛味で、おいしいです。 チーズも、何味って言うのかな? チーズだけでない味付けがしてあります。 おいしかったですが、量が不足ですね。昼食にも、夕食にも。 たまには、こう言うのも、食べながら旅しましょう。 せっかく、異国に来ているのですから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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