どうする?
おはようございます、紙太材木店の田原です。今日も雨、筍が・・・週末から一気に5月の連休と言う方もおられるとか。住宅業界では流石に9連休は聞いたことがありませんが、行列のできる工務店ならひょっとしてあるかもしれません。紙太材木店では暦通りのお休みです。事前の連絡があれば、休み中でもオープンするスタイル。実際既に何件か打合せが入ってます。先日KKBの勉強会がZOOMであったのですが資材がまだ上がりそうだとか金利が穏やかに上昇局面とかそろそろ家をとお考えの方にとっては気になる話が入ってきます。実際住宅価格の上昇はコロナ前と比べて全国平均で30%ほどですが、東海地方だけ20%程度とか。消費者が全国一値段にシビアな地域と言われている東海地方ですが、あと10%の上昇もある程度織り込んでおく必要がありそうです。さて、過去20年以上低金利な時代でした。これから家を建てようとする方の両親の住宅ローンの金利はどんどん下がっていって0.数パーセントの時代でしたが、これからは徐々に上昇していくことが予想されます。もちろん、一気に上がることはありませんからどちらかと言えばソロソロと様子を見ながら少しずつ小出しにとなるでしょう。ただ、ローンを借りる期間は30年以上になりますから、変動か固定かに始まり銀行間でも差が出てきますから検討の仕方のイロハも知っておく必要があります。同時に、新たに土地を購入して家を建てるとなると実家の家の終活も考える必要があります。夫婦の実家ですから2軒分の家の終活です。中にはそのまた両親の実家つまり、お祖父さんの家の終活と言う方も…何とか全て両親がやってくれると考えられる方はいいのですが、低成長で人口減の時代。易々と処分できる好立地な家以外、難しいのはお分かりかと。そもそもお祖父さんの家がいまだにあるということはお父さんが処分しようにも容易にできなかったからと考えられます。立地も悪い、耐震性も悪い、寒い、暑い・・・昨年から相続した土地に関しては国庫返納もできますが更地が条件。家が建っていれば、解体費用は自腹でする必要があります。国や自治体は空き家対策に頭を痛めてますから順次対策を進めてます。手始めは相続登記の義務化。未登記には10万円以下の過料。加えてこれは過去の相続にも適用されますから紙太材木店でもここ2か月の間に、過去の建物の建築証明や滅失証明の依頼が土地家屋調査士や登記事務所から来ています。子供や孫の手を煩わしたり、迷惑はかけられないと準備されている方もおられますが、親子の間でも相続や登記は重い事柄でコミニケーションは不足がちになります。住宅ローンの上昇やインフレ人口減や空き家対策更には法改正や相続と言った両親の時代には考えられなかった時代の流れの中で、土地を買って家を建てるこの20年30年、日本は大きく変わりましたし2050年は温室効果ガスゼロのカーボンニュートラルの時代ですから、これからの20年はもっと大きく変わっていくと思われます。そんな時代の中での家づくりはいろんなものを持っている人ほど慎重に考える必要がありますし、それぞれの専門家に相談するメリットがあります。紙太材木店では5月11日にセミナーを開催します。単なるFPの資金計画ではなく上記の事を踏まえた内容になっていますので新築を検討中であれやこれやでどうする?な方ご興味のある方は【こちらからご予約下さい。】