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 ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

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2017年04月03日
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おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝は1.5度の美濃地方です。

さて、3月31日に国のZEHの広報が読売新聞に出ました。
美濃地方では読売はあまり一般的ではありませんから
まだご覧になってない方もいると思います。
資源エネルギー庁の広報でこの欄の上段では
関係する諸機関のインタビューも添えられています。

エコワークス 小山さんのFBより

今までは実務者
つまり、工務店や設計事務所、HM、建売不動産業者と言った
住宅事業者向けのZEH広報でしたが
今回を皮切りに一般国民向けのZEH広報が始まります。
今後、住宅の新築予定者だけでなく一般の方も
折に触れ目にすることになります。

それに合わせ様々な工務店やHM、設計事務所が
同じような広報活動をすることになります。

こちらは新住協、中部東海支部の支部長の金子さんの広告


中日新聞で3月31日に出てましたから
ご記憶の方もいると思います。

さて、ZEH(ゼッチといいます)
このブログでも何度も取り上げてますが
簡単に言うと
太陽光パネルを屋根に載せて
家で使うエネルギーを見かけ上ゼロにしようとするもの

今なら、太陽光パネル載せるんなら補助金出しますよ、
太陽光パネルで発電した電気を高額で買取りますよ、
今だけだけど。

ということで
人の目の前に補助金と高額買取というニンジンをぶらさげて
何とかそちらに誘導したいという国の思惑があります。
なぜそうしたいのかというと
パリ議定書に基づいて二酸化炭素の排出量を減らしたいからで
家庭で使うエネルギーの多くは電気
その電気は石炭やガスを燃やす=(二酸化炭素がでる)ことにより得られているので
家庭で使うエネルギーを減らす=二酸化炭素も減るという論理です。
まあそれはそれで大切なことなので尊重しなければなりません。

さて
このZEHで留意しなければならないことがあります。
それは
「断熱」というその家に暮らす人を、その家が存在する限り永続的に夏の暑さや、冬の寒さから防いでくれる基本的な機能
「高効率な設備機器」という機器の効率化によって消費エネルギーを減らす機能
「自然エネルギーの利用」という太陽光パネルに代表される機器の設置
この三つ組み合わせてZEHにするのですが

問題はこの順序

欧米や日本でもエコハウスの専門家の間では常識ですが
順番は
1.断熱
2.高効率な設備機器
3.自然エネルギーの利用(太陽光パネルの設置)

この順番がとても大切で
三つをバランス良く均等にというのはありませんが
日本ではこの三つが混在してます。

おそらく住宅の存在期間の認識の違いがそうさせるのだと思いますが
欧米では住宅は社会資産で一度建てれば60年や70年、100年は使われる
というのが社会全般の共通した認識ですが
日本では住宅は個人の持ち物だから
煮て食おうと焼いて食おうと
どんな家に住もうが私の勝手
自分が生きている間にそこそこ住めればOKという認識
考える時間軸の長さがちがってます。

今までの日本の住宅は確かに安かろう悪かろう
雨さえ漏れなければ住めるという感覚で作られてきたかもしれません
そんな家に住んできて
世代が替わるたびに新築を建ててきましたが
今の住宅は耐震性やデザインも考慮されてますから
100年ぐらいは十分もちます。

限られた予算を
「断熱」「高効率な設備機器」「パネル」で分けてしまうと
第一に必要な、つまりその家が存在している限り
永続的にただで働いてくれる「断熱」に配分される予算が削られることを意味します。
「高効率な設備機器」で10年から15年程度
「パネル」で30年が交換の目安

30年後に今の日本の断熱性の基準が通用することはないとみていいでしょう。
今の住宅は100年は持ちますから
個人の資産であると同時に社会の資産でもあります。
パネルから得られる利益は短い期間であなたしか得られませんが
断熱はその家が続く限り何代にもわたって恩恵を与えてくれます。

人口が減って家が余る時代にこれからどんな家を建てるのか
打ち捨てられた家が目につく昨今
住宅人としても考える必要があります。

断熱について参考になるのはHeat20
西方さんは既にG3 G4も検討中のようです。




製作中のガラリ雨戸



設置されたガラリ雨戸
 

粟野の家 Q値0.85 Ua値0.32 C値0.28






Last updated  2017年04月03日 15時05分58秒
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