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カテゴリ:本の紹介
おはようございます、
紙太材木店の田原です。 「住宅建築家 三人三様の流儀」 という本がエクスナレッジ出ました。 中村好文、竹原義二、伊礼智という 今をときめく住宅建築家の三人 三人とも大阪のMOKスクールで昨年、一昨年の講師で来られて 懇親会のあとの二次会まで 皆さんお付き合いされました。 共通してるのは三人ともよく飲んで話す(^_^) 話も面白い。 竹原さんなどは 話し足りないのか 事務所が近いからこれから事務所に行こうとなって 夜中の12時過ぎに大人数で訪問なんてこともありました。 本の値段は2000円近く ちょっと高いかなんて不謹慎なことを考えながら アマゾンでポチッとしたのですが これが大正解 手に取ってパラパラとめくっただけで 見に飛び込んできたのが 日射遮蔽のガラリ戸 粟野の家使ったのがこのガラリ戸 ![]() デザイン性も良くてお気に入りなんですが 価格との相談もあるわけで いつもいつも使えるわけではありません。 住宅の性能に比例して 高性能になればなるほど 冬場を除いた南面の日射遮蔽は必須項目 昨夜のビフォアアフターに出ていた匠 松永務さんも以前、ご紹介しましたが 自宅件事務所の窓には がっちりガラリ戸が付いています。 もう少し価格が抑えられて デザイン的にも満足できるのはないかな、 通風も確保しなければならないし・・ などと常々考えていたら 竹原さんのページにありました(^_^) 15Pです。 これで少々高い本代が回収できました。 どんなものか知りたい方は 本を購入! 本文の中で中村さんが 建築家双六 (住宅からコンクリート、鉄骨、公共建築、ビル、国家的プロジェクトで上がり) の最初の住宅のところを何十年もうろうろしている。 伊礼さんも、双六に乗りたい人は住宅を実験台のように考えている。 などと言いたい放題の対談集 一般の方はあまりご存知ありませんが、 実は建築業界では住宅建築家は異端 木造建築なんて という感覚がかな~りあります(^_^) 大学の授業でも木造建築なんてほとんど習いません。 (変わり者とみなされる教授がいるところぐらい) ですから建築士でも木造知らないなんて人は五万といるわけです。 脇道の王道を走っている(竹原さん) 三人の本ですので 住宅関係者だけでなく 一般の方が読んでも楽しめます。 紙太材木店今年最初の推薦本です。 ![]() 伊礼さんのFBより拝借 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年03月21日 19時29分01秒
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