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 ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

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2018年07月20日
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おはようございます、
紙太材木店の田原です。

北海道に来ています。
南幌町みどり野
きた住まいるヴィレッジ
というところです。

北海道建設部住宅課が呼び掛けて
道内の設計事務所と工務店がコラボして6棟の住宅が建てました。
簡単に言うと道が音頭をとっている建売住宅です。

北海道は開拓初期から
過酷な気候に対応する住宅を考える必要があり
全国の自治体の中ではほとんど見られませんが
「地域の家づくり」に緊密に関与してきました。
今現在でもその住宅施策は引き継がれ
住宅性能についての経験と知見は全国の自治体の中ではトップです。

そのような施策が行われてきましたから
一般住宅の基本的な性能では
「室内の暖かさ」についてもユーザーである住まい手は考えなくてもよい状態です。
つまり燃費の事を考えなくても「家は暖かいのが当たり前」というのが
一般消費者に浸透しているということです。

ですから
上記の住宅の性能値の平均は
Ua値は0.23、C値は0.35となっています。

今回の工務店と建築家とのコラボは
一般消費者にとって「性能は当たり前の時代」の次に求めるのはデザインということを
先取りしたものです。
高性能(性能の低い地域から見れば)な家が常識の地域では
性能の比較は無意味というわけです。

それほど遠くない将来、東海地方でもそのようになると思われますが
北海道と大きく違うのは
建築家や設計事務所のレベルです。
北海道では多くの設計事務所が断熱や気密、換気についての知見を持っていますし
数多くの経験もしてきていますから
高性能な家を建てる工務店と性能について対等に話ができますが
東海地方ではそのような設計事務所を私は知りません。
高性能な家(上記レベル)はほぼ100%工務店主導で建てられています。
設計事務所ではいままでそのような家を建てる機会がなかったわけですから
それは仕方がありませんが
経験や知見を積むのにはまだ相当な時間がかかると思われます。

さて、今回の訪問では
6棟それぞれの建物を設計した建築家の方から
建物内をそれぞれ案内して設計趣旨や意図を解説していただきましたが
換気装置については驚いたことがあります。

どの建物にも第一種の熱交換換気装置が付いていません。
内地では第一種の全熱交換の換気装置が流行りですが
既に北海道ではその先を行っているんですね。

どんどん変化している、進化していると感じました。

第一種の換気装置の問題は内地ではそれほど認識されていませんが
北海道ではそれが意識されているからと思われます。

上の写真の北海道科学大学の福島先生も
懇親会の冒頭の挨拶で
完璧な換気装置なんてないんだよ。と言われてましたが
北海道に学ぶことはまだまだ多くあります。

この換気に付いてはいつか取りまとめて書いてみたいと思います。








Last updated  2018年07月20日 07時32分06秒
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