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カテゴリ:作家
これは、中国、杭州市の肖山にて働いている、とある日本人が、中国語も 話せないのに、無謀にも、現地ツアーに参加した記録である。行先は、 世界遺産での黄山である。 西海に来た。断崖絶壁の、その壁であるが角度、45度もあろうかと 言う、石段が、その絶壁に作られていた。右側は絶壁、左手は谷、 手摺などない。落ちたら命はないだろう。 そこを降りるのであるが、疲れた足はガクガク、加えて高所恐怖症故 さらに足腰はガクガク、急坂をいざりながら降りて行った。最後まで 行けず、這いつくばって広場まで戻る。暫く休んだが、次は何百段か 分からない急階段を登らねばならない。 ![]() 写真はネットより借用 ================================ 第15回 2026年6月25日(木) 登ってみると、足がもうガクカクし出した。握る手に力が入った。 登りきった石段の大きな岩は、崖だったのである。転げ落ちたら天国行き 間違いなしの、崖である。急な崖ではないが、その神々しい岩が乗っている 前から、平坦ではなく、少しずつ、下り角度がついている。 4~5メートル先は、もう断崖絶壁である。高所の恐怖が襲って来た。 後ずさりを始めたが、2番美人が手を握っているので、少し動いただけで あった。祈る場所は、神々しい岩の真ん中辺りであると言う。 石段を登りきった所から、5~6メートル先だ。 「もういい、祈らなくてもいい。」、と言ったが、1番美人と、2番美人は 「ノープロブレム!」、とNOVAのおばさん見たいに言っている。(古いか?) 崖の方は見ないようにして、2番美人の手に引かれて、少しずつ、少しずつ、 祈る場所へ移動する。もう1センチ、1センチ、と言った感じの移動だ。 1番美人が、面倒になったのか、崖の方へ1~2メートル移動し、又々、 「ノープロブレム!」、と言った。 そちらを見たら、人ごとながら、「危ない!」、と思ってしまい、高所の恐怖に 耐え切れず、2番美人の腰に、抱きついてしまった。 彼女の腰に顔を埋めながら、こんな岩があったなー、と、ミャンマーへ 行った時の事を、思い出しました。 神々しく、落ちそうで落ちない不思議な岩があったのです。 あの時も、超多忙な毎日の中で、ぽっかりと予定の空いた数日間が出来て、 思いつきで、ミャンマーへ行ったのであります。 ヤンゴンの飛行場に着いてから、どこへ行くかの前に、取り合えずヤンゴン のどこに泊まるか決めねばならない。そして、それからどこへ行くか考えた。 個人が経営している旅行社で話を聞くと、マンダレーや、バガンなど、 北方面に遺跡などあり、そちら方面が良いらしい事は分かった。しかし 遠い。1泊では無理なようだ。ヤンゴンに1泊して、そしてもう1泊しか 出来ない。止むを得ず、1泊で十分に帰って来れると言う、西方面、タイ 国境に近い方へ行く事とした。 それが、チャイティヨーと言う所であった。 翌日、朝8時頃、小型バスに客は我ひとり。運転手とガイドの3人で ヤンゴンを出発。チャイティヨーは、ヤンゴンから180キロと言うから 余裕の1泊であると高を括って出かけたのである。しかし、道路が悪路 であり、スピードは出せない。昼飯を運転手にもガイドにもご馳走したり、 立小便したりしながらも、ゆったりと目的地に向かった。 あ、そうだ、これも思い出したが、ミャンマー人の男は立小便をしない。 女性のように座って小便をする。小型バスを止めて、運転手が外に出て、 道端に座っているので、何をしているんじゃ! と思っていた。 立ち上がった後に、小さな水溜りが出来ていたので、座り小便をしたのが 分かった。 男も腰巻のようなスカートのようなものを、腰に巻いている。ロンジーと 言う代物らしい。珍し物好きなので、途中、ロンジーと言う腰巻のような 民族衣装を、必要もないのに、5人前も購入したりしながら、午後2時 頃、ようやく目的地に着いた。 と思ったら、そこから4~5時間歩いた、山の上に、その目的地はあると 言うのだ。「な、なに~!」、と思ったものだ。それでは、宿に着くのが夕方も 過ぎて、暗くなってしまうではないか! と。 でも、そこまで行って目的地に行かないのは、黄山の麓まで来て、黄山へ 登らないのと同じである。 意を決して登ることにした。強力が必要と言う。しかし、1泊だから 荷物など何もない。常夏ゆえ、Tシャツに短パン、そしてぞうりを履いて 来た。着替えのパンツと購入したロンジー位しか持っていない。それでも、 案内がいないと迷った時に困ると思い、一人頼むと、何と3人も付いて来た。 ぞうりでは、山を登れそうもないので、安物の運動靴を買う。雨も振り そうなので、傘も買う。 一人が我のナップザックを持ち、一人が傘を持ったら、もう一人は何も 持つものがない。何の為の強力か? と思うが、付いてくるから仕方ない。 一人分しか払わないぞ! と何度も念を押したものであった。 強力と言っても、3人の内、一番年上でも、15から16歳位、一番年下は、 小学生か、たぶん中学に入ったばかり程度の年齢である。 ================================== お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026.06.25 13:46:44
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