10年を過ぎるとかかってくる住まいのメンテナンス費用
おはようございます、紙太材木店の田原です。今日の午前中は、月に一度の会議と事務所の清掃&メンテナンスの日。駐車場に敷いてある枕木が傷んできていて交換しなければなりませんし、薪ストーブの煙突掃除とか(事務所とシュールームで2台)ショールームの外壁の汚れ、傷んできたデッキの床の張替えケヤキの落ち葉や小枝を集めて処分・・・雨が降るのかどうなのか気になります。日本の一般の家庭特に注文住宅を建てて方には、住まいのメンテナンス費用あるいは修繕積立金を積み立てておくという習慣がほとんどありません。マンションなどではある意味義務であり、強制的に徴収されます。個人の住まいである住宅ではそれがありません。どちらかと言えばメンテナンスは、建てたHMや工務店の責任と思っておられる節があります。でも不具合の保証期間は、構造や雨漏れなどの主要構造部でも最長10年です。保証期間の延長にはHM所定のメンテナンス(有償)をする必要があります。使っていないバルコニーでもその防水工事も必須、設備機器例えばエアコン、給湯機、食洗機、トイレあるいは換気装置の不具合は大体が10年を越えてから発生します。しかも10年を越えるとなぜだか立て続けに起こる不思議さ。小学生だったお子さんも高校や大学などで、教育費用がもっともかかる時期になります。設備機器は、生活の不便さに直結しますから補修しない訳にはいきません。お子さんたちが就職すれば一安心ですが建てて20年を越える頃には、外壁や屋根の汚れが気になる玄関のタイルが浮いて剝がれているまたエアコンが壊れた冷蔵庫もコンロも壁のクロスも汚れてきたから張り替えたい洗面室のクッションフロアも剥がれてきている・・・様々な住まいの不具合の我慢の限界は30年ほど。30年目にまとめて数百万かけてメンテナンスするにしても、やはり毎月の積立は必須。マンション修繕積立金は平均¥13000/月ほど年間156.000円で30年で468万注文住宅で一戸建ての家を建てた方も、それくらいかかると思っていいのではないでしょうか。言うまでもありませんが、10年過ぎれば設備機器の不具合や外壁や屋根の汚れクロスや床の剥がれ建具の不具合バルコニーの防水などは保証の対象外ですからお忘れなく。紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから