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カテゴリ:住宅医 ぎふ木造塾
おはようございます、
紙太材木店の田原です。 先日のぎふ木造塾 講師は中村好文さん。 建築家にご縁のない一般の方も その著書を読んでおられる方が多いとおもいます。 恐らく現役の建築家の中では その本が最も売れてる一人にというより ダントツに一位でしょう。 といって専門的な難しい本ではなく 建築や家作の楽しい本で 一般の方が読んでも楽しめるものです。 今をときめく小泉誠さんが 教え子であったことも初めて知りましたし 以前本で紹介されていた 北海道のパン屋さんの家は改めて 「パン屋の手紙: 往復書簡でたどる設計依頼から建物完成まで」 として出版されているようです。 中村さんといえば 数年先まで設計の仕事が入っていて 超人気の住宅建築家ですから その設計料もそれなりのもの 普通の方が中村さんに設計を依頼する場合 中村さんの心に触れる何かがなければ難しい様ですが 新しく出版された、この往復諸欄を読んでいただくと 設計を引き受けていただくヒントがあるかもしれません(笑) 3時間を越える長丁場の講義で、 ご本人も3時間越えは初めて 普通は2時間なので 最後は歌を歌うかと覚悟していた皆をと笑わせていましたが スライドに写っていたご自宅の階段下の椅子が(著書の住宅読本にもあります) 以前ご紹介したシェーカーの椅子であるとか (ご本人に確認しました、今週大阪のシェーカージャパンに行くとか) パン屋さんの設計料は半額パンでもらっているなど (話してよかったのかな?) お人柄も想像されていた通りの方でした。 設計者としてクライアントと接する姿勢については 改めて私自身も考えさせられる内容で とても充実した時間を過ごす事ができました。 御年65歳ですが これからもますます活躍されることと思います。 設計の才能は及ばなくても せめて中村さんの10分の1の文才があればと 最近痛感しております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2018年03月21日 22時40分46秒
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